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2024年10月の読書メーターまとめ

takakomama
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感想・レビュー
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549ナイス

2024年10月に読んだ本
39

2024年10月のお気に入られ登録
2

  • うりぼう
  • つぶごま

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

takakomama
少女モモが時間泥棒から盗まれた時間と心を取り戻すファンタジー。モモはひたむきで勇気があります。現代社会では何事にもスピートが求められ、人々は仕事などに忙しくて心を亡くしています。モモに話を聞いてもらうと人々は本心がわかって、幸せになります。先のことを何も準備しないのも、心配し過ぎも良くないと思いますが、「今とここ」を楽しみ、豊かな時間を大事にしたいです。時間があっても一緒に過ごす相手や、やりたいことが無いのはつまらないですね。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
35

takakomama
ほとんどが初読み作家さん。嘘がテーマのアンソロジー。 SNSや動画配信など、現代のネット社会の話が多かったです。ヴァーチャルな世界では別人になることも可能かもしれませんが、イメージに縛られると精神的に追いつめられてしまいそうです。デジタル機器についていけない私にとって、「タイムシートを吹かせ」は他人事ではなく、苦笑・・・
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takakomama
タマゴは栄養も効果・効能もいっぱいのスーパー食材でメニューも豊富。いろいろなレシピが載っています。ちょっとしたコツで料理がおいしくなります。タマゴは冷蔵庫にあると心強い、料理する人の味方ですね。タマゴ大好き!
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takakomama
彫刻家の舟越桂さんと著者の対談と評論。制作のエピソードや作品に込めた思いを知り、ぜひ、実物を見たいと思います。
takakomama
2024/10/31 20:01

merciさん、コメントありがとうございます。2021年に美術館で「風をためて」と「ルディーの走る理由」を観ました。「スフィンクス・シリーズ」を観たいです。

merci
2024/10/31 20:18

takakomamaさん、お返事、ありがとうございます。舟越作品をご覧になられたとのこと、なによりです。私は最近、東京都現代美術館で「言葉を聞く山」を観ました。竹橋の近代美術館のコレクションには「森へ行く日」があり、展示されていると「やあ!」と声をかけたくなります。「スフィンクス・シリーズ」、ぜひぜひ!

