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2024年6月の読書メーターまとめ

のん@絵本童話専門
読んだ本
210
読んだページ
22360ページ
感想・レビュー
182
ナイス
237ナイス

2024年6月に読んだ本
210

2024年6月にナイスが最も多かった感想・レビュー

のん@絵本童話専門
魔女宅の角野さんの戦争体験を紡いだ作品。ちょうど主人公のイコちゃんと同じ歳。戦時中の子どもの暮らしを描いている。親のいない不安、甘えられない厳しさ、満足に物も持てない食べられないひもじさ。これほどシリアスなお話なのに、ファンタジー作家ならではのふんわりとした雰囲気を醸し出していて驚いた。父の生死が分からない状況下で、継母と女二人手を取り、絆を深めていくところが印象に残った。中・高学年〜
が「ナイス!」と言っています。

2024年6月の感想・レビュー一覧
182

のん@絵本童話専門
とても分かりやすく簡単な実験、自由研究のアイデアがいっぱい。賞をもらうような実験を見ると難しく思ってしまうが、普段感じるちょっとした疑問を深掘りして調べてみるだけでいいんだって思える。まとめ方にも言及。昆虫、動物、植物、天気、自宅での実験工作、海や川での観察採集など。次男、ジオラマと静電気モーターをやってみたいと。
のん@絵本童話専門
山脇百合子さんの可愛らしいイラストと共に、料理がはじめての子供でも作れるレシピがいっぱい。オシャレで映えな料理本と比べると古めかしい感じはするが、いきなり難易度の高い料理となると難しいので、実直で丁寧な印象。
のん@絵本童話専門
卵を立てる(立ちやすい卵とそうでない卵の違い)、卵を回した時の軌道、潰れにくい方向、殻を溶かして卵袋を使った実験などなど、古めかしいが純粋にやってみたいなと思う実験がいっぱい。面白い!
のん@絵本童話専門
河原という場所とそこに集う人々の歴史的な変遷を知ることができる。土葬のイメージが強いが、9世紀頃、死んだ人は川に葬られていたそう。死の場所であり、神様との境の場所でもあった。だから穢多非人と呼ばれる人は神仏に関わりのある特別な人とされていた。武力やお金の力がのさばってきた室町時代頃から差別の対象となっていった、と。絵巻物のような絵に、多くの情報が詰め込まれていることが解説から分かり、当時の人々の風習や暮らしが説明されている。ボリューム多くなかなか全てを読み込んで覚えきれない!また読み直したい。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
料理は科学!科学的知識を駆使した、楽しく映える料理の数々。見た目にも美しくやってみたい!がいっぱい。科学的な解説もとても詳しい。同じ感じの本はたくさんでていて、どれかが一番網羅されてるとか良かったとか言えないけれど、どれも掻い摘んで好きなものを試してみるのに向いている。
のん@絵本童話専門
小学生の料理本に!と聞いてまず読んでみたが、見やすく余白も多いけれど、小学生に手渡すことを考えるともっとシンプルでもっと単純なメニューで良いように思う。作り方の文章が多すぎるので読みながら作業は難しそう。ウスターソースは手作りしなくてもいいと思うし、トマトの肉巻き酢豚、ほうれん草のグラタン、ブロッコリーとしらすのチャーハンなど、子供が作るならその材料の組み合わせでなくて良いんじゃない?と思ってしまって。ある程度料理が出来、かつ文章も難なく読める子向けかなあと。中高大学生の女子あたりに向きそう。
のん@絵本童話専門
普段私たちが見れないバックヤードを見せてくれる絵本。鉄道のターミナル駅、超高層ビル複合施設、回転寿司、スーパー、動物園の5ヶ所。意外にも1番面白かったのが、超高層ビル複合施設。ここでは六本木ヒルズを取材しているが、広い防災センターがあり、エネルギーセンターで発電までしており、廃熱すら活用しているなんてすごい。ゴミを分別搬送する仕組みヒュー・ストン、水の濾過再利用の仕組みもすごい。掠れた絵のタッチはおそらく写真部分をくっきり見せるための工夫なのだろうが、非常に非常に見づらい。絵を見ても全くつかめない。
のん@絵本童話専門
どうなるんだろう?できる?できない?身近にあるものでできるマジックのような遊びがずらり。こちらは屋外でやる必要があるものを集めた本。覚えてきっと学校で教えてみたくなる!!どのゲームもやりかたとたねあかしが書かれているが、このたねあかしがとっても丁寧な解説で、物理や科学の理論がてんこ盛り。一つ一つ確かめようとするとボリュームたっぷり!シリーズの中で4冊取り寄せたが、ざっと見た感じ、できっこないさ!が1番面白そうだった!次に、ぜったいできる!かな。中・高学年〜
のん@絵本童話専門
できなさそうに思えるけれど実はできる!という、身近にあるものでできるマジックのような遊びがずらり。覚えてきっと学校でやってみたくなる!!どのゲームもやりかたとたねあかしが書かれているが、このたねあかしがとっても丁寧な解説で、物理や科学の理論がてんこ盛り。一つ一つ確かめようとするとボリュームたっぷり!シリーズの中で4冊取り寄せたが、ざっと見た感じ、できっこないさ!が1番面白そうだった!次に、ぜったいできる!かな。中・高学年〜
のん@絵本童話専門
簡単そうでいて実はできない、身近にあるものでできるマジックのような遊びがずらり。覚えてきっと学校でやってみたくなる!!どのゲームもやりかたとたねあかしが書かれているが、このたねあかしがとっても丁寧な解説で、物理や科学の理論がてんこ盛り。一つ一つ確かめようとするとボリュームたっぷり!シリーズの中で4冊取り寄せたが、ざっと見た感じ、できっこないさ!が1番面白そうだった!次に、ぜったいできる!かな。中・高学年〜
のん@絵本童話専門
できなさそうに思えるけれど実は簡単に成功する!身近にあるものでできるマジックのような遊びがずらり。覚えてきっと学校でやってみたくなる!!どのゲームもやりかたとたねあかしが書かれているが、このたねあかしがとっても丁寧な解説で、物理や科学の理論がてんこ盛り。一つ一つ確かめようとするとボリュームたっぷり!シリーズの中で4冊取り寄せたが、ざっと見た感じ、できっこないさ!が1番面白そうだった!次に、ぜったいできる!かな。中・高学年〜
のん@絵本童話専門
戦場の天使というイメージだったが、全く違うナイチンゲール像だった。階級社会でガチガチの中、家族の反対を押し切り、看護の道へ。コネや後ろ盾をフル活用して政治的手腕を発揮しながら、保守的な人の強固な壁を取り去ろうと奔走した社会改革家であった。アバズレという看護婦のイメージを一新し、専門的な職業へ。クリミア戦の兵舎病院、インドの駐留軍病院と市民の衛生改革、救貧院改革を行なった。意外にも感情論より数字のデータを多用する理論派であり、素晴らしい人物だが、聖母というよりなかなかに尖った人間だと感じた!中学〜
のん@絵本童話専門
かつて日本は子供の天国だとその子育てを評価されていたが、江戸時代の子どもの暮らし、育ちが丁寧に説明されている。しかしまさかこの時代、子殺し、間引きが行われていたとは知らなかった。子どもを神や仏に近い存在として、ある種敬うような古い民間信仰があった。7歳からは子ども組といった集団で親元から離れ、子ども中心で行う行事もあった、と。神仏妖怪など目に見えない存在を敬い、また子主体の文化も形成されていた。おしまいの解説は読むべき!当時の風習や暮らしが説明されている。ボリューム多く覚えきれないためまた読み直したい。
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のん@絵本童話専門
2012年マンション建設前の不動産会社の発掘調査にて、新宿区市谷加賀町で出土した縄文遺跡。骨まで残る遺跡(しかも貝塚以外)はとてもレアなのだそう。なぜ骨まで残ったのか、なぜ江戸遺跡のすぐ下に縄文遺跡があったのか、疑問とそれに対する考察がとても興味深い!また骨から骨折跡を見つけ顔を復元するなど現代の研究にも驚く。縄文時代にもリーダーはいて副葬品があったとか、離れたところとの交易があったとか、村の中でも食べ物が異なったとか、詳しい暮らしぶりも面白かった!高学年〜
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のん@絵本童話専門
タガメはオスが卵を守る、乾燥から守り定期的に水をかけることで孵化させる、卵をこわすのは別のメスが卵を守っているオスと交尾をするため。なぜ?と問いを立て、それに対する答えを実験を通して見つけていく。その仮説と検証の理路整然とした書き方で、古い本ながらとても読みやすかったし、タガメに興味がなくてもその生態はとても面白い!中学年〜
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のん@絵本童話専門
シャボン玉実験はしたことがあるが、知らなかった実験もたくさんあり、やりたい!という気持ちに。750倍に膨らんで破裂するとか、火を消すとか、食べてみるとか。消化器に使われているとは知らなかった。またドライアイスは-79度で、あのファラデーが液体化に成功したんだと知る。
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のん@絵本童話専門
スライム作りはよく子どもとしてきて、砂鉄を取って入れるのも実験済み。お酢に溶けること、塩や砂糖で水が出てきて、塩だと縮み、砂糖だと柔らかくなることは知らなかった!あとなんとなくしか分かっていなかった絵の具と食紅による色の違いも、染料顔料の違いだと指摘されて、確かにそうだ!と知る。またスライム実験をしたくなった!自由研究の進め方も参考になる。
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のん@絵本童話専門
輪っかをテーマに、色んな易しい実験工作が紹介されている。切り方一つでものすごい大きな輪になったり、絡まっていた紐がほどけたり、ねじれた輪が二つ組み合わさったり。本当?と思う結果になる実験工作の数々に、やってみたくなる!幼児〜
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のん@絵本童話専門
ラオスの山岳部に住むモン族の女の子。麻の種を蒔き、収穫して麻糸を作り、麻布を織り、蜂の巣をとってミツロウを収穫し、布地に模様を描き、藍染め液を作って染め上げ、自ら刺繍を施して、ようやく完成する唯一無二の伝統的なスカート。スカートの作り方には昔からの民族に伝わる言い伝えがあり、未だにしつけ糸すら取らず亡き母の思い出として大事にスカートを持つおばあちゃんには感動してうるうる。モン族の暮らしぶりや学校生活も描かれている。
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のん@絵本童話専門
中高生の、親や先生にはなかなか相談できない素朴な疑問に、養老先生が答えている。多少答え方も雑で質問した人によって対応もまちまちな印象はあるが、一貫して答えているのは、現代の便利すぎる生活はよくない、体を動かし、自然に身を置く必要があることを言っている。弱音を吐いた人や中高生特有な反抗期的意見、また努力ができないとか頭の良さとかマイナスな思い込みにはビシバシと厳しく切り込んでいる。
のん@絵本童話専門
戦争により子ども二人きりで難民キャンプまで避難することになり、幼い妹を安心させ、スムーズに行動させるため、兄は冒険家になろう!と妹を誘う。冒険家のつもりで、厳しい旅路も周りが亡くなる中も妹を励まし、進む。兄もまだ十分幼いのになんと勇敢で優しいのだろう。
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のん@絵本童話専門
世界中の民族衣装から、男もスカートを履き、女もズボンを履き、時にはスカートとズボン両方を履いていること、衣類の始まりは巻くことから始まり、その巻き方にも工夫があること、そして離れた土地でも共通点が見つかることなど紹介。こうやって見ていると、サルエルパンツなどの今のファッションも民族衣装からインスピレーションを受けたのでは?と感じられる。裾口の刺繍テープで悪魔が入り込むのを防ぐという風習があることを知り面白いと思った!シャワールというトルコの不思議なズボンは、イスラム教とオスマン帝国により世界に広がって→
のん@絵本童話専門
2024/06/26 12:45

