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2024年10月の読書メーターまとめ

nakanaka
読んだ本
10
読んだページ
3878ページ
感想・レビュー
10
ナイス
815ナイス

2024年10月に読んだ本
10

2024年10月のお気に入り登録
2

  • fairy
  • 碓氷優佳💓

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • fairy

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

nakanaka
失業中の専業主夫の主人公・岡田亨がいなくなった飼い猫を探すように妻のクミコから頼まれるところから始まり、彼の不思議な日々が描かれている、といった内容でしょうか。面白いのですが、イマイチつかみどころのない印象でした。まだ第一部なので、これからストーリーがどう展開していくのか、岡田亨を取り巻く人たちがどう関わっていくのか楽しみです。「間宮中尉の長い話」は衝撃的でした。先日読んだ百田尚樹著「禁断の中国史」に通じる部分もあり気持ちが落ち込みます。
nakanaka
2024/10/15 10:31

ガーディアン 71/1000-①

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
10

nakanaka
12編から成る短編集。特に面白かったのは「竜と虎」でした。お互いを認め合っているものの顔を合わせると反発し合ってしまう作事奉行の一郎兵衛とその部下・至。反りは合わないもののいずれは娘婿として迎え入れようと考えてはいたが…、という内容。心温まるユーモラスな作品で素晴らしい。山本周五郎作品を読むとしばしば思うことですが、妻を大事にしなければという気持ちが再確認できます。仕事や子育て、そしてマンネリを理由に忘れていた妻への感謝や大切さを思い出させてくれるので私には必要な読書であることに今更気付きました。
が「ナイス!」と言っています。
nakanaka
凄い作品でした。結末まではっきりしないことも多くありましたがそれで良いのかなと。赤坂親子という支援者(?)を得て再び動き出す岡田。失踪したクミコを取り戻すことに決め、綿谷ノボルとの対決に臨む岡田は凛としていました。個人的には赤坂シナモンの「ねじまき鳥クロニクル」を全て読みたかったなぁ。人や場所や物や時代がとにかく複雑に絡み合っているので再読することで新たな発見がありそうな物語でした。第三部に入ってからは俄然スピリチュアル度が増してきた印象。井戸に入っての瞑想のような行動も何かの隠喩でしょうか。
nakanaka
2024/10/27 11:15

ガーディアン 71/1000-③

が「ナイス!」と言っています。
nakanaka
雁国が今回の舞台で治めるのは延王尚隆。延王といえば中島陽子が王になる手助けをした人物。そして延麒・六太。お気に入りの二人の話だったこともありより楽しめました。雁国内での反乱と二人の出会いが今作の中身でした。普段はお調子者で頼りない尚隆ですが、実は国民のことを想っている熱い君主であるというギャップが良いですね。六太自身もあまり頼りにはならないものの、周りを固める帷湍、朱衡たちが有能で、そのやり取りが面白い。麒麟に選ばれた王が必ずしも名君とは限らないというこの世界観がストーリーとして面白いですよね。
が「ナイス!」と言っています。
nakanaka
第1部よりも大分入り組んだ話になってきました。クミコからの手紙はかなりキツいものがありました。こんな手紙を私が受け取ったら立ち直れないかも…笑。それにしても岡田を取り巻く女性たちが怪しすぎる。第3部ではどんな結末が待っているのだろう。楽しみ過ぎます!
nakanaka
2024/10/20 13:53

ガーディアン 71/1000-②

が「ナイス!」と言っています。
nakanaka
失業中の専業主夫の主人公・岡田亨がいなくなった飼い猫を探すように妻のクミコから頼まれるところから始まり、彼の不思議な日々が描かれている、といった内容でしょうか。面白いのですが、イマイチつかみどころのない印象でした。まだ第一部なので、これからストーリーがどう展開していくのか、岡田亨を取り巻く人たちがどう関わっていくのか楽しみです。「間宮中尉の長い話」は衝撃的でした。先日読んだ百田尚樹著「禁断の中国史」に通じる部分もあり気持ちが落ち込みます。
nakanaka
2024/10/15 10:31

