菓子を売る南星屋の話。和菓子が食べたくなった。元気ハツラツな孫娘のお君がいい。シリーズ次巻も読んでみたい。

怪獣の説明を読んでも最後まで姿形が全然思い描けなかった。ゴジラの事が書いてあって空を飛ぶ怪獣なのでラドンみたいなのを想像して読んでみたが違うみたいだし表紙にある怪獣の絵もしっくりこないしビジュアルが思い浮かばない。登場人物の性別も最後までよく分からない人がいた。この作家さんは怪獣オタク？

角田光代さんが岡崎武志氏を師匠に古本の勉強をする。岡崎氏から支持されて色んな古本屋へ行く角田さんの文章を読んでいるとどの古本屋もいいお店で行ってみたくなった。古本屋巡り面白そうだな。

下巻も面白かった。ただ本能寺の変後の秀吉はなんか好きになれない。

司馬遼太郎面白いな。秀吉が主役の本は初めて読んだかもしれない。信長は難しい人。クセがスゴい。下巻は本能寺の変か。

シリーズものだと知らずに読んだが吉村爽子の過去が分かった方が楽しめると思うのでシリーズを順番に読んだ方がいい。フィクションなので気にしなくてもいいのかも知れないが、この本に書かれているプロファイリングは実際にこういう風になるのか著者の創作空想プロファイリングなのか気になった。

この分野は日進月歩。これまでの説がどんどん変わっていく。こういう人類の誕生みたいな事について書かれた本読むとホモサピエンス以外の色んな種類が沢山出てくるのでよく分からなくなって途中から適当な読み方になってしまう。この本も途中から雑な読み方になってしまい反省。

第169回直木賞受賞作。長い長い長い。足利尊氏ってこういう人だったのか。せっかく幕府樹立できたのに内紛続きでずっとゴタゴタしている。なかなか上手くいかないもんだな。読み応えがありとても面白かった。

著者はアンチ速読らしい。自分的には速読でもスローリーディングでもどっちでもいいかな。好きに読めば良い。第一部、第二部がスローリーディングの説明。第三部には小説の一節が掲載されていて実践が示されている。結構参考になる事が書いてあったが線を引きながらとか印をつけながらみたいな読み方は絶対したくない。ページの端っこを折るのも嫌。