おり、歴史との繋がりがあるという記述も面白かった!元が連れ帰ったトルコの捕虜から入ってきたであろうシャワールは

のん@絵本童話専門
2024/06/26 12:45

モンゴル相撲の力士のユニフォームとして履かれていたり、南蛮人を描いた日本の絵にも16世紀のスペインポルトガル人の格好がシャワールになっている。スペインポルトガルは調べて見たら昔、北アフリカ ムーア人というイスラム教の人々に支配されていたことからトルコのシャワールが入ったのでは?と。日本でも相撲の呼び出しの人が履いているそう。

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のん@絵本童話専門
子どもたちに薦めたくなった、かなり盛りだくさんな日本語の知識も含んだクイズ絵本。③はひょうげん。オノマトペ、比喩、ことわざ、百人一首、古典などの昔の表現、敬語、間違った言葉使い、文法、俳句川柳、詩、明治の文学者たち。バリエーション豊かでこれほど楽しいクイズで学べるとは!本気で隅々まで取り組めば、国語力が飛躍的にアップしそう。
のん@絵本童話専門
子どもたちに薦めたくなった、かなり盛りだくさんな日本語の知識も含んだクイズ絵本。②はことば。なぞかけ大喜利が面白い!慣用句、こそあど言葉、故事成語、四字熟語、回文、同音異義語、まぎらわしい言葉、反対語、方言、外来語、季節を表す独特の言葉。バリエーション豊かでこれほど楽しいクイズで学べるとは!本気で隅々まで取り組めば、国語力が飛躍的にアップしそう。
のん@絵本童話専門
子どもたちに薦めたくなった、かなり盛りだくさんな日本語の知識も含んだクイズ絵本。①は特に漢字について。漢字の起源、成り立ち、漢字の組み立て、部首、漢字の意味由来、ひらがなカタカナの始まり、漢字の読み方 の歴史なぞ、正しい書き方。バリエーション豊かでこれほど楽しいクイズで学べるとは!本気で隅々まで取り組めば、国語力が飛躍的にアップしそう。
のん@絵本童話専門
この岩崎書店の事典シリーズは写真も大きく読みやすい!原始、古代、中世、近世まで、日本で使われてきたいろいろな道具を説明。石器、縄文土器、土偶、銅鐸、埴輪、玉虫厨子、木簡、御簾、牛車、輿、火縄銃、枡、朱印状、踏み絵、藩札、踏車、蛇籠、千歯こき、千石通し、目安箱、十手、大八車、千石船などなど。日本史で学んだことはあってもビジュアルでは知らなかった道具の数々。文芸や衣類まで多岐に渡っている。
のん@絵本童話専門
偕成社からはたこうしろうさん&斉藤洋さんによりシリーズ化されているが、こちらの福音館版は絵本で一冊仕立て。18世紀に実在したドイツの貴族ミュンヒハウゼンのほら話。ありえない!が連続のロシア旅行。一番の衝撃は、門が閉まるときに馬の下半身が切り落とされ、馬の背後から内臓そのままに、飲んだ水がジャーッと流れ出ているのシーン。ダリを思わせるこの世のものとは思えぬ絵柄がほら話とマッチ。
のん@絵本童話専門
センダックの挿絵がとっても素敵な、装丁も美しいバージョン。訳は少年文庫と一緒。脇明子さんの訳は、読み手もふんわりと飛んでファンタジー世界に入り込んでしまうような気持ちに。(太平出版社 蘒原富美枝さん訳と比較)こんな軽いふざけたお姫さまのために命を投げ出す王子だが、愛が重みを取り戻させる…!え?それが?と拍子抜けしてしまうような独特な呪いだけれども、しっかり愛と魔法のファンタジーだった!高学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
続編も変わらず面白い!!退屈しのぎに人間を面白く掻き回そうとする悪魔たちのお話。たまーに悪魔も返り討ちに遭って思惑が外れるのだが、またそれも飄々としていてユーモラス。中学年〜
のん@絵本童話専門
めちゃくちゃ面白かった!!びっくり!!悪魔と人間のちょっぴり滑稽でユーモラス溢れる攻防。時には悪魔がしてやられるときも。悪魔は邪悪というよりもちょっぴり退屈な日常をかき回したいだけに思える。煩悩さえなければ、悪魔が付け入る隙もないのだ。しかし人間に負かされたとて、飄々としている。/キリスト教やユダヤ人の習慣など含まれている。10の短編集。ブラック好きな子に。中学年〜
のん@絵本童話専門
魔女宅の角野さんの戦争体験を紡いだ作品。ちょうど主人公のイコちゃんと同じ歳。戦時中の子どもの暮らしを描いている。親のいない不安、甘えられない厳しさ、満足に物も持てない食べられないひもじさ。これほどシリアスなお話なのに、ファンタジー作家ならではのふんわりとした雰囲気を醸し出していて驚いた。父の生死が分からない状況下で、継母と女二人手を取り、絆を深めていくところが印象に残った。中・高学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
全国の古墳時代の遺跡を一つ一つ見開きで紹介。そこの代表的な発掘物、発掘当時の写真や、再現模型など、ビジュアルでもよく理解できる。地図があるのも場所がぱっと分かって良い!一つ一つの遺跡までは詳しく知らなくてもいいかな…と思うかもしれないが、ざっとピックアップして見るだけでも時代全体を理解できそう。シリーズの中でもバラエティ豊かに富んでいて面白かった!装飾古墳なんて外からは見えない美しさがあり驚き。世界の古代の墓もコラムにて紹介されている。どれか1冊だけ読んでみるならこの巻から読むと楽しいと思う!高学年〜
のん@絵本童話専門
全国の弥生時代の遺跡を一つ一つ見開きで紹介。そこの代表的な発掘物、発掘当時の写真や、再現模型など、ビジュアルでもよく理解できる。地図があるのも場所がぱっと分かって良い!一つ一つの遺跡までは詳しく知らなくてもいいかな…と思うかもしれないが、ざっとピックアップして見るだけでも時代全体を理解できそう。高学年〜
のん@絵本童話専門
全国の旧石器・縄文時代の遺跡を一つ一つ見開きで紹介。そこの代表的な発掘物、発掘当時の写真や、再現模型など、ビジュアルでもよく理解できる。地図があるのも場所がぱっと分かって良い!一つ一つの遺跡までは詳しく知らなくてもいいかな…と思うかもしれないが、ざっとピックアップして見るだけでも時代全体を理解できそう。高学年〜
のん@絵本童話専門
余韻たっぷりの大人に向く絵本。人間の家庭で生まれるも、戦禍から逃れようとする道で馬車から落ちてしまった赤毛の子犬(小型のテリア系と思われる)。狼に拾われ、共に過ごす。罠にかかり瀕死のところ、オルガという少女に引き取られた犬は、狼としての誇りや生き方を胸にオルガと共に生きる。狼の話だけれど、人間の人生を想起させられる。
のん@絵本童話専門
日本国内の国土人口、経済、農工業、交通通信、生活などのデータをまとめた社会科資料集。高学年〜
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シンガーさんのワルシャワ時代、イディッシュ語、お話にかける熱い思いを知ることができたし、ユダヤに伝わる妖精やヘルムのとんま話もいくつか。ただやぎと少年を読んだ時の感動とはやはり違う印象で。中・高学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
昭和、大正、明治に使われていたくらしの道具を紹介。(それ以前の道具は、同じシリーズの『日本の歴史の道具事典』に)。とりわけ少し前に上下水道の歴史を学んだので、台所〜水回りの道具に1番興味が持てた!名前は知っていても実物には詳しくない道具たち。大きな写真が載っておりビジュアルで理解できる。使い方、同じ用途の道具、時代による進化など豆知識も多く載っている。
のん@絵本童話専門
あっと驚くへんてこな探偵の派遣依頼に、抜擢されたのはしまうまのゲピー。珍種であり、人の言葉を話し、探偵能力にも優れている。意外にもみんな優しいサーカスの団員、意外なラストにほっこり。悪者のいないあたたかなユーモアに溢れている。中学年〜
