シリーズ２作目。普通に見れは成瀬は変人じみているが堂々としているので、それが当たり前の様な錯覚を起こす。関わった人たちは成瀬に感化されて行く。「コンビーフうまい！」番号の謎が解けない…。次はどんな奇想天外を見せるのか続編が楽しみです。

トルンカの常連である千代子ばあちゃん、バレー部エース高校２年の鈴村浩太、イラストレーター本庄絢子、３人が今回の主役。浩太で登場する女優田所が良かった。

ニートとなった主人公が父と狩猟のため北海道へ。そこでヒグマに襲われる。野犬が登場し偶然にも命が救われたのだが。前半と後半では主人公の人格が変わり（ヒグマに殺されかけたらそうなるのか？）感情移入できなかった。また色んなネタ仕込み過ぎ。野犬に関しては人間の身勝手な行動に憤ってしまう。期待したイメージとは少し違ったかな。

強面マスターと娘、アルバイトの修一。喫茶店常連客たちの物語。人には平等に過去がある。良い過去（思い出）も悪い過去も。ほのぼのと読めます。トルンカにはまだまだ謎がおおい。続編へつづく。

不可解な間取りの家。そこに隠された秘密。変な家のカラクリを読み解き殺人事件を疑う。事件の真相はオカルトの世界に突入。読み易くサクッと読めた。

山小屋主人が見聞きした色んな話。とても面白かった。

シリーズ２作目。普通に見れは成瀬は変人じみているが堂々としているので、それが当たり前の様な錯覚を起こす。関わった人たちは成瀬に感化されて行く。「コンビーフうまい！」番号の謎が解けない…。次はどんな奇想天外を見せるのか続編が楽しみです。

大人の様な少年・子供のようでやっぱり子供、少年とおねーさんの関係、少年たち仲良し３人組とスズキ君帝国の関係、そしてペンギンと<海>の存在。登美彦ワールド摩訶不思議な話でした。少年は将来、偉くなるんだろう。

横浜みなとみらい署シリーズ二作目。マル暴の諸橋と城島のコンビ、今作の敵はヘロイン絡みの経済ヤクザ。天敵と思っていた監査官・笹本が何だかんだ良い奴に見えて来るし、任侠道の神野親分がやっぱり渋い。中国武装警察も登場し謎が深まるばかり。逮捕のきっかけを作った奴は恰好付け過ぎでしょう。

患者に寄り添う好いドクターがまたまた登場しました。こちらもカルテ同様シリーズ化されれば嬉しいです。舞台は古都京都、大の甘党で内視鏡のスペシャリスト。大学病院を退いてからは地域医療に従事。人望厚く頼れる存在。北野天満宮の長五郎餅美味しそう。季節が来たら注文してみよう。

条川署シリーズ４作目。今回の主役は７５歳にもなる酒好きの弁護士・五味陣介。五味の無鉄砲なキャラクターが面白い。大学生がオレ詐欺の受け子アルバイトで逮捕される。父を自殺に追い込んだ因縁の相手を交番勤務の新田と五味が追い詰めていく。シリーズはこれで終わりなのかな？続編があったら読みたい。

シリーズ１４作目。今回のトラブルシューティングは、芸能プロダクションの強請、出会い系カフェの性癖魔、高級億ション最上階のオカルト、七つの試練飛び降りデスゲーム。芸能界は魑魅魍魎が跋扈する業界と思え･･･知らんけど。

山の霊異記シリーズ。山の怪談２０篇。骨と皮だけのミイラみたいな者が数回登場して来たが怖かっただろうな。自分が自分を助ける話も興味深い。

劃篇。結衣がホンジュラスから日本に帰還するまでの出来事。今度の高校事変の舞台は北朝鮮。生きて日本に帰るため、とりあえず北朝鮮行きの船に乗り込んだ。もう有り得なーい。日本に帰る手段は狂気の沙汰ではない。

コンビニ愛がすごい。

第３４回横溝正史大賞受賞作。聖人君子のような人が亡くなった。通夜に参列した人達が涙ながらに語る。悪事がバレる「通夜ぶるまい」の部屋。こんなにも話が繋がって行くものなのかと上手さを感じる。そして笑いのツボに嵌ってしまった。こういうブラックは嫌いじゃない。そしてラストのネタバレ。これは必要だったのか？普通に終わってくれても良かった。

「汝､星のごとく」の続編。読みながら前作の内容を思い出してきた。第１話「春に翔ぶ」は北原先生・結・明日見菜々の前日譚。複雑な親子関係の成り立ちが知れる。第２話「星を編む」では才能ある亡き作家のために奔走する二人の編集長の苦悩が知れる。第３話「波を渡る」瀬戸内で田舎暮らし。静かに暮らすは親子たち。内側に染み渡る一冊でした。

馬鹿な主人公、あぁ浮気相手も馬鹿だったか。綱渡り的にその場を凌いでも後のことが気になりハラハラさせられる。後半、主人公が詐欺グループの受け子に代わり視点が変わる。こちらの友達がこれまた馬鹿野郎で物事を先走る。気になるエンディングでしたが平穏な日々が幸せだと気付かさせてくれる。

総理大臣の隠し子でエリート官僚。ミスター・パーフェクトの裏にミス・パーフェクトが居たわけだ。サクサクッとした痛快ストーリー。気楽に読めます、と思ったら病院長がとんでもない奴だった。

主人公は顔はイマイチだが声の渋いラジオＤＪ。行きつけのバーで一目ぼれ。バー常連客を巻き込み騒動に発展して行く。ラジオで流れる物語には本当が半分、嘘が半分。行動が本当で、結果が嘘。最後は上手くまとめた印象。