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2024年10月の読書メーターまとめ

すいか
読んだ本
4
読んだページ
1492ページ
感想・レビュー
4
ナイス
6ナイス

2024年10月に読んだ本
4

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

すいか
グラナダTV制作版「シャーロック・ホームズの冒険」を軸とした、不世出のホームズ役者と讃えられるジェレミー・ブレットの伝記。グラナダホームズの詳細な各話紹介と当時のメディア評、周辺のエピソードを、豊富な写真を交えて綴る、グラナダホームズファン必携の書である。正典に忠実な映像化は、ジェレミーが厳しく脚本と正典の違いをチェックしたからこそ実現したそうで、終盤の特に2時間スペシャルでの「迷走」は、ジェレミーが体調が悪くチェックする余裕がなかったためと知って、非常に切ない気持ちに
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
4

すいか
ネタバレ前作の幕切れから少し遡って、北魏を建国した拓跋珪(イーグイ)とその守護獣となった紫鸞の物語。紫鸞は一角の薫陶を受けて「聖王」のあるべき姿を明確に描き、受胎した時からイーグイに寄り添うが、やはり史実を思うと、嫌な予感しかしないやつ…。特にイーグイの二人の妻の行く末を思うと…(うっ胃が
が「ナイス!」と言っています。
すいか
前漢武帝の時代に内陸アジアに派遣されシルクロードを開いたことで知られる張騫の功績と、その後継者たちの事績を紹介するが、何と言っても著者がNHK特集「シルクロード」の取材で実際に現地を踏破しているだけあって、張騫の旅した内陸アジアの自然の過酷さがリアルに感じられるのが強い。エピローグの張騫の墓を詣でた場面が一層胸に迫る。二人の和蕃公主の鮮やかな対比、異国の地に馴染めないまま死んでいった烏孫公主の心情の方に思いを寄せてしまう。
が「ナイス!」と言っています。
すいか
「清朝末期の『若草物語』」という帯に惹かれて手に取ったが、まさしく清末の動乱期を生きた、江南の名家張家の4人姉妹の人生を軸にした『若草物語』。姉妹の一族は、女性が詩を吟じ、書を嗜み、それによって名声を高め、更には結婚後も夫と実家で同居する「妻方同居」を時に選択する、従来の伝統中国の姿とはかけ離れた叙述には大きく意表を衝かれた。筆者は常州の特殊な土地柄に帰するが、印刷文化の発展や時代の趨勢で可視化されたもので、実は語られずに来ただけで確実に続いてきた女性たちの歴史の一側面ではないかとも思いを馳せてしまった。
が「ナイス!」と言っています。
すいか
グラナダTV制作版「シャーロック・ホームズの冒険」を軸とした、不世出のホームズ役者と讃えられるジェレミー・ブレットの伝記。グラナダホームズの詳細な各話紹介と当時のメディア評、周辺のエピソードを、豊富な写真を交えて綴る、グラナダホームズファン必携の書である。正典に忠実な映像化は、ジェレミーが厳しく脚本と正典の違いをチェックしたからこそ実現したそうで、終盤の特に2時間スペシャルでの「迷走」は、ジェレミーが体調が悪くチェックする余裕がなかったためと知って、非常に切ない気持ちに
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/05/06(3490日経過)
記録初日
2015/05/02(3494日経過)
読んだ本
239冊(1日平均0.07冊)
読んだページ
73415ページ(1日平均21ページ)
感想・レビュー
226件(投稿率94.6%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

歴史の本を中心に、SF、ミステリーなど小説も

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