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のん@絵本童話専門
『海辺の宝もの』として再刊されたが、この古いバージョンの方がやや読みやすいように感じる。中学年〜
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墨ってこんなに工程が多くて手仕事で作られるものとは思っていなかったなあ!びっくり!筆も、毛先を揃えてまとめるのがとても難しそう。材質もいろいろなものが使われていることを知った!
のん@絵本童話専門
南部鉄器の作り方をたくさんの写真で9つの工程に分け説明している。鋳型を作るときの職人さんの集中力。暑いし、時間も限られ、失敗も許されない現場。南部鉄器、やっぱり素敵だなあ。欲しいなぁ。
のん@絵本童話専門
輪島塗が作られる工程をたくさんの写真とともに紹介している。塗りものといってもただ塗るだけではなく、漆の木を育て、木地の木を育て、ろくろ回して形作り、下準備を念入りに行ってから、そして最終的な上塗りからは一切の誇りすら許されぬ作業。職人の一切の妥協を許さない仕事への姿勢が見てとれる。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
越前和紙を作る工程がたくさんの写真とともに説明されている。伝統的な和紙の作り方はものすごく良い手間がかけられていることがわかった。腰が曲がり、手は水仕事でたくさん割れていそう。空気まで長いストローで抜いていることに驚いた。今でもこのような作り方は継承されているのだろうか?
のん@絵本童話専門
すっっごく、面白かった!!氷河時代の人間ブータレとマンモスのハーマンの繰り広げる、とびきり愉快で滑稽な童話。人間社会からは爪弾きにされているブータレは、不愉快の矛先をハーマンに向け、色々と仕掛けるもののハーマンは賢いのでぜーーーんぶ自分に跳ね返ってきてしまうのです。ハーマンにとってはブータレはからかいがいのあるおもちゃのようなもの。反撃に遭う中で偶然に、ブータレははしご、泳ぎ、たいこ、壁画、温泉卵、革のブーツ、ソリなどを生み出して文明が進化するのもツボでした(笑)中学年〜
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のん@絵本童話専門
昔のくらしの道具事典からの延長で読んだ本だが、今の暮らしにも繋がっている内容で保存食作りも好きなため、とても楽しかった!!コラムが多く、たっぷりの楽しい豆知識が載せられている。例えば、敵に塩を送るの言葉の元になった出来事、天井に吊るしておく昔の味噌の作り方、海外の人が食べているのを驚いた海苔、冷やかしの語源、などなど。あまりゆっくり読む時間がなかったが、隅から隅まで読みたくなる!
のん@絵本童話専門
世界の美しく実用的な民藝品を集め、解説した本。あとがきに書かれている言葉を読んで、ああ私の身の回りには使い捨ての粗悪品ばかりだなあと。また、ハッとさせられたのは、健康な美しさという言葉。丈夫で長持ちし、シンプル、誰が作ったかもわからない無名な品だが、お母さんのように人知れず働いて生活を支える品こそ民藝品。美の真価もわからず見目麗しい芸術品や土産物のようなものを喜んでいると。確かにそういったものに目が行きがち買いがち。物との付き合い方まで啓蒙している。願わくば全ページカラーで見たかった!
のん@絵本童話専門
ふろしきについて、包み方やら歴史やら世界のふろしき文化やら、色んな観点から解説したふろしき大研究!大風呂敷を広げるの語源も知り、お風呂の歴史の本の内容ともリンクし、江戸文化を描いた高田郁の小説の内容ともリンクして、楽しく読むことができた!中学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
ネタバレびっくりするほど不思議な絵本。若干ホラーかと思うくらい。不思議な男を轢いてしまったベイリーさんは、記憶喪失のその男を自宅に招いて共に暮らす。汗もかかない、生き物に好かれる、人間の暮らしすら知らないような不思議な男。そして男が住んでいるところにはなぜか秋が来ない。そして別れ…。人ならざる存在の男だったのだとわかるが、一体なんだったのだろうかと不思議な読後。急行北極号の作者。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
8歳のリンダは同い年の文通相手を新聞で見つけ、手紙を送るも実は誤植で80歳のおばあちゃんだった!しかし、そのまま、本物の祖母と孫のように手紙を交換し合い、おばあちゃんは過去の思い出を語って懐かしみ、リンダもまた病気や手術を励まされる。最後の出会いには読み手も嬉しい気持ちでいっぱい。中学年
のん@絵本童話専門
今でこそ偏見はなくなってきている、ジェンダーがテーマとなっているお話。お父さんは専業主夫、お母さんはキャリアウーマンであることを絶対に周りに知られたくないわたし。でもわたしも男の子の野球チームに入ってプレイしようとして、男女の壁にぶつかる。パパの考え方がとても素敵だ!さっぱりとティーン小説のような語り口。中学年
のん@絵本童話専門
バイオリンが大嫌いなロージー。叔父さんから10歳の姪を写真集にするという恒例の行事に、バイオリンを弾く姿を求められて家族友達を巻き込む一大騒動に。嫌々ながらも求められているうちに、トップスターのような錯覚まで起こる。ロージーが自分のひどい演奏を聴いて、ハッと我に帰ったとき、バイオリンを辞めるためにとった行動とは?予想外の行動に驚き!でも上手い!中学年
のん@絵本童話専門
なんとなく、ぼくはめいたんていシリーズを思い起こさせる。少しこちらの方が文字数多いが、犯人を知るとあっけないほど身近な探偵ものがたり。こちらの探偵さんは毛もくじゃらのちょっとお行儀の悪い犬。飼い犬ゆえの制限がお話を楽しくさせている。とはいえ、飼い主にまで自分のお手柄を理解してもらえないちょっと不憫なヤツ!低・中学年
のん@絵本童話専門
理科の自由研究で、誰もが不可能だとバカにした研究「人間の光合成」に挑戦したアレン。よき理解者のじいちゃんと共に実験を成功させるも、誰も信じてくれない。信じてもらうために大統領にまで訴えたが、国家機密となってしまった!分からず屋のグリーン先生がいきなり賛同してくれたことに驚いたが、よき理解者となり得た途端に起きた衝撃!こ、こわっ!!!なんとブラックな終わり方なんだ…!中・高学年
のん@絵本童話専門
くまの子ウーフ続編。幼い子の素朴で可愛らしい疑問に対し、幼な子らしいのびのびとした暮らしを描く中で、ユーモアと温かみたっぷりで答えていることに感動。2巻からはあまり問いに答える形ではなくなったが、親や周りの友達に囲まれて愛情たっぷりに過ごす様が描かれている。/ゆでたまごまーだ/うさぎの花/きょうはいい日/まいごのまいごのフーとクー/ウーフの海水よく/赤いそりにのったウーフ/かあちゃんのカレーは日本一/まかしときっきのキンピラゴボウ/たんじょう会みたいな日
のん@絵本童話専門
くまの子ウーフ続編。幼い子の素朴で可愛らしい疑問に対し、幼な子らしいのびのびとした暮らしを描く中で、ユーモアと温かみたっぷりで答えていることに感動。この巻はあまり問いに答える形ではなくなったが、親や周りの友達に囲まれて愛情たっぷりに過ごす様が描かれている。好きな話は、自己肯定感をたっぷり養ってくれるであろう。お月さまがついてくるという幼な子らしい発想のおつきさんはきつねがすき?、お下がりをあげるのが嫌だったウーフがいろんな生き物たちとの出会いで大きくなることを前向きに受け入れるようになるぴかぴかのウーフ。
のん@絵本童話専門
2024/06/20 12:54

/ウーフはなんにもなれないか?/ぶつぶついうのはだあれ/おひさまはだかんぼ/おかあさんおめでとう/お月さんはきつねがすき?/雪の朝/ウーフはあかちゃんみつけたよ/ぴかぴかのウーフ/

