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2024年3月の読書メーターまとめ

キック
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1479ナイス

2024年3月に読んだ本
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2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

キック
ある就活で最終選考に残った6人に課された最終課題は、グループディスカッションで「内定に相応しい人物を一人選ぶ」というもの。議論の最中に、各々の汚点を暴いた告発文が届く。一体誰の仕業なのか、そして内定者に誰が選ばれるのかをサスペンス仕立てで描く。逆転に次ぐ逆転にあっという間に読了。人の裏表を描くとともに、就活の欺瞞を活写。さらに一人の成長物語にも仕上がっており、とても面白かったです。本書は多様なテーマに挑んだ傑作だと思います。
キック
2024/03/10 21:03

「自分の長所・短所は何か」「大学で何を成したか」等の問いに、臆面もなく針小棒大に答える。この繰り返しに疲れ果て、最初に内定を出してくれた会社に就職しました。それにしても正直に話した会社からは落とされ、脚色をして話した会社からは内定通知を貰うという欺瞞に憔悴するとは、まだ当時は純粋だったなぁと、本書を読んで思い出しました。本書は就活の核心を見事に描いた作品と思います。

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2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

キック

出勤途中で見つけたマンホールです!

出勤途中で見つけたマンホールです!
ポップノア@背番号16
2024/03/21 21:22

キックさん、こんばんは~🌸 これはマンホール女子じゃなくても写真撮りたくなりますねぇ。でもわざわざ「子猫」に変えなくても⋅⋅⋅😆

キック
2024/03/21 21:33

ポップノア@背番号17さん、こんばんは。歩いていて、びっくり!漱石が通ったという学校の前のマンホールでした。

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2024年3月の感想・レビュー一覧
20

キック
文献史料が乏しく王宮の発掘調査も進んでいない謎の5世紀の国家の実像に、記紀や風土記に加え地名等を手がかりに迫っていく力作。倭王を出すことができる中枢王族と、倭王には就任できないが王族を称することができる周縁王族という複数の集団が存在し、5世紀の倭王はその同輩中の第一人者という存在にすぎず、その後、吉備や葛城をはじめとする各地の豪族との対決や王統の断絶等を経て、継体天皇以降の強大な支配権力に至るまでを素描。一般向けにしては冗長で退屈な箇所もありますが、読み飛ばして最後まで読了することが肝要な本でした。
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キック
「文章をよく見て区切ること。そして、想像力を働かせて絵にすること。この二つができるようになれば、英語を読む準備は完了。」英文を読むコツが惜しげもなく披露されています。しかも驚くべきことに、難しい英文法の話は一切ありません。目から鱗のガイディングに、中学程度の知識があれば、英語を読むことができるような気がします。英語の学び直しには打ってつけの本でした。
くたくた
2024/03/24 21:57