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takakomama
古代の人々は鳥を見て、声を聞いて、いろいろなことを教わったのかもしれません。鳥の巣の研究家の著者らしい、文化人類学の絵本。柔和な表情の人々と可愛い鳥たち、優しい色使いに和みます。鳥のように空を自由に飛べたら、きっと気持ち良いことでしょう。
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takakomama
自伝でデューラーは18人兄弟! 手紙の書き出し、相手への呼びかけがどれも仰々しいです。謙遜しながらも作品の値段の交渉が強気で、自負が見え隠れしています。衣装道楽だったそうです。大学の社会人講座「ドイツルネサンス」の講座の参考。
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1520年7月~翌年7月にデューラーが妻とネーデルラントを旅した日記。旅の地図と図版もあり、日々の入出金、チップ、会った人々や食事した回数まで詳細に書かれてます。行く先々で歓待されて葡萄酒をたくさんもらっています。ルターの逮捕を知った時の哀悼文が圧巻です。デューラーは几帳面で神経質? 大学の社会人講座「ドイツルネサンス」の講座の参考。
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観に行った企画展を思い出しながら復習。メンバーがベスト5を選ぶ「ぶらぶら大回顧」 好きなことが同じ人と話すのは楽しいです。
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4万年前から現代まで、アートの歴史を68のショート・ストーリーで紹介しています。ゴッホは紹介されてるアーティストの一人なので、本のタイトルと内容が合わないと思います。アートを見たり、それについて考えることは知らない世界に続く扉を開けるような体験。感じ方は見る人次第。
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オペラ「ホフマン物語」の原作3編。「コッペリア」の元ネタの「砂男」はサイコ・ホラーの元祖だそうです。どうして人形と気づかないのでしょうか。主人公たちは恐怖や歌、妖しい美女の虜になって、恋人や友人の助言に耳を貸さず、もう引き返せません。狂気の沙汰です。ホフマンは小説家、作曲家、音楽評論家、画家、法律家であり、多才な人。METのライブ・ビューイングの予習。
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ある冬の朝、外は真っ白な雪景色! ピーターは外に飛び出して足跡や線を付けたり、雪だるまを作ったり、雪の山をすべったり・・・  ポケットの雪だんごは消えちゃってたけれど、外の雪は翌日もまだ残っています。子供の頃、雪の日のわくわくした気持ちを思い出しました。積もっている、まっさらな雪に足跡をつけるのが楽しかったです。切り紙で描かれた絵、ピーターの赤いマントが可愛いです。1963年コルデコット賞
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怪物たちをのせて長い旅をしていた怪物園から怪物たちが抜け出して、何日も街を行進しています。外で遊べなくなって退屈な子どもたちは空想の旅に出かけます。段ボールがバスや気球に、バスタブが船や潜水艇に変わり、迷子になって困っていた怪物たちを怪物園に送り届けます。外に出かけられないけれど、空想の旅は自由にどこまでも広がって楽しいです。怪物たちは愛嬌があって怖くないです。
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岩波少年文庫の「モモ」と「モモ」の特集を併読。「モモ」は世界中で読まれています。28年前のエンデのロングインタビューは貴重です。読みたい本が増えました。
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少女モモが時間泥棒から盗まれた時間と心を取り戻すファンタジー。モモはひたむきで勇気があります。現代社会では何事にもスピートが求められ、人々は仕事などに忙しくて心を亡くしています。モモに話を聞いてもらうと人々は本心がわかって、幸せになります。先のことを何も準備しないのも、心配し過ぎも良くないと思いますが、「今とここ」を楽しみ、豊かな時間を大事にしたいです。時間があっても一緒に過ごす相手や、やりたいことが無いのはつまらないですね。
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河合俊雄さんは臨床心理学者。浮浪児の少女モモに話を聞いてもらうと、人々は本心がわかり、幸せになります。モモはカウンセラーみたいです。私は人の話に、じっくり耳を傾けてない・・・と思いました。良い人間関係を築けるようにしたいです。
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takakomama
どこの街でも建築や芸術、食べ物などに、その街らしさを感じ、歴史に思いを馳せました。写真がオールカラーで豊富です。フランスには様々な魅力があります。私は美術が好きなので画家や絵画のエピソードがよかったです。
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「東京藝大で教わる西洋美術の見かた」の続編。著者が東京藝大の芸術学科で開講している「特殊講義」や「演習」をまとめた12回の講義形式。美術や画家たちは、分野や時代、国境を越えて影響を受けています。その影響に気づく、研究者の幅広い知識はさすがです。
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特集は「萩尾望都 スケッチブックから読み解く、創作のひみつ」 漫画のタイトルを知っているだけで読んだことはありませんが、凄い方だと思います。
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大学の社会人講座「ドイツルネサンス」の予習。宮廷画家クラーナハは工房を構えて多彩な活動を可能にしました。クラーナハはルターと親しくしつつ、カトリックの仕事もして臨機応変です。ヴィーナスはほっそりしていて、ユディトやサロメ、貴族たちはアクセサリーや衣服がファッショナブルです。
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2023年4月27日~2023年8月20日、東京都美術館の「マティス展」の図録。絵画、素描、彫刻、切り絵、初期~晩年までの作品と様式の変遷がわかります。観に行けなかったのが残念です。