のん@絵本童話専門
好きなことがあっても、それがどんな職種につながるかはわかりにくいものだ。社会、理科、数学…好きな分野ごとに、こんな仕事があるよ!と教えてくれる仕事事典のような本。道徳の時間眠くならない、という面白い分け方もある。そして何も好きじゃない興味がない、ちょっと親や先生には言いにくい嗜好の子に向けての仕事やアドバイスもある。農林水産の一次産業の今とこれから、環境ビジネス、伝統工芸、医療介護、ITと現代特有の業界についても別途解説。子ども達が読んで自分のやりたい仕事が少しでも具体的になるといいなと思う。中学〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
大人も読むべき、在日朝鮮人について書かれた本。戦前戦後で残ることになった経緯、国籍の変移、知らないことも多かった。被害者意識が強いと感じられる人も居そうだが、すべて筆者の主張を賛同するまではいかなくとも、全否定する考え方は聞くに堪えない。教授とはいえ当事者に向かって、よくもこんな共感性もかけらもない言葉をぶつけたものだ。ただ戦争を知らない世代としては、当時の為政者たちに対して、なんで戦争責任も負わず謝罪すらしてこなかったんだよと思う。戦後の対応が悪すぎた。しかしそこにはアメリカの指示があったはず。→
のん@絵本童話専門
2024/06/18 18:58

なかなかに複雑で難しい戦後の勢力関係だったとは思う。今の為政者すら戦後生まれで、何もできない関係ないと思いがちだけれども、在日朝鮮人や韓国との問題が噴出した際、上に対して何してたんだよとは言えたはずなのに、言った相手に対して悪感情を持つ方向に至ってしまっていた。完全なるでっち上げではなく、違う立場から見た事実はどちらも正しきところがあるのだと思っている。→

のん@絵本童話専門
2024/06/18 18:59

ただ、理屈は分かっていても、単一民族という感覚に慣れ過ぎていて、来たる多様な日本社会に対し、差別的でない自分でいられるか心配はある。あまりそういった場面には出くわさないが、一方からの見方だけを正しいと思い込むこと、偏見的な報道やネットニュースを信じないこと、またそれらに加担しないことはしていきたいと思うが、言うは易しで難しいことだとは思っている。中学〜

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
台湾生まれ日本育ちの作者。国語が大好きだった作者だが、言葉にまつわる自身のアイデンティティについて、大学院に入るまで悩み続けた。そんな失礼なことを面と向かって言える人がそんなにいるの?と驚き、そんな奴らの戯言なんか気にせずほっとけばいい!と思うが、作者にとってセンシティブな話題だからこそ、深く悩み、傷ついてきたのだと思う。とはいえ私も、軽率な発言をしていないかどうか、自信がない。息子の幼馴染の両親は、中国国籍だが韓国人。アイデンティティはどっちなの?と疑問に思ってきたが、どちらでもないしどちらでもある。→
のん@絵本童話専門
2024/06/17 22:31

0か100かで区切ることはできないのだ。この本と、『ふるさとって呼んでもいいですか?』を読んで、そういうことじゃないのだと。やっと間違いに気づけたのかもしれない。中学〜

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
就労目的で観光ビザにてイランから家族で来日。日本で暮らし学校にも通い、特別在留資格まで得た。ナディさん自身の努力も素晴らしいが、読んでいるとナディさんの周りには偏見なく見返りを求めず手を差し伸べられる人達が居た。閉鎖的な日本の中ではかなり運が良いレアケースではないかと思う。出生は外国でも、大半を日本で暮らしたナディさんのアイデンティティは日本にあり、日本を祖国として思っている気持ちは私達と同じ。(内なる国際化)当たり前のようでいて言われないと気づけないことだし、そこは他人が否定すべきではない。しかし…→
のん@絵本童話専門
2024/06/17 15:08

もちろん外国人労働者を使い捨てのように扱っているのは賛同できない。人権も尊重したいし待遇も良くするべき。祖国でとても辛く苦しい目に遭っているからこその不法就労だとも分かる。それでもなお、就労ビザのない外国人を全員受け入れることはできないし、子どもが日本で生まれたら仕方ないとも言い難いし、入管が厳しいのも当たり前に思う。子どもを産ませて在留資格を得ようとするクルド人の件もある。難しい問いだと思う。中学〜

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
1986年出版。6年生のよんだ優れた詩と、6年生に向くプロの詩人の作品が収められている。5年生とほぼ同じ感想でさらにさらに大人びて、他人の感情をより深く慮れるようになってきたと感じられる。また、目の前のものから、別のものを連想する思考力の深さも感じられるようになってきた。5年生より更に、大人の事情みたいなものも理解できるようになっていて、少し冷めた目のようなものも感じる。哲学的なものすらある。昔の詩なので、今より死が身近だったことも6冊全体を通して感じる。
のん@絵本童話専門
2024/06/17 12:55

解説より。両親を見る目の成長が感じられる。家の生産生活に密接した感情を書いている。小学校、最終学年らしい感情、鑑賞力が現れている。自然をよんだ詩も心の内部と響き合うことを捉えて表現している。社会問題にも関心を持っていることがわかる。指導する際には、詩人の作品を読ませるときに言葉の美しさを感じさせ、想像力を働かせて作品を理解させるようにする。

のん@絵本童話専門
2024/07/03 07:38

二十年間以上の夫婦、歴史年表、友情、出発、石仏を読み聞かせ。

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
1986年出版。5年生のよんだ優れた詩と、5年生に向くプロの詩人の作品が収められている。5年生になって、さらにさらに大人びて、他人の感情をより深く慮れるようになってきたと感じられる。また、目の前のものから、別のものを連想する思考力の深さも感じられるようになってきた。子どものはお母さんの声、お母さん、おいの森とざる森ぬすと森、大人のはネコ殿へ、手紙あたりを読み聞かせ。
のん@絵本童話専門
2024/06/17 12:47

解説より。生活活動の捉え方がぐんと伸びて、詩の内容が豊かになっている。つまり生活の見方や感じ方や表し方が進んだということ。身近な家庭生活や学校生活や自然との関わり、などから、社会的なことにも関心を持ち書いている。指導する際には、どんなことがどこにどのように書いてあるかと言うことを調べさせ、自分の生活の中に生活の感動をと捉えて書くように導く。詩人の少年詩は高い表現技術で、創造の世界を作り上げ、それは子供の上層生活を豊かにする栄養剤となる。言葉の比喩の美しさを味わわせたり、想像力も育つように導く。

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
1986年出版。4年生のよんだ優れた詩と、4年生に向くプロの詩人の作品が収められている。4年生になると、思考回路が大人びてきて、元気で活発と言うよりも、しっとりとした印象が詩の中に出てくる。わたしとえんぴつ、ろうそくなど、着眼点が良い。大人の詩なら、かぼちゃのつるが、えらいこっちゃが好き。
のん@絵本童話専門
2024/06/17 12:29

解説より。3年生時代と比べると事象に対する感じ方、考え方はぐんと成長している1つの事象からより発展した想像をする力が見て取れる。連を作った表現も増える。指導をする際には、感動したことを見た順序や、順序に書く平易な表現をさせ、無理に連を作らせないようにする。プロの詩人の詩は、イメージを描いたり、想像したり、考えたりして楽しんで読み、子供自身が生活の中に詩的感動を発見し詩を書くように促す。

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
1986年出版。3年生のよんだ優れた詩と、3年生に向くプロの詩人の作品が収められている。3年生になると、より身の回りの出来事について書かれた詩が多くなってくる。ものを見る目も鋭くなり、親の言ってることに対する反論のような言動も増えてくる。物事を説明する力がついてきて、筋道だって詳しく説明できるようになってきている。個人的には2年生のころの感性が1番好き。
のん@絵本童話専門
2024/06/17 12:22

解説より。3年生になるとそれまで多かった擬人的な表現が少なくなり、より現実的な生活感情を表し、その中に子供らしい思考やデリケートな心理も含まれてくる。事象の観察も細かになり、感性の働きも出てきている。家庭生活の中のことを書くときは、自分の内面的な心情を表すようになる。学校生活の中では、体験を通して知的なことをした喜びも現れている。社会現象にも関心を持つ。想像世界を表現した詩も。指導するときには、感動、行動の順序に、その中に思ったこと考えたことを日常を使う自分の言葉で書くよう導く。

のん@絵本童話専門
2024/07/02 11:03

日曜日のおとうさん、牛にゅう、一キロメートル、お父さんと同じことばにして、セミのぬけがら、おとうさんのひげ、弟、が好き。大人の詩ならライオンのお父さん。

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
1986年出版。2年生のよんだ優れた詩と、2年生に向くプロの詩人の作品が収められている。特に低学年の詩は率直で、まだまだファンタジーの世界にいる年齢だからこその瑞々しい感性が光っている。生き物や物にも、人間と同じ豊かな感情があると考えている。2年生ではより、物が分かってきて現実を見る目がするどくなり、ケラケラ笑ってしまうような面白い表現も多くなり、好きな詩がいっぱい。中ふじ先生の目、てつだい、うちのおばあちゃん、じごくのシャワー、ねぼう、名まえ、あな、コオロギ、いやだなあ、てつ人28ごうなど。
のん@絵本童話専門
2024/06/17 12:14

