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2024年8月の読書メーターまとめ

ふっすん
読んだ本
4
読んだページ
1532ページ
感想・レビュー
3
ナイス
45ナイス

2024年8月に読んだ本
4

2024年8月のお気に入られ登録
1

  • むらむら

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ふっすん
今なお残るアメリカでの黒人差別に加えてLGBT差別を扱った犯罪小説。キリスト教では同性愛を認めておらず罪人と見做すので、キリスト教が根付いている文化では表向きは多様性(LGBT)を認める流れになりつつも、実際の生活圏ではLGBTに対しての嫌悪、嘲笑、暴力をふるってもよい(なぜなら罪人だから)との意識がまだまだ強い。どんな形であれ愛は愛だ。LGBTの息子を認めなかった父の最後の言葉「いい父親じゃなかった。立派な男でもない。だが、いい祖父にはなれるよう努力する」は、次世代に差別のない希望を託しているようだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
3

ふっすん
今なお残るアメリカでの黒人差別に加えてLGBT差別を扱った犯罪小説。キリスト教では同性愛を認めておらず罪人と見做すので、キリスト教が根付いている文化では表向きは多様性(LGBT)を認める流れになりつつも、実際の生活圏ではLGBTに対しての嫌悪、嘲笑、暴力をふるってもよい(なぜなら罪人だから)との意識がまだまだ強い。どんな形であれ愛は愛だ。LGBTの息子を認めなかった父の最後の言葉「いい父親じゃなかった。立派な男でもない。だが、いい祖父にはなれるよう努力する」は、次世代に差別のない希望を託しているようだ。
が「ナイス!」と言っています。
ふっすん
古今東西の神話や寓話から共通するパターンを発見したキャンベル。集団的無意識により時代・人種が違っても人間の生死に共通の真理があるとのこと。今の悩みはとっくに昔の人も経験している。不安も葛藤もらせん状に成長する通過点の一つにすぎない。自分が主人公のストーリーの中で、今はどの時点にいるのかと客観的に捉えることで、お先真っ暗なのではなく、必ず出口があることを感じ、安心して不安・葛藤すればよいのだと教えてくれる。
むらむら
2024/08/31 10:57

この本、読んでおくと映画とか観てるとき、どこまでキャンベルのパターン(出発→苦難→帰還)に当てはまってるか考えることが出来るのでとても興味深く読みました。

が「ナイス!」と言っています。
ふっすん
新シリーズ1作目。アクション映画を見ているようなテンポよく、頭を空っぽにして純粋に楽しむための小説。著者が数年温めていた構想の1作目のため、完成度が高い。別シリーズ(ワシントン・ポー)で2作目以降失速しがちになりやすいので、次作も期待しつつも本作を超えることは難しいのではないだろうか。でも、出れば買って読んでしまうのだろうけど。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/13(3515日経過)
記録初日
2014/12/15(3575日経過)
読んだ本
125冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
43522ページ(1日平均12ページ)
感想・レビュー
67件(投稿率53.6%)
本棚
8棚
性別
血液型
B型
職業
役員・管理職
現住所
神奈川県

参加コミュニティ1

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