水難事故で脳死状態になった娘の瑞穂。一度は臓器移植のドナーとなることを決めた和昌と薫子だが、最期の別れの際、娘の手が動いたように感じ翻意する。和昌が取締役を務めるハリマテクスの技術力を用い、薫子は瑞穂との生活を続けようとする。 母になった今、薫子の思いが胸に迫って辛かった。狂気としか言いようがないと感じる反面、自分も同じ状況になったらどうなるだろうと何度も自問自答した。薫子が「この世には狂ってでも守らなきゃいけないものがある。そして子どものために狂えるのは母親だけなの」というセリフが強烈に印象に残った。

さすが東野作品、映像化を意識してるなーと思ったら、もうとっくに連ドラになってたのね。キャスを見たらイメージ通りで、驚きました。当て書きもあったのかな。すごい。

水難事故で脳死状態になった娘の瑞穂。一度は臓器移植のドナーとなることを決めた和昌と薫子だが、最期の別れの際、娘の手が動いたように感じ翻意する。和昌が取締役を務めるハリマテクスの技術力を用い、薫子は瑞穂との生活を続けようとする。 母になった今、薫子の思いが胸に迫って辛かった。狂気としか言いようがないと感じる反面、自分も同じ状況になったらどうなるだろうと何度も自問自答した。薫子が「この世には狂ってでも守らなきゃいけないものがある。そして子どものために狂えるのは母親だけなの」というセリフが強烈に印象に残った。

本筋ではないけれど、テッドの奇妙に思える行動や発言の訳が、テッド目線で語られる部分があり、そういう理由なのかと理解につながった。