解説より。2年生の特徴は、家の仕事、家族、学校の勉強について書いた詩が増えてくる。動物植物を擬人化した詩が多い。幼年らしい夢や願望が表現されるようになってきた。親が指導する際には、どこが面白かったか感心したかを話し合い、した順序や見た順序に書きながら、自分で思ったことも書くように導く。

のん@絵本童話専門
2024/06/19 10:38

大人の詩も好きな物多く、工藤直子のピーマン、たまねぎさん、習字、そして1番好きな詩と言っても過言ではない阪田寛夫のかぜのなかのおかあさん。

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
1986年出版。1年生のよんだ優れた詩と、1年生に向くプロの詩人の作品が収められている。特に低学年の詩は率直で、まだまだファンタジーの世界にいる年齢だからこその瑞々しい感性が光っている。やわらかくて可愛い言葉の言い回しにほっこり。生き物や物にも、人間と同じ豊かな感情があると考えている。プロの詩は、1年生の詩にさらに深い意味を忍ばせている。プロの詩ももちろん素晴らしいが、こどもの詩も意図的でないが故により良いと感じることも。また、子どもの詩がおとなの詩のページに切り替わったのがわからないほど優れている。
のん@絵本童話専門
2024/06/17 12:04

1年生の児童詩には2つの方向がある。何かしたり見たりして感じたことを、そのまま自分の言葉で書く方向。動物植物に対して、それを人間のように見立てて擬人化する方向。親が表現、指導をするときには、何かしたり見たりした時、感じたこと思ったことをそのまま短く書こう位で充分。詩人の作品を、子供に読ませるときには、音読させてリズムを楽しむようにし、言葉の美しさを味合わせ、感じたり、考えたりして死の世界に遊ばせるようにする。解説より

のん@絵本童話専門
2024/06/19 10:43

好きな詩が多く、あさがお、かたつむり、みずたまり、ランドセルの赤ちゃん、またのぞき、レストラン、山がきれいだよ、にんぎょのようにおよいだなど。大人の詩も瑞々しくて、トマト、うしさんうふふ、なめくじとでんでんむし、一ねんせいだよ、いいことするのはむずかしい、阪田寛夫 つきよのおばけ、ひとりあやとり、まど・みちお 犬があるく、セーター着るとき、どっこいしょ、おとうさん、谷川俊太郎 いちなど好き。

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
めちゃくちゃ面白かったーーー!笑い話が大好きだが、このセンダック挿絵の上質そうな本がたっぷりのユーモアに包まれているとは想定していなかった!死んだと勘違いしている話、贈り物を運ぶ方法のチョイスにことごとく失敗する話、死のうと毒を飲んだがただのジャムだった話など、どこか別の昔話でも読んだ話の筋があり。悪魔、小鬼、妖精もよくシンガーの御伽噺には出てくるようだ。ワルシャワ生まれ、WWⅡ中はアメリカにいてホロコーストを逃れられた作者。原作はイディッシュ語、楽しい中にユダヤ人の暮らし文化も描かれている。中・高学年〜
のん@絵本童話専門
2024/07/02 09:23

どこかで読んだことのある昔話の類話が、「つくりものの天国」「もつれた足とまぬけな花婿」 一休さんと類話「初代のシュレミール」 挿絵のセンダックも実は両親がユダヤ人で多くのお話を語って聞かせてくれたのだとか。

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
楽しいなぞなぞ形式でたくさんのいのちのなぞに迫れる。解答部には読みやすい解説も書かれている。いのちと一言で言ってもその分野は多岐にわたっていて、動物学、地球科学、細胞学、植物学、行動学、進化学、遺伝学、人類学、環境問題、倫理学、社会学などなど。これほどいろんな視点から、ふと気になるあれやこれやの疑問に答えてくれている。面白かったのは、砂漠の一握りの土には微生物が100万匹も生きていること、自分の本当の誕生日(受精日)を計算すること。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
ブルーを基調とし、ベージュ、ピンク…と薄くかすれた色合いの絵は、淡くはかない夢の世界を描いていて、ぼんやりと月明かりで照らされているように見える。お話も絵の印象そのまま。いっちゃんは子供部屋から天使の人形に連れ出され、暗く怖い夜の闇の中を、広くて怖い海の中を、大好きな優しいお月さまに見守られて冒険する。やさしくふんわり、ホッと包まれるような絵本。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
めちゃくちゃ愉快、最高!これは子供に読まねば。ペットとして育った賢いきつね。人間語を話せるし、二足歩行もできる。しかし家の猟犬たちとうまがあわず、家を出て森で自活し始めるも、きつねはハムやソーセージといった加熱済みの食べ物しか食べられないため、人間相手に知恵比べ。森番の家の話を常に盗み聞きし、御伽噺を本当のことだと信じ込み、早合点なきつねのすることはトンチンカン。短編集かと思われたきつねのお話のおしまいは、最初から繋がったスッキリ納得のハッピーエンド。読後の充足感たっぷり。低・中学年
chiaki
2024/06/21 16:19

のんちゃんが買いたいって思う1冊なのね!間違いないやつやーん♥️

のん@絵本童話専門
2024/06/22 10:02

わーんめっちゃ信頼してくれてる🥹♡♡♡ありがとう🤩

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
長男がクラブ活動で盤ゲームをチョイスしたので、お友達に勝てるように、、、!文字も大きめ、盤の図たくさん、余白ありで小学生に読みやすいと思う!初級編も。中学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
ネタバレ夢を叶える過程にはたくさんの悪魔がいる。悪魔と対峙するには強い心が必要。夢中になる力を胸に夢に突き進む。やる前の不安には蓋をして思い切って挑戦する勇気、失敗しても挫けそうになっても何度も考えてトライする前向きさ、そして努力。夢があやふやになったら、自己分析する。挫折しても楽しさを見つけ自分を信じる。最初の好きという気持ちを忘れずに。夢とは常に変化するもので、大人になっても常に夢の途中。おれない心、レジリエンスの大切さ。夢の持ち方が分からない子が多い、と。夢に対して後ろ向きな気持ちの子に読んでほしい。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
岡田淳さんが小学校の先生時代に後輩と共に「ねべりよん」のペンネームで書いた作品なのだとか!学校に忘れられた落とし物たち。実は忘れ物には回収人がいて、目につきやすいところに移し、3日目になってもそのままだったら、回収して忘れ物の森へ持ち去る。忘れられた物たちは決して、忘れた人を忘れない、と。つとむは忘れた笛を探している時、偶然回収人たちにでくわし、禁じられた忘れ物の森へ笛を取り戻しにいく。どんどん話が展開していくスピード感の良い童話で、読後も楽しい充足感が。中学年〜。読み聞かせるなら低学年でも。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
虎視眈々という四字熟語の意味を、その文字通り虎の目線から絵本化。大袈裟な表情の絵は、私は苦手だがアニメチックで好きな子も多そうだ。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
大好きな気持ちは、大好きってちゃんと言葉にしないと伝わらないよ!と。もしかしていじわるな子、自慢屋の子の気になる行動は、好きの気持ちなのかもしれない。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
細長い本の装丁や質感、絵の素朴でコミカルな感じ、どれをとっても大好き!わにがとってもチャーミングで、わにのライルを想起させられる!
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
つぶつぶうたも好きだが、同シリーズのこちらは言葉遊び要素の強い詩がたくさん収められている。へんてこりんな詩も多いが、言葉や音のニュアンスがよく感じ取れていて感心したり、ナンセンスさにぷっと笑ってしまったり。空耳アワーのがいらいごじてん、どこのどなたも好きだし、たんいくらべ、ちがいくらべ、バナナのじこしょうかい、へんてこりん、けむりとねむり、わたしわたした?、ねこたらねごとあたりが好き。低学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
ぞうさん、くまさんなど童謡になったもの、絵本化されたものもたくさん。幼な子に向く、可愛くてみずみずしい詩たち。とくに次男が好きそうだなと、ペンギンちゃん、ドロップスのうたを子供たちに読む。幼児〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
007作者×ジョン・バーミンガム。冒険ミステリーになってきた第3巻。ポットさん一家の捕まった子供たち、悪の手先として使われそうになるも機転を効かせる。そこへチキチキバンバン到着!捕まりながらもフランスのごはんに舌鼓を打つところはツボで、あとボンボンさんの優しいお人柄も好きだ!
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
007作者×ジョン・バーミンガム。満ち潮になったピンチを救うのは、やはり改造車のチキチキバンバンで、海をジェットスキーのように走り、見たこともない洞穴へ。実はそこは今まで誰も足取りを追えなかった怪物ジョーのアジトだった…!ジョーたちから逃げたものの、怪物ジョーにさらわれてしまった子供たち。なんだかいきなり冒険ミステリーになってきたぞ?!3巻へ
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
ポップな見た目だったので読み始めてようやく、ジョン・バーミンガムの絵だと気づきわあ!と嬉しく。007の作者が息子に書いた唯一の童話と知り、さすがに有名なので驚く。みんなから馬鹿にされていた発明家のポット父さんが、世界で一つの中古車を蘇らせる。チキチキバンバンと名付けられた彼女は、自分の考えを持つ魔法がかけられたような車!自分で機体をカスタマイズし、操縦方法をポットさんに教え、空を飛び混雑を回避。プライベート感たっぷりの海辺でのんびりしている間に満ち潮に…2巻へ。文字多いが読み聞かせるなら低学年でも。
のん@絵本童話専門
2024/06/22 10:05