ガーディアン 71/1000-①

が「ナイス!」と言っています。
nakanaka
戦争によって精神的なダメージを負っている青年トムがイギリスの片田舎オクスゴドビーで教会の壁画修復をしながらひと夏を過ごすという内容。その近くで墓の発掘作業をしているムーンや教会の牧師夫人のアリスなどの登場人物と関わっていくことになりますが、これといって何か起きるわけでもありません。しかしながら、村で過ごす静かな時間が心地よく穏やかな気持ちになりました。また戦争のトラウマに苦しむ二人の青年によって見事に反戦というテーマも描いているこの作品は素晴らしいと感じました。良作です。
nakanaka
2024/10/11 17:55

ガーディアン 70/1000

が「ナイス!」と言っています。
nakanaka
タイトル通り中国に関する恐るべき実態、或いは歴史に関する内容でした。知っていたものもありましたが、死刑の種類、宦官制度、科挙制度、纏足など衝撃的なものばかりでした。決して大袈裟に書かれているものではないということは色々調べてみて分かりました。百田氏が中国に危機感や嫌悪感を持っているのも理解できます。中国について知る良いきっかけになりました。百田氏から見ての中国の良い面も知りたいと思いました。吉川英治著「三国志」「水滸伝」が日本人向けに書かれたというのは妙に納得でした。
が「ナイス!」と言っています。
nakanaka
凄い作品でした。夫と息子を捨て、不倫相手との都会生活を取ったアンナ。かたや、田舎での田園生活ではあるものの平穏で幸せなリョーヴィンとキチイ。この対比が残酷でもあり面白くもありました。私個人としては不器用ながらも健気に真っすぐ生きるリョーヴィンに共感と尊敬の念を禁じ得ませんでした。特に印象深かったのは、キチイの出産の場面とリョーヴィンが信仰に目覚め始める場面。アンナが精神的に参ってしまっているあたりは痛々しく可哀想でしたが彼女にもだいぶ非はありそう。凄い作家であることに今更気付いたので他の作品も読みます。
nakanaka
2024/10/08 18:23

ガーディアン 67/1000-③

が「ナイス!」と言っています。
nakanaka
父親の死の真相に近づくにつれて浮かび上がる中国マフィアと台湾マフィアの影。結構ありがちな展開だなぁと思ったものの、実際に両者が日本のヤクザと深い関係にあるというのも事実なんでしょうね。拳銃や匕首を持った男たちの殺し合いに目を背けたくなりますが、ページを捲る手が止まらなくなります。虚勢を張って周りから舐められないようにという生き方をしなくてはならないヤクザの人たちも大変だな、なんて変な感想を抱いてしまいました。梶刑事が死ななくて良かった。
が「ナイス!」と言っています。
nakanaka
先に「砂の狩人」を読んでしまっていたので多少の失敗を感じるかと思いきや全くの杞憂でした。二作目でも登場した佐江が出てくるだけで主人公自体はその都度変わるのかな。狩人シリーズは佐江が裏主人公という設定みたいですね。東京新宿で十年前に潰れた田代組という暴力団を調べ回る秋田県警刑事の梶。捜査が進むにつれて明かされていく真実。面白過ぎます。下巻が楽しみてす。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/07/13(3424日経過)
記録初日
2015/01/01(3617日経過)
読んだ本
1088冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
230968ページ(1日平均63ページ)
感想・レビュー
1088件(投稿率100.0%)
本棚
26棚
性別
血液型
AB型
現住所
山形県
自己紹介

三人の子持ちの男です。
子育てと仕事の合間を縫って読書してます。
偶然読書メーターに出会いなんとなく始めたことから再び読書熱が高まってきています。みなさんの感想を読み新しい本を知る良いきっかけにもなり心から楽しんでおります。

家族が買い集めた文庫本等を読んでいるのでジャンルはめちゃくちゃです。
子供の読み聞かせで絵本もよく読みます。

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