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2024年3月の読書メーターまとめ

まろすけ
読んだ本
3
読んだページ
632ページ
感想・レビュー
3
ナイス
46ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

まろすけ
ネタバレ示唆多い対談。耐えられないものをなんとか耐えるワクチンやリハーサルとして物語は機能するとの視点は納得だが。美の感覚に紛争回避効果があるとの視点はびっくり。ひとになぜ美の感覚が備わっているのかの謎がそれで解ける。個としてだけでなく集団の生存戦略として効果があったから。だからこそ美は社会性でもあると。美の感覚は・・現生人類ならではの『才能』かも。「人間は、皆のためと個人の意思を時に潰したりしつつ、でも個人の自由に価値を重く置いていたりする。その間を揺れ動いている不完全な社会性」バランスのとり方が重要になるか?
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
3

まろすけ
よく練られた社会派な戯曲、かなあ。観客に向けてのコミュニケーション、は確かに書き言葉を超えた演劇ならではの力だ。新劇は『体制と反体制のはざまで〜自分が「どう生きるか」だけを考えて』綴られたからこそ観客が殺到したと。芸術的昇華に呑まれるためでも物語に酔うためでもなく、か。あるいはそれだけ当時の日本に「どう生きるか」の問が深く巣食ってたのかな。『沈没することは恥ではない〜沈没は、自分の足で歩こうとした旅人にだけ起こる』自分探し世代の僕には面白かったけど。承認世代の令和の若者はこの戯曲をどう感じるのか興味ある。
が「ナイス!」と言っています。
まろすけ
ネタバレ示唆多い対談。耐えられないものをなんとか耐えるワクチンやリハーサルとして物語は機能するとの視点は納得だが。美の感覚に紛争回避効果があるとの視点はびっくり。ひとになぜ美の感覚が備わっているのかの謎がそれで解ける。個としてだけでなく集団の生存戦略として効果があったから。だからこそ美は社会性でもあると。美の感覚は・・現生人類ならではの『才能』かも。「人間は、皆のためと個人の意思を時に潰したりしつつ、でも個人の自由に価値を重く置いていたりする。その間を揺れ動いている不完全な社会性」バランスのとり方が重要になるか?
が「ナイス!」と言っています。
まろすけ
ネタバレ本書もさすがの飲茶クオリティ。体験とは『主観的に見出される生き生きとした意識過程。つまり「あなたの意識に何かが起こった」とき、それらはすべて体験となる。思考も「意識に映し出される感覚の一つ」であり体験の一種。そして、注目の対象となる体験を増やすことで、世界は子ども時代の解像度を取り戻し、体感寿命も長く感じられる。・・つまり、ちゃんと一瞬一瞬を味わって生きよ、それこそが幸せであり本当の自己の発見でもあり、人生を長く深く味わえると。個人的には西田幾多郎をこんなわかりやすく解説してくれたことに脱帽&感謝です。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/03/30(3317日経過)
記録初日
2015/03/30(3317日経過)
読んだ本
581冊(1日平均0.18冊)
読んだページ
141419ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
581件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
年齢
44歳
職業
専門職
現住所
神奈川県
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