モンゴル相撲の力士のユニフォームとして履かれていたり、南蛮人を描いた日本の絵にも16世紀のスペインポルトガル人の格好がシャワールになっている。スペインポルトガルは調べて見たら昔、北アフリカ ムーア人というイスラム教の人々に支配されていたことからトルコのシャワールが入ったのでは?と。日本でも相撲の呼び出しの人が履いているそう。
/ウーフはなんにもなれないか?/ぶつぶついうのはだあれ/おひさまはだかんぼ/おかあさんおめでとう/お月さんはきつねがすき?/雪の朝/ウーフはあかちゃんみつけたよ/ぴかぴかのウーフ/
なかなかに複雑で難しい戦後の勢力関係だったとは思う。今の為政者すら戦後生まれで、何もできない関係ないと思いがちだけれども、在日朝鮮人や韓国との問題が噴出した際、上に対して何してたんだよとは言えたはずなのに、言った相手に対して悪感情を持つ方向に至ってしまっていた。完全なるでっち上げではなく、違う立場から見た事実はどちらも正しきところがあるのだと思っている。→
ただ、理屈は分かっていても、単一民族という感覚に慣れ過ぎていて、来たる多様な日本社会に対し、差別的でない自分でいられるか心配はある。あまりそういった場面には出くわさないが、一方からの見方だけを正しいと思い込むこと、偏見的な報道やネットニュースを信じないこと、またそれらに加担しないことはしていきたいと思うが、言うは易しで難しいことだとは思っている。中学〜
0か100かで区切ることはできないのだ。この本と、『ふるさとって呼んでもいいですか?』を読んで、そういうことじゃないのだと。やっと間違いに気づけたのかもしれない。中学〜
もちろん外国人労働者を使い捨てのように扱っているのは賛同できない。人権も尊重したいし待遇も良くするべき。祖国でとても辛く苦しい目に遭っているからこその不法就労だとも分かる。それでもなお、就労ビザのない外国人を全員受け入れることはできないし、子どもが日本で生まれたら仕方ないとも言い難いし、入管が厳しいのも当たり前に思う。子どもを産ませて在留資格を得ようとするクルド人の件もある。難しい問いだと思う。中学〜
解説より。両親を見る目の成長が感じられる。家の生産生活に密接した感情を書いている。小学校、最終学年らしい感情、鑑賞力が現れている。自然をよんだ詩も心の内部と響き合うことを捉えて表現している。社会問題にも関心を持っていることがわかる。指導する際には、詩人の作品を読ませるときに言葉の美しさを感じさせ、想像力を働かせて作品を理解させるようにする。
解説より。生活活動の捉え方がぐんと伸びて、詩の内容が豊かになっている。つまり生活の見方や感じ方や表し方が進んだということ。身近な家庭生活や学校生活や自然との関わり、などから、社会的なことにも関心を持ち書いている。指導する際には、どんなことがどこにどのように書いてあるかと言うことを調べさせ、自分の生活の中に生活の感動をと捉えて書くように導く。詩人の少年詩は高い表現技術で、創造の世界を作り上げ、それは子供の上層生活を豊かにする栄養剤となる。言葉の比喩の美しさを味わわせたり、想像力も育つように導く。
解説より。3年生時代と比べると事象に対する感じ方、考え方はぐんと成長している1つの事象からより発展した想像をする力が見て取れる。連を作った表現も増える。指導をする際には、感動したことを見た順序や、順序に書く平易な表現をさせ、無理に連を作らせないようにする。プロの詩人の詩は、イメージを描いたり、想像したり、考えたりして楽しんで読み、子供自身が生活の中に詩的感動を発見し詩を書くように促す。
解説より。3年生になるとそれまで多かった擬人的な表現が少なくなり、より現実的な生活感情を表し、その中に子供らしい思考やデリケートな心理も含まれてくる。事象の観察も細かになり、感性の働きも出てきている。家庭生活の中のことを書くときは、自分の内面的な心情を表すようになる。学校生活の中では、体験を通して知的なことをした喜びも現れている。社会現象にも関心を持つ。想像世界を表現した詩も。指導するときには、感動、行動の順序に、その中に思ったこと考えたことを日常を使う自分の言葉で書くよう導く。
日曜日のおとうさん、牛にゅう、一キロメートル、お父さんと同じことばにして、セミのぬけがら、おとうさんのひげ、弟、が好き。大人の詩ならライオンのお父さん。
解説より。2年生の特徴は、家の仕事、家族、学校の勉強について書いた詩が増えてくる。動物植物を擬人化した詩が多い。幼年らしい夢や願望が表現されるようになってきた。親が指導する際には、どこが面白かったか感心したかを話し合い、した順序や見た順序に書きながら、自分で思ったことも書くように導く。
1年生の児童詩には2つの方向がある。何かしたり見たりして感じたことを、そのまま自分の言葉で書く方向。動物植物に対して、それを人間のように見立てて擬人化する方向。親が表現、指導をするときには、何かしたり見たりした時、感じたこと思ったことをそのまま短く書こう位で充分。詩人の作品を、子供に読ませるときには、音読させてリズムを楽しむようにし、言葉の美しさを味合わせ、感じたり、考えたりして死の世界に遊ばせるようにする。解説より
好きな詩が多く、あさがお、かたつむり、みずたまり、ランドセルの赤ちゃん、またのぞき、レストラン、山がきれいだよ、にんぎょのようにおよいだなど。大人の詩も瑞々しくて、トマト、うしさんうふふ、なめくじとでんでんむし、一ねんせいだよ、いいことするのはむずかしい、阪田寛夫 つきよのおばけ、ひとりあやとり、まど・みちお 犬があるく、セーター着るとき、どっこいしょ、おとうさん、谷川俊太郎 いちなど好き。
どこかで読んだことのある昔話の類話が、「つくりものの天国」「もつれた足とまぬけな花婿」 一休さんと類話「初代のシュレミール」 挿絵のセンダックも実は両親がユダヤ人で多くのお話を語って聞かせてくれたのだとか。
必要最低限でも必ず躊躇なく行使する武力がなければならない、絶妙なバランス力。国連での仕事は、コミュニケーション能力がモノを言う。中満さんは言います。伝えるべき内容があってもそれを伝えられる語学力がなければ話にならない。国連職員ならさらに英語以外の第三、第四言語も駆使しなければならない、と。子どもの英語教育についても考えさせられたし、そもそも自分自身に対して、このまま大して社会貢献せず人生終われないと強く感じた一冊。
歯応えのある本を子どもたちに届けたい!そのために必死で読んで学んでいます。小学生くらいの年齢層の本がメインです。
メモ✍️今後の読み進め方向
ことばの科学本、書物の歴史
韓国8月
怪談8月
虫、宗教哲学神話
✏︎memo✏︎
【2024年】
・昔話→アフリカ、南北アメリカ、オセアニア、フランス
・科学本→人体、地震、犬猫、動物園にいる動物、探検の歴史、文明の歴史、宇宙・天文学、飛行機、植物、公害、自然環境、土・石、憲法政治、社会学全般、伝統工芸・道具、感染症・病気、障害、オリンピック、算数
【2023年】
・昔話→イギリス、アイルランド、マザーグース、グリム、モンゴル、アフリカ
・トルストイ、アンデルセン
・かがくのとも、おはなしのろうそく、歳時記
【2022年】
・ちびくろサンボ絶版
・わらい話、古事記
・チャールズ・キーピング、村山籌子
【2021年】
・馬場のぼる、中谷千代子、ディック・ブルーナ、ピーター・シス、脇明子
・昔話、紙芝居、外遊び、アドラー
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