1学期中にもしお仕事や予定ない日があったらぜひ教えてね♡🙋‍♀️

chiaki
2024/06/22 14:45

うんうん!来月のシフトが出たらまた連絡するね♥️

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
5歳の時から結婚して子供が産まれ新しい家庭をつくるまでの作者自身の生涯を描いたシリーズなのだと読んだ後に初めて知る。第1巻のこちらは五大湖付近のウィスコンシン州で大きな森の丸太小屋に家族で住んでいた、作者の5-6歳時代。森で遊び、森で食料を取り生活する、開拓者の季節と共に移ろいゆく暮らしぶり。夜、ローラ達に語られるストーリーテリングも挟まれている。中・高学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
大正〜昭和初期の戦前に活躍した詩人たちの詩が収められている。汚れっちまった悲しみに、永訣の朝くらいしかわからないのだが。初山滋さんの挿絵。中学生〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
中原中也、宮沢賢治、高村光太郎、北原白秋、武者小路実篤、萩原朔太郎、室生犀星、三好達治、草野心平など戦前の有名な詩人たちから、岸田衿子、茨木のり子、谷川俊太郎といった戦後活躍している詩人たちまで。四季、動物、生死、風景、愛、時間旅人間とテーマごとに分けられている。ほとんど初見の詩だが、藤村の初恋、雨ニモマケズ、二十億光年の孤独も。秋の夜の会話、風景、癖、二重億光年の孤独あたりを読み聞かせ。中学〜
のん@絵本童話専門
ひよこのかくれんぼ、ちいさい秋みつけたといった童謡はサトウハチローさんの詩だったのか!身近な動物や、お母さん、友達との遊びなどを謳っている。幼な子の優しいだけの世界ではなく、やんちゃで元気な子どもの姿もたくさん描かれている。数字やオノマトペがたくさんで、リズミカル。古めかしさもあるが、幼児や低学年の子でも楽しめると思う。どうして叱られないのが特に好き!
のん@絵本童話専門
身近な題材をテーマに、幼な子に語りかけるような優しくオノマトペたっぷりな詩。こんな見方があるのか、面白い!と気付かされる。幼児〜 子どもの反応があったのは、どっさりのぼく、がちょうがねぼけて、もんく。
のん@絵本童話専門
八木重吉、工藤直子、草野心平、まど•みちお、北原白秋、川崎洋、谷川俊太郎、阪田寛夫、江國香織、与田凖一、茨木のり子など戦後〜平成詩人たちのアンソロジー。タイトルにある八木さんの草にすわると、その詩を受けて谷川さんが詠んだ間違いが一番心に残る。静謐な印象。中学〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
ちょうど六年生の授業で同じことをやったらしい。当たり前に身の回りにある時間という概念を、よくよく考えてみる。時間は客観的でありながらも主観的。心の時間スピードは人によって違う。それを念頭に置いて人と接することが他者の理解と許容に必要と思う。ただよくわからないのは、楽しいと時間は短く感じられるが、刺激や新しいことを体験する時間は長く感じられるという。どっちも一つ一つの説明は納得できるけれど、組み合わさったらどっちやねん!と思うのだが、、、。『ゾウの時間ネズミの時間』も合わせて読むのがおすすめ。←絵本版もある
のん@絵本童話専門
情報盛りだくさんで、歴史も科学もミックスされた、読み応えたっぷりな一冊。きっとハードカバー化されそう。古代は石、動物の血液や脂など使って絵の具を作っていた。石の荒さで濃さも変わる。日本画でも岩絵の具が使われてきた。鉄錆は最も取れやすい色で赤、黄色の素となる。朱、青、エメラルド…時に金より貴重で中毒を引き起こすこともあったが、さまざまな色を求めて創意工夫を重ねてきた。植物の色、そして、科学の進歩により化学反応で色を合成することに成功。合成の色素は色をつけるだけでなく、テクノロジーに使われるように。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
農場と森の生き物たちと双子の女の子たちの繰り広げる、ちょっぴり滑稽な、のほほんとしたものがたり。女の子たちもだけれど、出てくる生き物たちみーんな、うぬぼれやさんで自己主張強く、だがややおまぬけなところもあって憎めないキャラ。お父さんもお母さんもやや厳しめな人だが、子供が子供らしくイキイキと過ごしている。原作はフランス語で、英語訳にはセンダックの挿絵がついていたんだとか。気になる!内容は幼年童話っぽさがあるが文字量多め、一人読みなら中学年〜
のん@絵本童話専門
あきない世傳シリーズで型染めが気になって気になって。この本は京友禅ができるまでを下絵を描くところから追っていく。方法も、型染めと、筆で糊を置いて手書きで描く方法の2種類を説明してくれている。水に強い特別な紙が必要だったんだろうなあ、とあきない世傳の話とリンクさせながら。
のん@絵本童話専門
絹の色染めの本など読んで、織物にも興味が湧いた。西陣織の出来上がる工程を、図案を書くところから追う。染め物ももちろん高度な技術が必要だが、ドット絵のように細かく細かくマス目ごとに色を変えて華やかな柄を構成していることを知り、その果てしない作業工程にくらくらしてしまう。ましてや手で織るなんて…!爪の先をギザギザにしている写真に釘付け。古い本で今は機械化が進んでいると思うが…
のん@絵本童話専門
あきない世傳シリーズを読んで型染めなるものに興味を持ち、その流れでこちらの沖縄の紅型という伝統的な染め物にまで。日本による併合や太平洋戦争でいっときは伝統が失われかけたが、紅型に魅せられ再興させた芸術家たちがいた。沖縄の歴史も同時に知ることができる。中学〜
のん@絵本童話専門
長男がクラブ活動で盤ゲームをチョイスしたので、お友達に勝てるように、、、!文字も大きめ、絵もたっぷり、余白ありで小学生に読みやすいと思う!より上級向けの作戦編も。中学年〜
のん@絵本童話専門
幼い子から読める哲学的な詩の絵本。「ぼくはぼくのことがみえない」しかし自分のことは見えなくとも、ぼくは行為の主体であり、自分のことを感じることはできる。簡単なようで言っていることの本質は深い!作風は五味太郎さんのような、谷川俊太郎さんのような。
のん@絵本童話専門
ツバメの巣作りの様子がよく分かる写真たち。卵や生まれたばかりのヒナの写真まで。あの速いトンボでも、ツバメの速度には勝てないようだ。巻末の方で生態を詳しく説明。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
スズキコージさんが感じ取った人間ではない何かの生き物をずらり図鑑のように紹介している。こんな風に現実世界でそばにいると思うと怖いけれど面白くて…想像力に完敗!!この前の本『大千世界のなかまたち』よりメンバー数が格段に増えているが、こちらにはないカラーの絵ページが入っている。大千世界の生き物たちが溶け込んで暮らしている生活の想像図。スズキコージさん好きは両方読むべし!私は身近な物の生き物たちが好きだな。スキママンとか、センリョールとか。あとヒヤケドン、モーハツジューも。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
鳥の家(巣)は道具を使わない。くちばしで器用に作られている。色んな鳥たちの、工夫を凝らした家たち。森の豊かなロシアの科学絵本。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
人間は原子の集まり。一粒の原子が宇宙誕生のビックバンから地球にまで辿り着き、進化の過程を経て人間に、今の自分を構成するにまで至ったその長い長い歴史を簡単に説明。138億年もの昔と自分との生命の繋がりを感じることができる絵本。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
空き地の5年間を追い、その雑草にも森林同様、弱肉強食の世界で移り変わりがある。どんどんと生い茂っていく様を見ると、、、更地に戻した畑の草が毎年すごいことになっていっているのを思い出して憂鬱になってしまった(笑)
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
