読書メーター KADOKAWA Group

2024年の読書メーターまとめ

かもすぱ
読んだ本
23
読んだページ
7094ページ
感想・レビュー
23
ナイス
568ナイス
月間平均冊数
1.9
月間平均ページ数
591ページ

年間・読書メーターまとめ

年間でナイスが多かった感想・レビュー

かもすぱ
滋賀大津膳所が舞台の小説続編。主人公成瀬は大学生に。どこか鬱屈してたサブキャラたちが、成瀬に触れることで前向きになっていくのが気持ちいい。前作の環境から大きく変わってない、優しい続編。島崎の魅力も折々で感じる。島崎さんいいよね...。いい...。膳所の都湯も名前こそ出てないけど気配を感じた。
が「ナイス!」と言っています。
かもすぱ
名作で定番のミステリ。孤島で密室でエンジニアなミステリ。作者の哲学が垣間見える。”F”が何を意味するかは予想できたけど、何についてのFかはわからなかった。というかトリック方面は全然わかってなかった。いきなりゴーグルでVRの世界に没入し出して時代が早すぎ!と思った。
が「ナイス!」と言っています。
かもすぱ
名作文学。長らく不漁のカジキマグロ漁師の老人が大物と対峙する。THE アメリカ文学だと思った。老人が大物に抱く敵意反発心同情肯定尊敬友情の移り変わりが面白い。自然界の雄大さ、大物を通して老人が見つめる内心・象徴など、なんとなく『白鯨』と対比するところがあった。「少年」の年齢に諸説あるらしいが、自分は16歳前後のイメージで読んだ。
山川欣伸(やまかわよしのぶ)
2024/06/15 22:53

単なる獲物ではなく、一種の友愛すらも感じさせる描写は、ヘミングウェイの筆力の賜物ですね。

が「ナイス!」と言っています。
かもすぱ
無意味で不必要で有害であるホワイトカラーの「ブルシットジョブ」はなぜ生まれるのかを論じた本。概念は何となく知っていて、新しい上司におすすめされたこともあって手に取った。資本主義下で日々効率化されてるなら、今の労働時間はもっと短くなってるはずじゃない?全然減ってないが?が起点。ブルシットジョブと対極にある「ケア」の視点が興味深かった。終盤でベーシックインカムによるブルシットジョブからの解放に著者が期待をしていたけど、陰謀論やインチキ科学の蔓延を目の当たりにすると、その案は怖いよなと思った。
が「ナイス!」と言っています。

年間でナイスが多かったつぶやき

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