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2024年8月の読書メーターまとめ

キック
読んだ本
10
読んだページ
2600ページ
感想・レビュー
10
ナイス
612ナイス

2024年8月に読んだ本
10

2024年8月のお気に入り登録
1

  • ぽんすけ

2024年8月のお気に入られ登録
2

  • 柊よつか
  • ぽんすけ

2024年8月にナイスが最も多かった感想・レビュー

キック
ネタバレ再読。ファンから届いた一通の手紙。「自分の住むマンションの部屋に何かいるような気がする」ここから始まる恐怖譚。この正体に迫るべく調査を開始。すると怪異はマンションの一室に止まらず、拡がっていき、遂には福岡の最恐怪談に繋がっていくという壮大な展開。また平山夢明氏や福澤徹三氏という実在の著名人も登場し、謎の解明に大きな役割を果たします。実話怪談としか思えない巧みなストーリー展開に一気読み。怪談好きの方には、絶対お勧めの一冊です。間違いありません。
が「ナイス!」と言っています。

2024年8月の感想・レビュー一覧
10

キック
「まくら」とは落語家が噺に入る前のちょっとした小話のこと。本書は100編の様々なテーマについて書き綴ったもので、週刊朝日の連載コラムの書籍化。1編が3ページ程度の小気味の良い文体で、とにかく面白いので、通勤の友に激奨します。ただ、車内でニヤニヤするのは不気味なので注意が必要です。加えて秀逸なのは末尾の解説文。驚きの解説者であることに加え、ネタバレと裏話が含まれていますので、最後に読むことを薦めます。
が「ナイス!」と言っています。
キック
「稲川怪談」2冊目を読了。1冊目同様に怖い記憶、恐い噂、怖い場所、怖い噺の4章で構成。安定の面白さ(怖さ)で満足です。
キック
2024/08/31 18:16

空室となっている階下から電話がかかってくる不気味なアパートの話(「真下の住人」)がありました。実は、私は若い頃、社宅の独身寮で妙な体験をしました。私の部屋は最上階の4階の一室でした。夏のある深夜のこと、屋上を走る足音に起こされました。何と非常識!と思い、翌日、寮の管理人に話したところ、屋上には鍵がないと入れないとのこと。さらに誰にも貸与していないと、管理人室にある鍵を見せてもらいました。誰かが外を走る音が、あたかも上から聞こえてきたように感じたということでしょうか?いまだに謎です。

キック
2024/08/31 20:20

後日譚があります。この数日後、深夜に4階の廊下を走って往復する音に叩き起こされました。しかも、よりによって私の部屋の前で折り返すのです。頭に来て、ドアを開けたら・・・。誰もいなかったのです。嫌がらせ?あれは何だったのでしょうか?

が「ナイス!」と言っています。
キック
怪談で涼をとるのも夏の楽しみの一つ。ということで、初めて「稲川怪談」の世界を体験しました。怖い記憶、恐い噂、怖い場所、怖い噺の4章で構成。独特の語り口調で、実話怪談風に仕立て上げられていて、飽きさせず面白く読了。ここまでくると稲川さんは、一つの芸として確立していると実感しました。
キック
2024/08/31 17:36

そう言えば、昨日の「チコちゃんに叱られる」で、「なんで人は怖い話を聞きたくなるの?」というテーマをやっていました。正解は「危険か安全か確かめたくなる野生の本能」とのこと。怖い話は自分に害になるかもしれないが、最後まで聞いて判断したいとウズウズしてしまう。そして最後まで聞いて、自分に害はなかったことが確認できると、安堵という喜びに変わる。そうなると、又聞きたくなってしまうとのことでした。野生の本能を刺激する稲川怪談を一度聞いてみたいと思いました。