幼児とお母さんが遊べるわらべうたたち。あかちゃんのものより、より大きな動きで大胆に遊べるものになっている。15個と厳選。子育ての豆知識や遊び方も詳しく説明されている。絵本化されている歌も入っているが、馴染みのないものもあるので、楽譜や動画があるとよい。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
赤ちゃんと楽しめる、遊びわらべうた。遊び方まで細かく説明。21個と厳選されている。知っているもの、実際に我が子と遊んだものも多い。今の親にとってわらべうたは馴染みがない人も多いため、楽譜や動画などついていると嬉しい。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
作者が集めてきたたくさんの石コレクション。石ができる自然の営みを美しい写真と共に説明、石たちからはその長い年月が感じとれるようだ。石好きによる子どもたちを石好きにさせるための石指南書。作者の石遊びは、カレンダー作り、まったく違うところからとってきた石たちを見た目の感じからつがいにする、人工物と合わせる、一つの石そのものを感じる。作者は石との出会いをこう言う、石がわたしをえらんでくれた、と。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
うずらみたいな小さな小さなたまごからうまれてきた、小さなおんどり。ほかのにわとりたちには辛く当たられる日々。役立たずだと出て行こうとするが、はっと大事なことを悟ります。「ぼくはぼくで、自分にできることをすればいいんだ」と。絵本のおきまりではありますが、群れを危機から救います。赤と緑の2色で色付けられた絵がとても印象的で素敵なのです。
のん@絵本童話専門
映画ベイブの原作。ほぼほぼ同じストーリー。人間にはあまり焦点を当てず、ドラマティックな演出はないが、素朴でとてもあたたか。フライとの親子関係がやや共依存的だが、異種間での密な愛情を描いている。面白いのは、ベイブのためにフライと羊たちが会話しているシーン。お互いにお互いをおばかさんと思ってゆっくり会話しているという…。最後の大会での成功は、予想通りだけれどしてやったり!痛快です。中学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
ツバメというと、見た目も可愛く、程よく珍しく、人間から見えるところに巣を構えていて、鳥の中でも好きな人がおおいはず。この前コロニーに出会ってとても感動したので、生態を知りたくなった。パートナーとのつがいについてのあれこれがとても興味深かった!つがい外子がいるとは知らなかったし、子が巣立てばつがい解除で、翌年の春まで別行動しているとは!タイミングが合えば、また翌年もつがいになる、そんな家族のあり方はなんとなく今っぽいような。どうかな。中学〜
のん@絵本童話専門
パリに住むリーズは夜一人ぼっちで寝るのが怖く、あてずっぽうな番号に電話をした。出たのは田舎のニコラという男の子。怖い夜だけでなく、電話を重ね、日々の出来事を相談し合う親友となっていく。田舎と都会の暮らしの違いが会話を弾ませ、いつか会いたいという願望をびっくりなことに現実のものにしていく。そして、リーズの上の屋根裏部屋に住む孤独で病気のおばあさんクラリスの人生をも二人が救うことに。温かくてストーリーもほかにはない展開でおすすめ。中学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
ベトナム戦争前後にボートピープルとしてオーストラリアに来たベトナム難民のナム・フォン。共に逃げてきた祖父は、たどり着く前に目の前で波にさらわれた。ベトナムに残った家族の詳細も不明。口も聞けなってしまったナムだが、温かいホストの家庭と、素晴らしい学校の先生、粘り強く仲良くしようとしてくれた友達、周りの人々のおかげで、少しずつ子どもらしさを取り戻していく。高学年〜
のん@絵本童話専門
ネタバレ舞台はオーストラリアの農村部。父親が亡くなり、叔父宅で暮らし始めたジェイミー。友達宅は遠くいつ汽車がくるかもわからない鉄橋の先。母は忙しく、孤独で退屈な日々を過ごしている。ある日、友人宅のパーティーに呼ばれ、無断で鉄橋を渡ってしまったジェイミー。生きは良い良い帰りはこわい。後ろから汽車が迫り来る…!忙しい母を気遣い、父が亡くなり生活も全て変わってしまった、ジェイミーの孤独な気持ち故の行動だとも分かる。この事件をきっかけに、ジェイミーはここが自分の居場所だとようやく思えるように。中・高学年〜
のん@絵本童話専門
ディック・キング=スミスさんの作品は、動物の声を聞けるあたたかな童話ばかり。こちらは少し変わっていて、幻の小人レプラコーンのパディと女の子ブリジットとの交流が描かれています。片方の長靴に1つ穴の空いた長靴を履くなんて、そりゃあなかなか会えるもんじゃない!パディーを通して農場や森の生き物の声を知るブリジット。しかしパディーはもう歳で、悲しい別れが…。いつもはケチすぎるパディーだが、レプラコーンの伝説、黄金のつぼは?北欧の国々の小人文化を少しでも知ることができるような童話。中学年〜
のん@絵本童話専門
ジュリー・ゴールドさんの歌を絵本化。とても鮮やかな絵!この地球を、自然を、人を、輝かしく歌い、平和を願うキリスト教的な詩。平和への強い願いが伝わってくる。
のん@絵本童話専門
ネタバレなまけもののみつばちぴいが、働くことを嫌がり巣から出て冒険します。いろんな怖いことに出会って泣き泣き巣にもどるぴい。きっとぴいははたらきもののみつばちになるでしょうね、などと所々優しく天の声が語りかけてきます。のほほんとして、なんともレトロなおはなしです。
のん@絵本童話専門
童謡になっている詩を集めた本。もう私だと知っている童謡は少ししかないなあ。まどさんの詩集でも思うけれど、童謡としてしか見ていなかった言葉をこうやって詩集で眺めてみると、ちゃんと一篇のすばらしい詩なんだなあと。私には歌うより読んだ方が意味がすうっと入ってきます。
のん@絵本童話専門
かえるの詩人と言われている草野心平さんの詩集。生きとし生けるものへの愛を謳った詩人との評。確かに、かえるの詩が多い!あと、富士山をはじめとした山や海の詩も。
のん@絵本童話専門
あたたかだけど哀しさも持ち合わせている物語の雰囲気は、浜田廣介さんらしいなあと思ってしまう。お父さんと二人きりで過ごすむくどりの子は、葉音を羽音に感じてお母さんが帰ってくる夢を見ます。たった一枚残った葉っぱを慕わしく思い、落ちないように介抱する姿は優しいけれど、もう二度とお母さんが帰ってこないことを知らない姿と重なると切なさも。むくどりの気持ちをいろんな風に考えられる情感豊かな作品。
のん@絵本童話専門
幼稚園児〜中学生の読んだ俳句集。子供たちの詠んだ俳句はみずみずしい感性で、決して真似できない!子どもの俳句であっても、短い言葉ゆえたくさんの意味や想いが言葉の外に込められていて、俳句は苦手だったがすごいなと気付かされる。俳句=必ず季語と思っていたが、季節関係なく詠まれた俳句の多さ。もっと自由に楽しめるものなんだな。でも、季語の入っている俳句はキリッとしまっている感じでやっぱりいい!世界中の子どもたちの写真集でもある。
のん@絵本童話専門
小学3年生の教科書に載っている本らしい。谷川さんの子供向きの詩集はいろいろ読んできたが、知っていたのは細胞分裂やうんこあたりでほとんど初見の詩だった。Iいしっころは具体的な題材の詩が多く、II海の駅は少し観念的で難しめ、Ⅲどきんは一変してリズミカルでナンセンス、言葉遊びの要素が強い詩が載っている。就学前〜高学年まで幅広い層の詩が入っていると思う。ふゆのゆうぐれ、ひゃくえんだまあたりが好き。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
五年生の小学校の教科書に載っているそうだが、確かに納得。観念的な、哲学的な詩も交えながら、明るく前向きに存在を肯定し世界を謳っている。詩の選択には子どもに希望を託しているかのような思いを感じる。有名どころだと、だいち、ことばがつまずくとき。谷川さんの子どもにも向く詩は色々読んできたつもりだが、ほとんど初見のものだった!はこ、いす、本、かべ、ひも、えんぴつなど身近なものの詩の着眼点が面白い。えほんのくにも、絵本好きとしてはたまらない。中学年〜
のん@絵本童話専門
2024/06/26 08:20