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初読み作家さん。「苦役列車」の19歳、中卒、日雇い人足の北町貫多は自堕落なのにプライドは高いです。性犯罪者の息子という、自分ではどうしようもない境遇のために何事にも投げやり。劣等感や羨みが、暴言や天邪鬼な態度になってしまいます。欲望の生々しい描写に嫌悪を感じました。「落ちぶれて袖に涙のふりかかる」の北村貫多は、40歳になっても性格は変わってないようです。私小説なのでリアリティがあります。第144回芥川賞(下半期) 新潮文庫の100冊2024年
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大阪から上京した著者が、風景にゆだねて書いた東京での想い出のエッセイ100編。どこまでが想い出で、どこから妄想? 私が知っている場所もあり、数々のエピソードに笑ったり、共感したり、著作を思い浮かべて、とても面白かったです。著者は自意識過剰で照れ屋で人見知り。お笑いやサッカー、太宰治が好き。言えなかった本音が詰まっています。
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去年、観に行った「キュピスム展 美の革命」の図録。解説がとても充実していますが、私には難解です。いろいろなアーティストの絵画や彫刻などがありました。
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パリの歴史と文化、芸術を豊富なカラー写真と共に解説。イタリア美術の専門家の著者にパリはどんなふうに見えるのかも興味深いです。美術が好きなのでコラムの美術館ガイドも楽しいです。
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北欧のスウェーデン、フィンランド、デンマークの建物の窓に注目した写真集。私には専門的なことはわかりませんが、積雪や厳しい寒さのため、暖房と換気が重要です。結露や凍結への対応も必要です。技術が進むと、建築も変わります。
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私の戦友会に通う父と辛い体験を話したくない母を思い浮かべた。外国の悲惨なニュースに心が痛むが、何をすればいいのか・・・ 援助をしたいと思っても、相手が受け取ってくれなければ渡せない。相手のニーズに合わなければ役に立たず、自己満足や善意の押しつけになってしまう。してあげる上から目線でもなく、してもらったと卑屈になることもなく、困った時はお互い様。できる時にできることをできるだけすればいいと思う。活動する人、活動をサポートする人、それぞれに役割がある。自分の生活が破綻してしまわないように無理はしなくていい。
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11世紀勃興のプロイセン(ドイツ)王家ホーエンツォレルン家、18世紀のフリードリヒ1世から第一次大戦後の王朝終了まで12の物語。フリードリヒ大王、ビスマルク・・・ フリードリヒとヴィルヘルムの名前ばかりで、綽名があってもややこし過ぎです。王家は政略結婚で系図をたどれば、ヨーロッパは全部親戚かもしれないと思います。
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大学の社会人講座「ドイツ・ルネサンス」の時代背景の予習。神聖ローマ帝国は962年から1806年まで、およそ850年間存在しました。制度を整えたりして、平和維持のために努力はしていますが、ヨーロッパの国々は君主たちの姻戚関係や跡継ぎを巡る戦争で国境がコロコロ変わります。その上に宗教の宗派の対立もあります。敵の敵は味方?
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takakomama
2010年刊行の一部改変し、16ページを増補した改訂版。新発見の作品が載っています。友人に奄美大島のお土産に、田中一村の絵画のポストカードをもらったので、東京都美術館の「田中一村展」に行きたいです。
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takakomama
空家の物置小屋や、お寺の床の下の薄暗い隠れ場で、彼らは鼠のように遊んだ。物置小屋の天井裏に石膏のお化が出るという噂は作り事だった。秘密、タバコや盗みなど背徳的で危うい雰囲気。母を失ったばかりの少年の心も脆くて危うい。ひとりきりで泣ける場所が必要だった。
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4篇は既読。孫悟空や中国、パラオ島などの短編集。お目当ては「狼疾記」で、自伝的な小説でした。「狼疾」とは、細かなことにこだわって大事なことを失う心乱れた人だそうです。みんな悩みながら、懸命に生きてます。
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takakomama
初読みの韓国の作家さん。「失感情症」という病気を初めて知りました。先天的な原因で感情を感じられない16歳の高校生、ユンジェの目線で淡々と話が進みます。母はユンジェに感情や行動の仕方を教えました。祖母も可愛がってくれました。シム博士も相談にのってくれます。感情を感じないユンジェの周りには愛があり、感受性の強いゴニの周りには愛がありませんでした。ユンジェとゴニは、環境も感受性も対照的だと思います。私はユンジェの将来を心配する母親に一番共感しました。
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和菓子の歴史や技法、種類などの説明やお店の紹介。季節を感じる和菓子の写真が美しいです。五感で味わう、器や飲み物との組み合わせなど、和菓子の楽しみ方はいろいろ。手土産や贈り物にしても、喜ばれそうです。
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内田樹さんと中田考さんの対談。日本在住の日本人のイスラム教徒、中田さんの日常生活や、イスラム教から見たキリスト教やユダヤ教などの話が興味深いです。宗派の違いなどの対立は理解しにくいです。中東の戦争が激しくなり、多くの人が犠牲になっています。一日も早く戦争が終わって平和になってほしいです。「よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみる」の参考文献の本。
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特集は「スポーツに宿る物語」と「推しの子の愛し方」 ルールを知らないスポーツの話は、興味が無いかな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/06/03(3466日経過)
記録初日
2015/01/22(3598日経過)
読んだ本
4238冊(1日平均1.18冊)
読んだページ
731333ページ(1日平均203ページ)
感想・レビュー
3883件(投稿率91.6%)
本棚
69棚
性別
年齢
62歳
現住所
埼玉県
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