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2024年10月の読書メーターまとめ

ふじひろ
読んだ本
6
読んだページ
1728ページ
感想・レビュー
6
ナイス
45ナイス

2024年10月に読んだ本
6

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ふじひろ
佐々涼子さんの本を読むのは4冊目。今年9月1日に亡くなったのは残念だけど、彼女の言葉を拾ってかみしめることで追悼をするしか無いんだな。 本作の「あとがき」で「私たちは、その瞬間を生き、輝き、全力で愉しむのだ。」・・「今日は私も次の約束をせず、こう言って別れることにしよう」「ああ、楽しかった と。」 本作は色々な雑誌に寄せている文章を集めているので、他作品のようなまとまったるルポルタージュにはなっていない。自分的には第2章でのダブルリミテッド(日本語学校のルポルタージュ)がやはり面白かった。★4.0
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
6

ふじひろ
自分も2度目のがん闘病中なので、5度経験の先輩の話を聞きたくて購入しました。 成る程とうなずく箇所も多く、がん闘病で仕事が出来なくなった時 「そうか、何もしないという選択肢があったのか」また不安が色々あったとき「自分の不安を書き出して客観視する」 「生存率が何%でも自分にとっては0か100。生き残るためには目の前のできることをやるしかないんだ」闘病で体が元に戻らない時「元の体に戻らなくても、自分であることに代わりはない」等。 ただ第5章のがんになった理由を見つけようとする所は、違和感を覚えた。★4.0
高山知朗
2024/11/12 00:31

違和感、というのはどのようなことですか?純粋に今の自分が考えていることを書いたのですが、医学的、科学的な話ではないので、読者さんによっていろいろな考え方があるだろうなと思っています。

ふじひろ
2024/11/12 19:20

まさか作者さん自身からコメント頂くとは思いませんでした。 ありがとうございます。恐縮です。 違和感ですが、がんを引き寄せた理由を探し出していく所が、自分とは違うと感じました。私は「がんになったらすべき対策大全」(渡邊清高監修)の中の 「あなたががんになったのは、日頃の行いが悪かったせいでも、健康第一で生活してこなかったせいでもありません」「偶然に起こる遺伝子の異常の積み重ねが大きく関与している」を読んで、心を穏やかにすることが出来たからです。 文字制限で最後が尻切れトンボになり、すいませんでした。

が「ナイス!」と言っています。
ふじひろ
これは面白かった。新聞で紹介されていて、初めて読んだ作者さんだったけど、最後まで楽しみに読み進めることが出来ました。 「一度も会ったことのない幼馴染みがいる。」の冒頭が秀逸で、物語は進行する。内容に触れるとすぐネタバレになりそうなので控えるけれど、甘酸っぱい青春小説の感触が本質かな。ただ記憶改変技術という道具が介入することで、他に無いユニークな小説になっている。この作者の他作品も読んでみたい。★4.5
が「ナイス!」と言っています。
ふじひろ
やっぱりスティーヴン・キング面白い。昔の短編集だけど呼んだ記憶が無かったので購入。 全部で6編と著者の作品メモが編集されている。作品は様々な色合いを持っており、ホラー/SF/超自然現象等と言えば良いのだろうか、でもその全てが面白い。特に「どんずまりの窮地」は怖い作品、と言うか状況は想像すると読み進めることが出来ない作品。(自分は死んだ方がましとおもってしまった)。賛否はありそうだけど忘れることが出来なそうな作品。★4.0
が「ナイス!」と言っています。
ふじひろ
佐々涼子さんの本を読むのは4冊目。今年9月1日に亡くなったのは残念だけど、彼女の言葉を拾ってかみしめることで追悼をするしか無いんだな。 本作の「あとがき」で「私たちは、その瞬間を生き、輝き、全力で愉しむのだ。」・・「今日は私も次の約束をせず、こう言って別れることにしよう」「ああ、楽しかった と。」 本作は色々な雑誌に寄せている文章を集めているので、他作品のようなまとまったるルポルタージュにはなっていない。自分的には第2章でのダブルリミテッド(日本語学校のルポルタージュ)がやはり面白かった。★4.0
が「ナイス!」と言っています。
ふじひろ
森博嗣さんは初めて読む作家だが、多くの本を見ているので知っている気になっていました。 題名が刺激的で良いのだが「お金の使い方」の方が内容を表している。帯に古市憲寿推薦あり。 「欲しいものはなんでも買えば良い、でも必要なものはできるだけ我慢する」とのまえがきから引き込まれる。 「自分の気持ちによってものの価値が決まる」「お金に価値があるのではなく、目的に価値がある」「人間の楽しみというのは、結局は自己満足」と成る程と思える(当たり前だけど普段きちんと認識していない)事が述べられている。面白かった。★3.5
が「ナイス!」と言っています。
ふじひろ
表題に惹かれて購入。学生から「先生の言っていることに客観生はあるのですか?」の問いが「はじめに」にあり、それについての考察が語られていくと思っていたが、正直肩すかしでした。 「あとがき」にある「客観生や数字を用いる科学は不要だと主張しているわけではなく-真理はそれ以外にもある-一人ひとりの経験の内側に視点をとる営みは重要-」が本書の全て。そのために社会的弱者とのインタビューが例示される。もちろん主張は正しいと思うけど、論理展開部分がもっと欲しかった。★3.0
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/20(3504日経過)
記録初日
2015/04/02(3522日経過)
読んだ本
343冊(1日平均0.10冊)
読んだページ
98227ページ(1日平均27ページ)
感想・レビュー
306件(投稿率89.2%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
IT関係
現住所
神奈川県
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