ネタバレ読み終えて心が温かくなるお話。「世界は見えている姿だけがほんとうじゃないって知ることは、人間にとって、大切なこと」「人間には闇が必要なんだ。見えないことを畏れたり、未知の世界を夢見る時間も必要なんだよ。科学や常識で、何もかも照らされてしまうと、明るすぎて疲れちゃうんだよ」仄暗い闇ではなく優しく暖かな闇という感じ。忙しい毎日でも、ささやかな幸せを積み上げていくことが自分の助けになるな…と感じた一冊。時間の流れがゆったりに感じて、心が浄化される。トゲトゲしてるときに読めばじんわり落ち着けそうな。

ネタバレ自分の力で人生を切り拓いていく、サバイブする力を思い出したい時に読むと心が強くなる物語。自分で切り拓く力がないから誰かの人生に入り込んでいかないと…と考えていた華子が、結婚と結婚を機に知り合った東京をサバイブする美紀に出会い、自分で自分の人生を切り拓く力を身につけていく怒涛の後半は読んでいて爽快だし勇気をもらえる。自分ひとりで立つことへの心細さはきっと誰しもが抱えるものだけど、自分が主体的に動いていかないと、自分の人生の主人公になっていかないと視野も世界も狭くなってくばかりだな。自分を鼓舞してくれる。

ネタバレ読み終えて心が温かくなるお話。「世界は見えている姿だけがほんとうじゃないって知ることは、人間にとって、大切なこと」「人間には闇が必要なんだ。見えないことを畏れたり、未知の世界を夢見る時間も必要なんだよ。科学や常識で、何もかも照らされてしまうと、明るすぎて疲れちゃうんだよ」仄暗い闇ではなく優しく暖かな闇という感じ。忙しい毎日でも、ささやかな幸せを積み上げていくことが自分の助けになるな…と感じた一冊。時間の流れがゆったりに感じて、心が浄化される。トゲトゲしてるときに読めばじんわり落ち着けそうな。

ネタバレ「怒りの漂白剤」での「白黒をつけすぎない考え方をこちらでも使って、幸と不幸を分けすぎずやっていけばどうか」「ささやかな次元から始めて、自分のペースで新しい目標に歩んでいく」が最近自分が心がけたいと思っている考え方だったので刺さった。自分の気づきが先にあって、そこから似たような描写がある物語に出会えた時の喜びといったら。運命を感じちゃう