このビッグ・ファット・キャットのシリーズ好きです♪

キック
2024/03/24 23:15

くたくたさん、こんばんは。本当に目から鱗でした。関係代名詞や仮定法のあたりで落ちこぼれるんですよね。学校でもこの様に教えてくれれば良かったのになあと思いました。

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キック
猫のタマと暮らす大吉じいちゃんの四季折々。第10弾。安定の癒しネコ漫画。第8弾で登場した4匹の子猫たちとの日常エピソードも良し!佳枝ばあちゃんに贈ったレコードの話や、佳枝ばあちゃんがタマのために作ったお手製のネズミの話、そしてタイムカプセルの話が印象深かったです。「都会じゃどんどん街が変わっていくのに、この島はなんにも変わっとらん。猫は相変わらず多いし、顔ぶれも一緒。まるでこの島がタイムカプセルのようだってな」
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キック
ネタバレ北楓高校で、1ヶ月の間に3人の高校生が自殺。しかも全く同じ文面の遺書を残して死んだ。この死の謎と更なる犠牲者が出るのを阻止すべく、特殊能力を持つ主人公が、同様に特殊能力を持つ2人の同級生とともに、犯人を追い詰めていく話。「特殊設定ミステリ」というジャンルで、荒唐無稽な設定ですが、そうとは感じさせない筆力に、あっという間に読了。いわゆる「スクールカースト」を描いた力作でした。「同調圧力」は私の学生時代はほとんどなく、今の学校は私の想像を超えているのでしょうね。
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キック
ネタバレエリート電通マンによる入社から退職までの自身の回想録。電通マン人生の悲喜交々や電通の暗部を赤裸々に語っています。ブラック企業と名高い電通ですが、想像の上をゆく激務とブラックぶり。加えて異様なエリート意識に驚くとともに気分も悪くなりました。異常な社風に日々蝕されて感覚が麻痺していくのでしょうね。どんなに高給であっても、この会社では働きたくないと思いました。それにしても、CMに起用されるタレントは、キーマンが「好きだ」とか「大ファン」といった理由で決められるとのこと。特に企業戦略はないのですね。
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キック
再読。本書は、洞爺丸沈没事故、奥尻島の大津波、普賢岳火砕流、広島橋桁落下事故、日航羽田沖墜落事故、上海列車衝突事故等々から、死の寸前において九死に一生を得た人たちを取材し、運命を分けた行動や選択を追ったドキュメントの書籍化。それは寄り道や気が向かないといった些細な出来事や偶然の連鎖であり、運命の女神の気紛れに圧倒されました。また「万人が奇跡に遭遇しているはずなのに気がつかないだけ」というあとがきが印象的でした。確かに私も「あの人に会わなかったら人生変わっていたなあ」と人生の不思議に思いを巡らしたのでした。
キック
2024/03/20 19:40

人の生死を奇跡と言って面白がる番組スタッフ。色々言い訳をして取材していますが、テレビマンに対する不快感が残りました。また、何度も歴史的事故に遭遇し、都合良くその都度切り抜けるというどう考えても嘘だろうと思われる者もいました。とにかく、本書の番組企画は今では到底実現できない昭和ならではの企画と思いました。

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キック
仕事本。セミナーの準備で再読。遺留分、特別受益、寄与分等々、相続は法律用語も難しく、とっつきにくいものですが、本書はとても読みやすく、参考になります。相続が「争族」にならないように、有効な遺言書の作成を勧めたいと考えます。
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キック
タイタニック号やジェームス・ディーンやケネディとリンカーンの話等の有名な話をはじめ、こじつけ話を含め54話の偶然の一致を紹介。JAL墜落機の機内誌に、墜落現場の上野村の村長のインタビュー記事が掲載されていたという偶然には驚きました。超常現象ではないけれども、何とも不思議な現象です。「偶然の一致」は数学上の確率を無視して起きるものとのことですが、「噂をすれば影をさす」という諺があるくらい、誰にでも起きうる現象です。遠藤周作先生が自身の体験を綴っているエッセイを読んだこともあります。とにかく不思議です。
キック
2024/03/17 07:55

再読本です。初読は25年くらい前で、些細な偶然の一致をしばしば経験していた時期です。例えば、贔屓の歌手のベストアルバムがないかなと思いつつ、CD店に入ると、ちょうど発売されていたとか、噂をしていたタイミングで、その知人が電話をかけてきたりとか。さらに、この時期、「偶然の一致」にまつわる本が立て続けに出版されました。ただ人生自体が様々な偶然が重なって進行していると考えると、特に不思議ということではないのかもしれません。

