すごく良かった。あいかわらず現代の問題を題材にしてるのにありがちな同情と説教の方向に流れず登場人物が懸命に選択して行動していくという津村さんの描き方がとても好き。鳥好きでもあるのでネネの姿が目に浮かび、とてもかわいい。

よかった。二転三転するとはこういうことだな、という。最初のほう、すっかりだまされてた。登場人物が少ないので、残りのページ数考えると、この人が犯人じゃないならあいつか？それとも、もうひとひねりで、一周してやっぱりこの人とか？と思って読んでたので犯人の正体に意外性はなかったが、とても楽しんで読めた。映画のほうのラストだったら良かったのに、悔しいなと思いつつ、それが現実、っていう終わり方もよかった。

すごく良かった。あいかわらず現代の問題を題材にしてるのにありがちな同情と説教の方向に流れず登場人物が懸命に選択して行動していくという津村さんの描き方がとても好き。鳥好きでもあるのでネネの姿が目に浮かび、とてもかわいい。

シリーズ化前提なんだと思う。うやむやに終わる。それにしてもひどいのは、なにしろ何一つわからないまま。勝手に主人公だけスッキリした気分にならないでほしい。

とても面白かった。

概ね意味不明。それでも強いて好みを言うなら、プラスチックの島のやつと、ネット環境とは無縁の村と菌の話。

旦那さんが少女漫画に出てくる男子のようで、おとぎ話のよう。外見ではなく内面を見てくれる男に弱いので泣けたけど。

嫌な気持ちになった。なんでだろう。悪いことしたんだから当然の報いと思えないのはなんでなんだろうな。

自分を投影しているせいか兄さん子供に厳しすぎ。チューさんが、なぜ子供たちを追い出したのか、わりと早めに読者には明かされちゃってびっくり。もっと後になって明かした方がよかったと思う。

失礼ながらはじめてなん者丸かっこいい、すごい、と思いました。

少し派手目な術も使えるようになってきて楽しい。