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2024年3月の読書メーターまとめ

ふう
読んだ本
8
読んだページ
1716ページ
感想・レビュー
8
ナイス
237ナイス

2024年3月に読んだ本
8

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ふう
湊かなえデビュー15周年記念作。物語はある男の猟奇的な手記から始まる。幼少期より蝶に憑りつかれた男は狂った願望にあらがえず、少年たちを次々と”標本”にしてゆく。そしてついには血を分けた我が子さえも…。手記が終わり、いわゆる”現実”に戻ってからのパートが後半に続くが、どんでん返しはあれどそこまで驚くようなものではなし。私にとってこの小説は、何かにどうしようもなく心奪われた人々の狂気と愛の物語だった。…って言葉で言うほどの深みは感じられなかったけど(一言余計)。
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

ふう

読み始めて読みにくいと気がついたら他の本も同時にor次の本を読めばいいのになんとなくそうできない。 学生時代に、わからない問題あったらとりあえず飛ばせ!と言われたのを思い出す。

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
8

ふう
色鮮やかでたくさんの「食べ物」としてみた貝、植物、魚、昆虫などなどのイラスト。ヤツメウナギのかば焼きとかベニズワイガニのメス(ゆでたもの)とか、漁師さんからもらったサケガシラのソテーの絵などチョイスが◯。最後に写真で載ってる長野県伊那谷の珍味弁当。食べ切れるかわからないけど挑戦してみたいとは思う(笑)
が「ナイス!」と言っています。
ふう
「はじめての発見」シリーズ。たしかにこれはじめての発見だわ。フィルムをめくったり戻したりしてページに重ねるとあら不思議。色って面白いよね。理屈でなくひと目で納得できちゃうのがいい。読み聞かせ本ではないよねこれ。自分で読んでやってみるのが一番。
が「ナイス!」と言っています。
ふう
軽い重いはあれど「嘘」が放つ暗い引力によって落ちていく人々を描いた6つの短編集(イメージとしてはまんま表紙)。案外先が読みやすい展開が多く、ラストでもうひとひねり欲しかったと言う感じ。基本嘘をついた人、つかれた人のどちらにもあまり共感できなかったせいか読後なんとなくいやーな気持ちになるwので寝る前などには読まない方がいいような気がする(ちょっと嫌な夢見そう)。ベストは「堕ちる」かな。
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ふう
第44回小説推理新人賞受賞作。歩き方で個人を特定する歩容解析。一人でこのシステムを作り上げた彼女の目的はある男への復讐。この復讐が案外重い内容で勝手にびっくりw その割に復讐自体はある意味あっさりでラストもなんかあっさり? そもそも主人公が”女を放棄した”と言う割に喋り方がものすごーくオンナっぽさ全開(それも結構ベタな古い口調)でかなりの違和感。うーんなんだかなあ。感想も「の割に」ばかりになってしまった…
が「ナイス!」と言っています。
ふう
湊かなえデビュー15周年記念作。物語はある男の猟奇的な手記から始まる。幼少期より蝶に憑りつかれた男は狂った願望にあらがえず、少年たちを次々と”標本”にしてゆく。そしてついには血を分けた我が子さえも…。手記が終わり、いわゆる”現実”に戻ってからのパートが後半に続くが、どんでん返しはあれどそこまで驚くようなものではなし。私にとってこの小説は、何かにどうしようもなく心奪われた人々の狂気と愛の物語だった。…って言葉で言うほどの深みは感じられなかったけど(一言余計)。
が「ナイス!」と言っています。
ふう
乱歩未完の「悪霊」。この作品の結末だけでなく、そもそもなぜ未完で終わってしまったのかという”その先”までをも芦辺拓が描いた力作。相変わらずの芦辺苦手意識wに加え乱歩の文体&フォントが加わり(多分「悪霊」未読だったせいもあるはず)結構読みにくかったけど、途中から俄然スピードアップ。いやーそういう着地かあ、芦辺よく考えたなーと感心する読後感(何様)。「乱歩殺人事件」というタイトルにも納得。これはほんと素直に面白かった。再読するのはかったるそうだけどw
ふう
2024/03/07 08:00

「これは差別を助長するものではありません」的なことをいちいち書かないといけないっていうのもなんだかな…

が「ナイス!」と言っています。
ふう
シリーズ第四弾。編集者の娘と国語教師の父が文豪にまつわる”謎”を解いていく(紐解くという感じか)、絶対歯抜けでしか読んでないこのシリーズw 最初から最後までどこにも引っ掛かることなく気持ちよく読め、途中からなんだか北村薫のエッセイを読んでいるような感じさえした(それでもなんの問題もなし)。日本近代文学館の喫茶店(と敢えて呼びたい)BUNDAN行きたいなー 移転した塩とたばこの博物館も行きたいなー
が「ナイス!」と言っています。
ふう
引きこもりの元警察官瀧川がゲームパート、その元同僚女刑事の真荻がリアルパートを引き受けて物語は進む。ゲームはともかくVRである必要性があまり感じられず、ゲームに見立てた連続殺人の意味もなんだかあまりピンと来なかったかなあ。面白くなくはなかったんだけど…うーん。登場人物にそれほど共感できなかったのもこういう後味の一因かもしれない。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/08/26(5714日経過)
記録初日
2008/02/03(5919日経過)
読んだ本
3667冊(1日平均0.62冊)
読んだページ
1096910ページ(1日平均185ページ)
感想・レビュー
3286件(投稿率89.6%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

"横取り40萬"されない人生ケイゾク中。
「今の不安は想像の恐ろしさに較べれば物の数でもない」って思えてるかなあ私。穏やかに健やかに良識に従いつつ、物事を正当に恐れて自由に生きていきたい。ちょっと違うがLive forever.
「どうすれば、明日また一日を生き延びられる?」

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