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キック
特集は「蕎麦」。「権兵衛」、「かね井」、「晦庵河道屋」、「本家田毎」等々の美味しい蕎麦屋がたくさん紹介され、蕎麦好きの私には、とても参考になりました。「名刹・名庭をめぐる」は妙顕寺。「京都ぷらっと日記」は龍安寺を紹介。「京の四季を歩く」は三宅八幡宮・赤山禅院をめぐるコース。その他では、京の異形シリーズと銘打った「大江山の酒呑童子」の正体に迫る特集記事が面白かったです。「疱瘡」に対する人々の恐怖を形にしたという有力説よりも、「西洋人漂流渡来説」の方が浪漫を感じました。
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キック
4月の月刊京都の特集は昔から「桜」。この年は、冒頭で時代劇スター(里見浩太朗、由美かおる、原田龍二等)のお気に入りの桜を紹介。さらに、京都人が愛する桜散歩道が紹介され、とても参考になりました。具体的には「広沢池・佐野の桜」「大山崎界隈の桜」「背割堤と八幡の桜」「野村別邸周辺の桜」「洛北疏水分線の桜」といずれも、地元の方々が楽しんでいる隠れ桜コース。私は野村別邸と清流亭間の枝垂れ桜並木と疏水分線べりの桜並木は、機会があれば絶対に行きたいと思いました。その他の特集では「日野富子の真実」が興味深かったです。
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キック
「交通事故」もの6編を収録。信号の見落とし、道路への飛び出し、煽り運転、路上駐車、窓からのポイ捨て、無免許運転といった実社会で起こっている事故をめぐる人間模様。東野先生らしくラストがどう転ぶのか予測不能の秀作ばかりです。復讐劇が多かった印象ですが、あえて1編選ぶとしたら、因果応報を表現した「捨てないで」でしょうか。4月火曜日の22時からNHK地上波で放送されるらしく、とても楽しみです。
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キック
特集は、日本酒。日本酒バー(4軒)、燗酒と肴の美味しい店(10軒)を紹介する他、お酒文化や美味しい飲み方を指南。酒好きな方にはお勧めの内容でした。「麻生圭子エッセイ(第20回)」は吉田神社の火炉祭。節分の日の夜に旧い神札を浄火で焼くお祭り。「名刹・名庭をめぐる」は鎌倉時代創建の築山枯山水庭園を有する立本寺。「京都ぷらっと」は晴明神社をイラストで楽しく紹介。「京の四季を歩く」は醍醐寺周辺をめぐるコース。久しぶりに醍醐の桜を見に行きたくなりました。
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キック
積読本消化。京都、奈良、鎌倉の門前町とその名物を紹介する内容。具体的には、北野天満宮と茶菓子、大徳寺と納豆グルメ、西本願寺と松風、天龍寺・南禅寺と湯どうふ、大神神社と三輪そうめん、正暦寺と清酒、春日大社・漢國神社とまんじゅうのルーツ、円覚寺と精進料理。甘党の私としては、京都の北野天満宮の長五郎餅を食べて、奈良の春日大社・漢國神社にまんじゅうのルーツを訪ねる旅を企画したいと思いました。
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キック
毎年楽しみにしている桜特集。今年は「隠れた名所」ということで、マイナーな桜名所(六孫王神社、広沢池、千本ゑんま堂等々)を紹介。そうは言っても、京都。期待を裏切らない場所ばかり。行ってみたいけど、日帰りは勿体無いし、満開に合わせるのは至難の業ですので、今年も紙面で我慢します。京都のふしぎの玉手箱(第58回)」は琵琶湖疏水と桜。桜の時期の蹴上のインクラインも最高です。「歩いて発見」は車折神社から桜の嵐山へ。「寺社探訪」は「立本寺」。「京都ニュース(1月分)」では、三条大橋の改修工事完了の記事に注目。
が「ナイス!」と言っています。
キック
ある就活で最終選考に残った6人に課された最終課題は、グループディスカッションで「内定に相応しい人物を一人選ぶ」というもの。議論の最中に、各々の汚点を暴いた告発文が届く。一体誰の仕業なのか、そして内定者に誰が選ばれるのかをサスペンス仕立てで描く。逆転に次ぐ逆転にあっという間に読了。人の裏表を描くとともに、就活の欺瞞を活写。さらに一人の成長物語にも仕上がっており、とても面白かったです。本書は多様なテーマに挑んだ傑作だと思います。
キック
2024/03/10 21:03

「自分の長所・短所は何か」「大学で何を成したか」等の問いに、臆面もなく針小棒大に答える。この繰り返しに疲れ果て、最初に内定を出してくれた会社に就職しました。それにしても正直に話した会社からは落とされ、脚色をして話した会社からは内定通知を貰うという欺瞞に憔悴するとは、まだ当時は純粋だったなぁと、本書を読んで思い出しました。本書は就活の核心を見事に描いた作品と思います。

