再読。全10巻。長く長く絡んだ因縁も、どれもみな人間の業、まさに落語の人物のようだと師匠八雲のセリフがよかった。その師匠の冥土の道中の陽気なこと。イイ噺だなぁ

再読。全10巻。長く長く絡んだ因縁も、どれもみな人間の業、まさに落語の人物のようだと師匠八雲のセリフがよかった。その師匠の冥土の道中の陽気なこと。イイ噺だなぁ

再読。どこか圓生を思わせる八雲師匠と弟子入りした与太郎。20年前に死んだ伝説の名人助六とその娘の小夏。なにやら因縁めいた噺を思わせながら、それぞれが惹かれた落語という芸人の人生。再読でも楽しい

風邪を引いて一日マンガ読みを決め込む。寄生獣の岩明均のデビュー作らしい。吃音に悩む女子高生のバイト先の喫茶店での日常。そこでの出会いが彼女の心を支えていく。小さな店が舞台の作品。SF作家らしからぬ作品で興味深い。

初めて天河神社に行ってきたので、いろんなものを拾い読みするなかでこちらも。 映画もすっかり忘れていましたが、原作本とは一味変えてあったこと知らなかったので興味深く読めました。

思いの外坂口恭平さんのエッセイが良かった。石牟礼さんと最後に歌った歌。 きょうも雨 明日も雨 わたしは魂の遠ざれき いとうせいこうさんによれば、石牟礼さんは話していると不意に歌が出る。話すことと歌うことに違いが無かったようだと。 坂口さんと石牟礼さんの歌、聞いてみたかった。