シリー第三弾。シリーズ完結編。第11回山田風太郎賞候補作品。文庫になるまで待てなくて図書館で借りてきた。前半が大上と半グレ沖。後半が日岡と沖。前半は面白かった。後半もつまらなくはないが。このシリーズは一作目の孤狼の血が一番面白かったな。

面白い。10名の部下を持つ足軽小頭に出世した茂兵衛。優しくて頼りがいのあるリーダーになっている。平八郎との主従関係も良好で気に入られている。次巻では騎乗の身分に出世する。

ツバキ文具店の続編。読んでいるとやさしく穏やかな気持ちになる本だった。良い読後感。

三部作の最後。完結篇。読み応えがあった。気になっていたアンナ・スティーナがなかなか出てこないのでヤキモキした。1794での出来事を思うとしょうがないのかも知れないが、絶望的な状況になっていた。先が知りたくてガンガン読み進めたが、え、これで終わり？というラストだった。一応完結はしていると思う。

シリーズ第2弾。茂兵衛と丑松、辰蔵のチームワークが良い感じ。無欲な茂兵衛が10年で千石取りになるという出世の意欲を見せた。先が気になる。次読みたい。

明石屋万吉スゲーわ。その万吉に文句を言いながらも付いていく妻の小春もすごい。

明石屋万吉の話。司馬遼太郎作品は何冊か読んでいるがいつも面白いけど何か堅苦しく読みにくさの様なものを感じていた。これはテンポよく軽くサクサク読める。下巻へ。

図書館本。面白かった。この読後感。世之介のキャラもいいけど登場人物がみんな良かった。吉田さん、もっとこのシリーズ書いてくれないかな。

『1793』に続く第二弾。面白かった。このラストでは事件が全然解決されていない。この後の『1795』まで三部作全部読まないと終わらない。アンナ・スティーナがどうなるのか気になってしょうがない。

黒と赤の表紙に釣られて買ってみたが面白かった。1793年のストックホルムが舞台。四肢が切断され眼球がくり抜かれ歯のない遺体が湖で発見される。その犯人捜しをするのでミステリーではあるんだろうけど推理要素は少ない。この後『1794』、『1795』と続く三部作。

やっぱり4人が大金を手に入れて山分けとはならなかったか。感情を抑えられない稗田が一番ダメ。下巻は展開が早くて面白かった。

久しぶりに読む馳星周作品。金が必要な4人が組んでサラ金会社から大金を巻き上げようとする。互いをあまり信用していない様なので誰かが裏切り抜け駆けするのかもしれない。計画が大雑把で行き当たりばったり感がすごい。こんなので大金は手に入るんだろうか。

一気読みだった。面白かった。死体遺棄事件の真相は明らかになったが結末は残念だった。真剣さが伝わってくる対局シーンの描写が素晴らしかった。

死体遺棄事件事件の捜査と特異な経歴の棋士・上条桂介が子供の頃のエピソードが交互に進む。上条が事件に関わっているんだろうとは思うけど事件の真相は？将棋をよく知らなくても全然楽しめる。下巻へ。

読みたいと思って気になっていたシリーズ。戦国時代もの。なかなか面白かった。百姓から足軽になった茂兵衛がこれから出世していくのかな。最後にチラッと出てくる家康が20代前半で若い。次巻にも期待。

登場人物が長々と喋るシーンがいくつかある。そんな箇所はいつも適当に流して読んでしまうのだが何故だかしっかりと読んでしまった。どういう展開になるのか先が気になったが、早く先が知りたいという事もなく淡々と読み進んだ。面白いとか面白くないじゃない。長い。

シリー第三弾。シリーズ完結編。第11回山田風太郎賞候補作品。文庫になるまで待てなくて図書館で借りてきた。前半が大上と半グレ沖。後半が日岡と沖。前半は面白かった。後半もつまらなくはないが。このシリーズは一作目の孤狼の血が一番面白かったな。