「事実と真実は違う」という当たり前なのに、それを見極める難しさ。事実のみに目を向け、真実を見ようとしないなぁ。その方が楽だから◆「聞いてあげるよ」みたいな自己満足の優しさに陥っていないか。真実を知ろうとしない者には、聞き出す権利はないのに。いい人になろうとしないで、相手のそのままを受け取れるか。そのまま隣にいることはできるか◆自問自答はつづく…

著者はこの本を書き上げるのは、さぞかししんどかったろうと想像する。対象者と自分を一体化し、自身の闇を正視せねば、書けないだろう。ただ、彼女はモヤる気持ちを言語化できたことで、自身を救えたのだな。言語化するって大事だ。誰かに話してもよし、日記に書き殴るもよし、SNSで匿名で投稿するもよし。

「事実と真実は違う」という当たり前なのに、それを見極める難しさ。事実のみに目を向け、真実を見ようとしないなぁ。その方が楽だから◆「聞いてあげるよ」みたいな自己満足の優しさに陥っていないか。真実を知ろうとしない者には、聞き出す権利はないのに。いい人になろうとしないで、相手のそのままを受け取れるか。そのまま隣にいることはできるか◆自問自答はつづく…

これはおとぎ話だ。 頭では分かっていても、勝手に流れてくる涙は止められなかった。以前読んだ「食堂かたつむり」は、ピンと来ず、今回もかな…と思って読み進めたのだが。 読む時期を選ぶのかもしれない。 自分にとっては「今」だった、ということ。