が「ナイス!」と言っています。
キック
宗教とは何か、そして現在の世界情勢への影響についてをキリスト教を中心に両名が語り合う企画。平易な語り口に、あっという間に読了しましたが、時間を置くと何も残っていないことに愕然。再読しないと。ただ、ロシア贔屓や公明党への高評価は、納得できませんでした。また、主要テーマとは関係ありませんが、「仕事先との会食で領収書を忘れたら、プライベートな食事での領収書で辻褄を合わせる」「タクシーの領収書には乗車時間が記載されていないので都合が良い」といった非常識な主張には呆れました。
が「ナイス!」と言っています。
キック
積読本消化。本書はデジカメ初心者向けに、各モードの使い方を丁寧に解説。加えて、風景・料理・猫・人物・夜景等の撮り方を、京都の社寺等を背景に伝授。オートーモードしか使ったことのない私としては、使いこなせれば、様々な面白い写真が撮れそうと思ったのでした。
が「ナイス!」と言っています。
キック
本書はJR東海・京都キャンペーンポスターの10年分を、春夏秋冬に分けて紹介したもの。素晴らしい写真に思わず息を呑みます。実は、CMでは「そうだ、京都行こう」と森本レオさんが呟いていたと思い込んでいました。実際は長塚京三さんのナレーションで、「そうだ、京都行こう」とは全く呟いていません。懐かしい勘違いでした。
が「ナイス!」と言っています。
キック
読書や散歩が趣味という山田全自動さんの「漫画日記」ということで衝動買い。「旅行あるある」「読書あるある」に共感。中でも「読書はあまりお金がかからず、いつでもどこでも一人でできて、なおかつ何かしら得るものがある」「ちょっとした細切れの時間でもできる」「読む行為と同じくらい、本屋に行くという行為、探して買うという行為が好き」「読書は単純に情報を得るだけでなく、本を買いに出かけたり、本屋で選んだり、装丁をじっくり見たり、好きな場所で選んだりという行為も含めて楽しい」全く同感です。本屋は一日中居ても飽きません。
が「ナイス!」と言っています。
キック
積読本消化。東京でタダで楽しめる様々なスポットを85ヶ所紹介。私が行ったことがあるのは、アド・ミュージアム東京、INAXギャラリー、NHK放送博物館、貨幣博物館、情報センターJAXAi、旧安田庭園、ホテルニューオータニ東京日本庭園の8ヶ所だけ。タダで楽しめるスポットが、まだまだ沢山あります。中でも、カナダ大使館、国会議事堂、皇居、最高裁判所、防衛省、警視庁本部、日本文具資料館、椿山荘日本庭園に行ってみたいと思いました。とにかく東京都内の散歩に、とても参考になりました。
キック
2024/03/02 16:07

事業仕分けの犠牲となった「情報センターJAXAi」。東京駅の近くにあって、気軽に宇宙を楽しめる施設で、丸善に行くついでに時々立ち寄っていました。閉館はとても残念でした。もっと大きな税金の無駄遣いはあったはずなのに、本当に見当はずれの民主党政権でした。

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/10/25(3107日経過)
記録初日
2012/06/23(4326日経過)
読んだ本
1882冊(1日平均0.44冊)
読んだページ
448002ページ(1日平均103ページ)
感想・レビュー
1882件(投稿率100.0%)
本棚
24棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
現住所
東京都
自己紹介

(読書メーター登録日:2015年10月25日)
 偶然、読書メーターの存在を知り、投稿を始めました。自分が読んだ本を、他の方々はどのように感じられたかを知りたいですし、色々な情報を共有できれば嬉しいです。
 通勤電車の中で、本を読む時間が至福のひとときです。年間100冊(月間10冊程度)を目標としています。
 読むジャンルは様々ですが、不可思議な話には目がありません。懐古本も良いですね。小説は宮部みゆき氏や東野圭吾氏のファンです。京都本も良く読みます。また歴史好きで、古代から現代まで幅広く日本史を読みます(世界史は苦手かな)。漫画やコミックエッセイも大好きです。よろしくお願いします。
(アイコン変更:2015年12月5日)
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