著者のエッセイは初読み。面白かったと思う。 小説からは感じなかった関西のおばちゃん的雰囲気が味わえるのだけど、何となくそういうキャラを演じている自分って感じもする。出版社の社員との内輪ネタが多いのは読み飛ばして、書店愛とそれを支える行動力と上白石萌音さんの話をゆっくり堪能しました。書店が無くなるのは寂しいけど、今の本の価格はそう簡単には買えないものになっているので仕方ないところもあると思う。他の娯楽も豊富だしね。

既読とは思わず再読してしまいました。 毒にも薬にもならないことに変わりはありませんが、20年前の日本(社会人)はまだ元気と余裕があったんだな～というの新たな発見でした。

著者のエッセイは初読み。面白かったと思う。 小説からは感じなかった関西のおばちゃん的雰囲気が味わえるのだけど、何となくそういうキャラを演じている自分って感じもする。出版社の社員との内輪ネタが多いのは読み飛ばして、書店愛とそれを支える行動力と上白石萌音さんの話をゆっくり堪能しました。書店が無くなるのは寂しいけど、今の本の価格はそう簡単には買えないものになっているので仕方ないところもあると思う。他の娯楽も豊富だしね。

住野よる、好きな作家だったはずなんだけど、これは何なのか？まず表紙詐欺。ところどころ興味深い人間関係の話が散りばめられてはいるものの、全体的には意味不明。内容も文体も暴走しまくって私の頭では追いつけない。「一般用メッセージ」って話が最も訳がわからなかった。訳が分からないだけでなく、どう回収されたのかも理解できず苛々する。最後の凄惨な勝負で何かが変わったような気がするけど、実は何も変わっていないし、地球も滅びていない。素晴らしい。