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2024年4月の読書メーターまとめ

mim42
読んだ本
2
読んだページ
524ページ
感想・レビュー
2
ナイス
54ナイス

2024年4月に読んだ本
2

2024年4月のお気に入り登録
1

  • Caribou

2024年4月のお気に入られ登録
1

  • 特盛

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mim42
自分の言葉で考えたことが自分の言葉で書かれているように感じた。好感。内容に衒いがなく文体も力強く、読み進むための推進力を感じた。「おわりに」は、本書の実用的な要約となっている。本文全体とペアにして何某かの教師データにしたいと思った。以下メモ / 意味変化は文脈や状況の違いにより説明される / 誤解を回避するための文脈把握だが全て言い尽くすことは困難 / 意味確定の極限としての無限連言に至らないのは文脈補完のため / 意味変化と文相互の繋がりの変化。視野を広げること、単層から重層へ至ると様相性が得られる
mim42
2024/04/28 15:35

(つづき)心の壁の必要性については認知科学的方向の議論もできそう。壁が崩れる経験により観点も揺れ動く、これにより言葉の意味も流動的となる。意味の変化とは自己の変化、状況の変化というまとめ。意味の変化は「自己の哲学」という出口に辿り着いた。自己の変容とは新たな意味の到来であり世界の変貌である。

mim42
2024/04/28 21:08

もちろんそこに大文字の哲学者の議論や東洋哲学がマッピング可能な議論となっているからこそ学術となっているのだろう。註にはカントやヘーゲルも登場するが、ここまで外部参照に頼らない日本の思想文書は見たことがなく天晴れ。とはいえ、外部接続点としてはガブリエル「意味の場」だとか、語彙埋め込みだとか、ダチョウ倶楽部の意味論の発展、言語創発における意図明示型のコミュニケーションなど、連節したくなった。

が「ナイス!」と言っています。

2024年4月にナイスが最も多かったつぶやき

mim42

数年ぶりの嵐山。桜の季節ということもあり見たことのない量の観光客。日本人観光客は非常に少ない。焼きとうもろこしが千円。ニセコ化。或いはニセコが嵐山化?不確かな私の主観によると、聞こえた言語の多さは、英語、韓国語、中国語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、イタリア語の順。スペイン語以降は全く知らないから勘だけど。

数年ぶりの嵐山。桜の季節ということもあり見たことのない量の観光客。日本人観光客は非常に少ない。焼きとうもろこしが千円。ニセコ化。或いはニセコが嵐山化?不確かな私の主観によると、聞こえた言語の多さは、英語、韓国語、中国語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、タイ語、ベトナム語、イタリア語の順。スペイン語以降は全く知らないから勘だけど。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
2

mim42
自分の言葉で考えたことが自分の言葉で書かれているように感じた。好感。内容に衒いがなく文体も力強く、読み進むための推進力を感じた。「おわりに」は、本書の実用的な要約となっている。本文全体とペアにして何某かの教師データにしたいと思った。以下メモ / 意味変化は文脈や状況の違いにより説明される / 誤解を回避するための文脈把握だが全て言い尽くすことは困難 / 意味確定の極限としての無限連言に至らないのは文脈補完のため / 意味変化と文相互の繋がりの変化。視野を広げること、単層から重層へ至ると様相性が得られる
mim42
2024/04/28 15:35

(つづき)心の壁の必要性については認知科学的方向の議論もできそう。壁が崩れる経験により観点も揺れ動く、これにより言葉の意味も流動的となる。意味の変化とは自己の変化、状況の変化というまとめ。意味の変化は「自己の哲学」という出口に辿り着いた。自己の変容とは新たな意味の到来であり世界の変貌である。

mim42
2024/04/28 21:08

もちろんそこに大文字の哲学者の議論や東洋哲学がマッピング可能な議論となっているからこそ学術となっているのだろう。註にはカントやヘーゲルも登場するが、ここまで外部参照に頼らない日本の思想文書は見たことがなく天晴れ。とはいえ、外部接続点としてはガブリエル「意味の場」だとか、語彙埋め込みだとか、ダチョウ倶楽部の意味論の発展、言語創発における意図明示型のコミュニケーションなど、連節したくなった。

が「ナイス!」と言っています。
mim42
科学ジャーナリストの視点で編纂された意識の科学史。25年前の書籍のアップデートということで正直そこまで期待はしていなかったが、結果としては大変有意義な読書時間となった。前提知識が無い人でも楽しめそうな内容。メインテーマは「なぜノーベル賞クラスの物理学者が意識科学に転向するのか」であり、最近の意識科学という訳ではない。しかし、物理学者ならぬ哲学者のディヴィド・チャーマーズによるNeurips基調講演のarxiv原稿がサマリーされているなど、見所多数。著者と一流研究者たちの生の会話に基づいた記録は貴重だ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/06/14(3255日経過)
記録初日
2015/05/28(3272日経過)
読んだ本
790冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
255387ページ(1日平均78ページ)
感想・レビュー
373件(投稿率47.2%)
本棚
4棚
性別
現住所
東京都
自己紹介

文学や思想、科学や数学等に興味があります。

そこそこの遅読者です。

知らない言語が飛び交う異国のカフェで読書する時間が好きです。

感想は自己整理用途で書いているので分かりづらいかもしれません。

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