ネタバレ後半、難しくなり芥川賞らしいなあと感じましたが、2人の心が一人の体に宿る。という設定に引き込まれました。『わたし』と『私』で違うと皆さんの感想で知りましたが、読み直したい中で返却日になってしまいました…(図書館本)

ネタバレ看板屋さんのパインさんのお話。 たくさん作った看板を、メガネを無くしたまま町中にかけたら大変なことに。探していたメガネは犬小屋の犬がかけていた、低学年にお勧めしたいほっこり系のお話。小宮由さん訳。

ネタバレがんの告知に「勇敢に、丁寧に生きていたい」と思われたと言う著者。その通り、誠実に、ご自身の過去ブログの日記に対して自身の今の思いが綴られていました。始めから最後までご自身の言葉だけの作品。最後の略歴に涙がこぼれました。

ネタバレああ、こういう昔話好きだなあ。　松岡享子さん作。花をこよなく愛したおじいさんは、悪人に陥れられそうになるけれど、危ういところを花の仙人に助けられ、悪人はやっつけられ、自身も遂には仙人となる。通常の語りや読み聞かせには長すぎるけれど、お話のろうそく21に納められているとのこと。絵本化が後なのですね。絵も中国の雰囲気が出ていてとても素敵。

ネタバレ後半、難しくなり芥川賞らしいなあと感じましたが、2人の心が一人の体に宿る。という設定に引き込まれました。『わたし』と『私』で違うと皆さんの感想で知りましたが、読み直したい中で返却日になってしまいました…(図書館本)

ネタバレあちこちの電車広告・職場で見かけて。心の病に苦しむ著者が縁あって飼うことになった保護猫。警戒心強く病気でもあったその猫と心を通わせるうちに自身も再生されてゆく。猫の気持ちが所々書かれていた事には驚きましたが、読みやすい。家族の一員として犬や猫がいてくれると良いなあ、と思いました。アレルギーと幼少期に診断された子がいるのでなかなか踏み切れませんが…

ネタバレ冒頭、近年の大きな事件について、実名で加害者を紹介していたのは残念に思いました。話題になった取材記録の単行本では仮名になっていたので…印象づける為でしょうか。　その他多くの実例紹介やデータ・考察は興味深く読みました。『今の社会は学歴より、意欲をもって自発的に道を切り開いていく力』。その通りだと思います。今年は大学受験生が家におり、大学全入時代、推薦・総合型重視の流れを肌で感じています。中受親世代も学歴偏重から変わっていくことを願います。