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2024年10月の読書メーターまとめ

月草
読んだ本
4
読んだページ
1506ページ
感想・レビュー
4
ナイス
14ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

月草
生み育て守り慈しみ導く存在としての母。それは人であったり土地であったり。人間は地に足をついてなければ生きられない。便利さ・自由・個人主義。たぶんそういうものと引き換えに、祖先や自然への崇拝をなくした現代の私たちは「ふるさと」の母、想い想われる心や繋がりをなくしたんじゃないだろうか。帰るべき場所をもたない淋しい根無し草なのではないだろうか。個人主義になるごとに自分は何者なのかを、ある意味見失っているのではないだろうか…。★★★☆☆
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

月草
日本神話を題材にしたファンタジーを読み解きたくて、取り掛かりとして手にとってみたけど…問題提起&説紹介はあるものの広く浅く、細かな考察は各種史料をご存知の読者にお任せしますな感じで、初心者の私には厳しかった…。だけど面白い。『古事記』『日本書紀』『風土記』とその違い。浮かび上がる謎と説。こういう切り口で古代史は深掘りされていくのか、と。
が「ナイス!」と言っています。
月草
昔読んだ時は、なんて考えがコロコロ変わる登場人物たちだろう、と思っていた。それが、少し大人になって読むとこんなに印象が変わるとは(笑)これが児童書…?いやいや、大人が読んでも学べるところはたくさんあると思う…。 これは、なにも持たなかった男の子が(輝の性質を持つ)男に、向こう見ずで強気な女の子が(闇の性質を持つ)女になっていく話、そのあるべき愛・慈しみ、家族・夫婦の形の話だろう。なにも知らなかった頃には戻れないし、向こう見ずだった頃のままではいられない。★★★★☆
が「ナイス!」と言っています。
月草
再読。ヤマトタケル伝説を元に作られたファンタジー。ヤマトタケルはさだめに囚われた可哀想な皇子だったのか、はたまた、小具那(男の子)が男になるということは争いというさだめに囚われるということで、女は神につながる巫女として荒ぶる者を鎮めるという、古代からの男女の性質を語ったものか…。とりあえずこの物語とは別に、ヤマトタケル伝説を紐解いてみなくては!★★★★☆
が「ナイス!」と言っています。
月草
生み育て守り慈しみ導く存在としての母。それは人であったり土地であったり。人間は地に足をついてなければ生きられない。便利さ・自由・個人主義。たぶんそういうものと引き換えに、祖先や自然への崇拝をなくした現代の私たちは「ふるさと」の母、想い想われる心や繋がりをなくしたんじゃないだろうか。帰るべき場所をもたない淋しい根無し草なのではないだろうか。個人主義になるごとに自分は何者なのかを、ある意味見失っているのではないだろうか…。★★★☆☆
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/04/25(3503日経過)
記録初日
2009/10/19(5517日経過)
読んだ本
439冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
136647ページ(1日平均24ページ)
感想・レビュー
129件(投稿率29.4%)
本棚
10棚
性別
年齢
28歳
外部サイト
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