が「ナイス!」と言っています。
キック
積読本消化。数ある国宝の中から、建築物・絵画・彫像等、放送9回分のテーマ(日光東照宮、平等院鳳凰堂、浄瑠璃寺九体阿弥陀仏、尾形光琳、三井寺光浄院、東大寺金剛力士像、縄文土器、鳥獣人物戯画等)を詳説した国宝ガイド本。豊富な写真や図解など工夫された紙面構成で、読みやすかったです。個人的には、「日本最古の漫画」と称される「鳥獣人物戯画」や、金色に光る「浄瑠璃寺九体阿弥陀仏」を観てみたいと思いました。
が「ナイス!」と言っています。
キック
戦国時代に一大名を滅亡に追い込むなど能力を如何なく発揮した呪いの人形「お梅」。500年の封印が解かれ現代に蘇った「お梅」は、出会う人間に悉く呪いをかけていきます。ところが、どうも勝手が違うようで、意に反してハッピーになっていく人間たち。地団駄を踏む「お梅」の今後は如何に。ハートフルコメディで、ホッと一息つける秀作でした。続編が出たら、また読んでみようかな。
が「ナイス!」と言っています。
キック
オカルト視点で明治以降の「聖徳太子」にかかる偽史を追った内容。とても興味深く、面白かったです。キリスト教に染まった聖徳太子という珍説から始まり、司馬遼太郎の小説をクッションに、怨霊説、怨霊説の延長線上にある「オカルト太子」に至ります。論者各々の成功のために消費され、実像とはかけ離れた「聖徳太子」像。中でも梅原猛の「怨霊説」という珍妙な奇説は、世間を賑わし、毎日出版文化賞を受賞。学会も看過できなくなるほどの影響力を及ぼしました。そして今なお影響力を残しており、ある意味「呪われた書」と言えるかもしれません。
が「ナイス!」と言っています。
キック
積読本消化。新聞コラムの書籍化、第三弾。今回が最も気合いが入っているという印象。日本人が英会話が苦手なのは、受験英語が枝葉末節にこだわりすぎ、萎縮してしまっている日本人を量産してしまったこと。また、文法的な成り立ちの説明軽視により、文法に対する納得感がないこと。本書では文法の成り立ちについて、分かりやすいアプローチを重視し、文法に対する納得感の醸成を目指したもの。それにしても、「ドンマイ」という英語表現はなく、「don't worry」が正しい表現とのこと。そういった和製英語の撲滅も必要です。
が「ナイス!」と言っています。
キック
積読本消化。新聞コラムの書籍化、第二弾。本巻では主に英語文法関する疑問(語源、語彙、語感、語法、語義等)を一言解説。英語の基礎を作る上では文法は重要。文法力がある人は短期間で会話力が向上するが、文法を軽視した人は会話能力は向上しないとのこと。学び直しも文法からということでしょうか。
が「ナイス!」と言っています。
キック
積読本消化。英語に関する様々な疑問(文法、語源、口語、文化・歴史、宗教等)を一言解説。新聞コラムの書籍化なので、気軽に読めました。学校で学んだ英語は実戦的ではないことを痛感。例えば、「how do you do」は死語同然、「メリークリスマス」なんて言わない、「will=be going to」ではない、「be willing to」は「喜んで〜する」ではない等々。また、英単語については基本イメージを捉えることが重要。とにかく実践的な学び直しが必要です。ところで、今の英語教育は改善されたのでしょうか?
が「ナイス!」と言っています。
キック
ネタバレ再読。ファンから届いた一通の手紙。「自分の住むマンションの部屋に何かいるような気がする」ここから始まる恐怖譚。この正体に迫るべく調査を開始。すると怪異はマンションの一室に止まらず、拡がっていき、遂には福岡の最恐怪談に繋がっていくという壮大な展開。また平山夢明氏や福澤徹三氏という実在の著名人も登場し、謎の解明に大きな役割を果たします。実話怪談としか思えない巧みなストーリー展開に一気読み。怪談好きの方には、絶対お勧めの一冊です。間違いありません。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/10/25(3262日経過)
記録初日
2012/06/23(4481日経過)
読んだ本
1939冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
462111ページ(1日平均103ページ)
感想・レビュー
1938件(投稿率99.9%)
本棚
24棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
現住所
東京都
自己紹介

(読書メーター登録日:2015年10月25日)
 偶然、読書メーターの存在を知り、投稿を始めました。自分が読んだ本を、他の方々はどのように感じられたかを知りたいですし、色々な情報を共有できれば嬉しいです。
 通勤電車の中で、本を読む時間が至福のひとときです。年間100冊(月間10冊程度)を目標としています。
 読むジャンルは様々ですが、不可思議な話には目がありません。懐古本も良いですね。小説は宮部みゆき氏や東野圭吾氏のファンです。京都本も良く読みます。また歴史好きで、古代から現代まで幅広く日本史を読みます(世界史は苦手かな)。漫画やコミックエッセイも大好きです。よろしくお願いします。
(アイコン変更:2015年12月5日)
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