ネタバレあみ子のような子どもを変わってるけど悪い子じゃないと口だけで言うのは簡単。どこまでちゃんとその人を人間として見てふさわしい言葉かわからないけど 向き合えているか、向き合う覚悟があるかを突きつけられた気がした。あみ子も自身と社会の折り合いの悪さを自覚し、理解しようとあがいている様子なのに胸が痛んだ。…とかいろいろ書き連ねたけど、何もいらないくらいおもしろい、読んだらわかる。

ネタバレあみ子のような子どもを変わってるけど悪い子じゃないと口だけで言うのは簡単。どこまでちゃんとその人を人間として見てふさわしい言葉かわからないけど 向き合えているか、向き合う覚悟があるかを突きつけられた気がした。あみ子も自身と社会の折り合いの悪さを自覚し、理解しようとあがいている様子なのに胸が痛んだ。…とかいろいろ書き連ねたけど、何もいらないくらいおもしろい、読んだらわかる。

ネタバレ自意識で覆い隠していた過去に苛まれる ホラーにも似た 短編 4篇。人間の嫌な部分に対する解像度のあまりの高さに慄く。 登場する4人の人物は最悪の人間として書かれているのか、それとも 誰しも こういう面を抱えているよね、ということを書いているのか。それによってまた見方が変わるんだけど…。

ネタバレ「インタビューの心得」は、人に取材したことがある人は身につまされるはず。ジャムの話、レストランの話、結婚式スピーチの話。普遍的で、わかるわかる〜と思う点もあるのに、情景が焼きつくし、しっかりその人(辻村さん)の経験に根ざしていることが感じられる。