ことばがつまずくとき、えほんのくに、だいち、ひもまた、かべ、えんぴつ、あたりが特に好き。

が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
100篇以上収録されている中で、知っているのはボール、りんご、おみやげ、はなくそぼうやなど10程度、ほとんどお初だった。少し年齢が上の子向けに編集しているためか、今まで読んだまどさんの詩集よりもほどうきょうなど、見るまなざしに鋭さがある。まどさんの詩を紡ぎ出す時を謳ったような「うたをうたうとき」、成長欲求を謳ったような「朝がくると」、凡人の頭では想像もしない視点で謳われた「カが一ぴき」、あとするめ…「おばけならいうだろ」も立場の違いで似た言葉が別の意味を持ち合わせる言葉のトリックに感動!中学年〜
のん@絵本童話専門
幼い女の子が語りかけてくるような、優しくはかない可憐な詩からはじまり、のびるの詩あたりから一変。戦争や民族について謳った詩になっていく。残留孤児の人たちに対し、いたいたしいという言葉はなかなか使えない。悲惨なことほどどう表現すべきか難しい中、時代の当事者として言葉を紡いで後世にまで伝えてくれているのだと感じられた。キャベツのうたが好き。高学年〜
のん@絵本童話専門
身近な生き物を題材にした詩の数々。まるでその生き物になったかのような視点で紡ぎ出されていて面白い。いやあ、そんな風に考えて暮らしてるんですね、と。低・中学年くらい〜
のん@絵本童話専門
面白すぎる!!!にんじんをおふろあがりと称したり、ケムシをさんぱつはきらいと称したり。確かに!そんな風な見方があったか!と。ある程度詩集を読んできて、飽きちゃったな〜なんて子に薦めたい一冊。
のん@絵本童話専門
童話屋のこの大きさの詩集はコンパクトかつ余白たっぷりで読みやすく、あまり色がついていない感じがする。そして今の読み手に響きやすい詩を選んでくれていて、大抵のまどさんの有名な詩は入っているように思う。まどさんの詩は自分の存在を肯定する最強の存在の詩だというのも納得。鋭さのある詩はこの本の中にはあまり入っていない。つぶつぶうたが好きなのだがこの中にも一部入っていて、おならのうたも面白い!
のん@絵本童話専門
童話屋のこの大きさの詩集はコンパクトかつ余白たっぷりで読みやすく、あまり色がついていない感じがする。幼心をみずみずしく歌ったような印象のまどさん。明るくほのぼの元気、だけど金子みすゞさんのような鋭さもときどき見えて。クジャクも前にも読んだがやっぱり好きだし、おかあさん、さかな、はっぱとりんかく、もうすんだとすれば、うさぎも好きだな。まどさんの詩はすべての生きとし生けるものがあるがままに存在することを認めてくれる自己承認の詩だというのも納得。
のん@絵本童話専門
谷川俊太郎さんの詩はやっぱり特別好きだなあ。ただ、1950〜1970年代に書いた詩だそうで、今回の中にはあまりビビビとするほどの出会いはなかったかなあ。宇宙の詩があったけれど、ふと、カタカナが多い谷川さんの詩って、なんだかどれも宇宙人的と思っちゃった!
のん@絵本童話専門
童話屋のこの大きさの詩集はコンパクトかつ余白たっぷりで読みやすく、あまり色がついていない感じがする。フォントのせいか多少しっとりとした雰囲気には感じる。ところどころ既に知っている詩が挟まっていて、でも初見のものも多く。最初はふんわりとやわらかな詩からはじまり、徐々に阪田寛夫さんのイメージに近い、力強くて昭和の田舎っぺ風な語り口の詩が多くなっていく。私の大好きな詩…かぜのなかのおかあさんも収録されている。ねこをかくきそく、かげを子どもに読み聞かせ。
のん@絵本童話専門
北原白秋の名は知っていても作品はほぼしらなかった状態。初山滋さんの挿絵も相まって、ふんわりと溶けていくような柔らかで季節感じられる詩が多いのだと知る。気持ちを直接文字に起こしているのではなく、あくまでも文字にするのは目に見た情景で、同じ言葉の繰り返しはもちろん、一行が短くて詩の中でも特にリズミカルに感じた。古めかしい味わいある言葉の言い回し。また子どもに歌っていたゆりかごのうたが北原白秋だとはじめて知った。ほかにも、あめふりや赤い鳥小鳥など、え?!この歌北原白秋なの?!と驚いた。高学年〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
木は生きているという題名そのままの科学本で、製材するときにも木は個性豊かにそり返ったり割れたりする。木の種類による違いはもちろん、大きく分けた針葉樹広葉樹による違い、生えている場所や日光のあたり具合など生育環境の違い、断面の切り方でも変わってくるのだと。とても個性豊か!間引きや枝打ちなどの手入れ、製材の仕方でもまた変わってくる。日本の建築や道具の技術力も感じられる。環境問題にも言及。
のん@絵本童話専門
手入れをしなければ荒れてしまう人工林の森林。林業だけでは生計を立てられないのが現状の中、山を守っていく担い手として社会全体で支え、公共事業として手入れをしていくべきと主張している。人工林への反感やブナ信者への反論も。
のん@絵本童話専門
神、神話と森林の関わりについての話が面白かった!先日訪れた伊勢神宮になぜあれほど豊かな森林があるのか、読んでいてとても腑に落ちた。また、デンマークの話のところでは、今まで読んできた他の本も思い出しながら、植林=環境を守ることであり、また=平和活動と感じた。農業と林業は切っても切れない関係、農業の危機である今は林業の危機であり、森林は手入れしなければ石山へと変わってしまう。人口が都市部に集中することに対し、森が逆に消えると知らない人も多いだろう。先を見据えた農林水産業の重要性を再確認した。
のん@絵本童話専門
森が災害を防ぎ、雨を保水しゆっくりと流してくれることは知っていたが、標高や気温による植生を今まで意識したことがなかった。ブナの森の恵みはとても豊かで、いろんな生き物の命を育んできた。生態系の頂点であるワシタカの生息数は自然の豊かさの証拠となる。縄文時代の遺跡もブナの森があった東北〜北陸の日本海側に集中している。その肥沃な自然は低山の照葉樹とはまったく違っており、利用価値のあるスギやヒノキをブナの代わりに植林して荒地になってしまったところもあるそう。昔の人はブナの木、森には神様が宿ると信じてきた。中・高学年
のん@絵本童話専門
上品にまとめられた阪田寛夫さんの詩集。そのフォントや挿絵の上品さから、なんだか詩までしっとりとしていて、知っている詩がまったく別物の印象で驚き。マーチが有名な詩人だが、このしっとりさにより、落ち着いていて勇ましさとリズミカルさは感じにくい。一方で、お母さんの詩はより情感高まって、かぜのなかのおかあさんは、次男の過去の発言と相まって涙が滲んで来る。本の構成でここまで変わるとは。幼児にもピッタリな身近な自然を詠んだ温かな詩から、大人にも向く観念的な詩まで。
のん@絵本童話専門
2024/06/13 12:50

この本でお初に会えた、かずのうたと、ああめんそうめんを子どもに読み聞かせ。

のん@絵本童話専門
与田凖一さんの詩一篇を、堀内誠一さんが絵本にしました。あの可愛くポップな絵柄の堀内誠一さんが、おそらく油彩?筆致が感じられる、鮮やかで生命力のあるイキイキとした絵を描かれていて驚きました。おひさまいっぱい、外はキラキラしているのに、ねずみのチーチーも、こねこのシューシューも、こいぬのクンクンもうつらうつら。なぜって?くらーい夜なんかに起きてるから。寝ぼけて鳴き方を間違え、カーテンもバラもうふふのふ。温かでのんびりとしてかつ可愛らしい、生き物たちとおひさまの詩です。幼児〜
のん@絵本童話専門
飯尾さんの味わい深い挿絵と共に、のびやかで温かな幼い子の生活に密接した詩。春から冬まで季節ごとに並んでいる。幼児〜低学年くらいに
のん@絵本童話専門
まどみちおさんの詩に、洗練されたモノクロの写真がつきました。取り上げられている詩の大半は、なんらかの道具。とくに表題となっているぞうのミミカキは面白い!物そのものの哲学を謳った詩も深い。物そのものと、その物を使う人間の存在意義みたいなものが詠まれている。小学校全学年に
のん@絵本童話専門
46篇、アンソロジー詩集。収録されている詩は、神沢利子さん、岸田衿子さん、工藤直子さん、阪田寛夫さん、谷川俊太郎さん、まどみちおさん、与田凖一さん、超有名詩人さんたち。温かくてふわっと優しい詩が多い。幼児〜低学年くらい向きの、自然や生き物、身近な生活を謳ったものが多い。
のん@絵本童話専門
身の回りにあるさまざまな道具。元を辿っていくと何万年も前、人間の祖先まで遡る。二足歩行で手が使えるようになり、棒を使い、石器を生み出し、骨、繊維、粘土、銅、鉄など利用し、さまざまな道具に進化していった。道具は人間の工夫の歴史と言える。
のん@絵本童話専門
かこさとしさんの断面図の本は何冊もあるが、これは特に簡単なお話。切ったら丸い、身近なものさがし。切り方によっては、丸ではなくなる。当たり前のことだが、子どもにとっては当たり前でないのかもしれない。身の回りには、たくさんの切ったら丸があふれている!
のん@絵本童話専門
身の回りの物の材質は、木、石、鉄、プラスチックなどあり、見ただけで判断するのは難しいことも。水に浮くか、叩いたときの音、磁石にくっつくか、火で燃えるか、擦ったあと紙がはりつくか。これらのテストをすると、物がなんの材料で作られているか分かるよ!というおはなし。実験して確かめたくなる。
のん@絵本童話専門
大好きなアーノルド・ローベルさんの絵♡夜を嫌い、夜を追い出すため、必死で格闘するヒルディリドおばあさん。果てしない存在と戦っても、のれんに腕押し。自分が変わる(避ける)方がうまくいくのにねえ。おばあさんの滑稽さを笑うラストだが、案外人間の実生活は同じような愚かさがいっぱいあるに違いない。でも私もヒルディリドおばあさん同様、気づいていませんよって。
のん@絵本童話専門
小さい野良猫がある家に住み着き、先輩猫から猫としての生き方を学ぶ。必ず伝えることは、何事も自分で覚えるが肝心、と。なんとできた大人だろう。猫の話だが人間の話に思えてきて、子どもに自分で覚え自分で練習できるようにしているだろうか、親としてのあり方を読んでいて考えさせられる。子どもに読むより、親が読むべきに思える。大道あやさんの絵はカラフルで細かいのだけれど、とてもイキイキとして迫力がある。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
鬼太鼓座の演奏に刺激を受けて作った物語らしい。くじらのブリーチング、花火、戦争…いろんなドーンの大太鼓を鳴らす。なかなかあらすじが書きにくいおはなし。片山健さんの力強い絵が大太鼓に相応しい生命力で迫ってくる。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
ネタバレえ?!?!これ、なんなん?!抜けた歯をいろんなもので包んで包んで、ボールになって空に浮かんで、飛ばされる!と掴んだ子どもたち全員運んで、ほんで歯が魔法使ったから消える?!なんだこれなんだこれ。いやはや、話の展開にびっくり。
のん@絵本童話専門
スーパーねこ、ヘンリーシリーズの作者さん。斜に構えたような人間味あふれるねこの表情、行動がなんとも愛くるしく♡ただヘンリーと違って、こちらのヒルダさん、なんとも残念な方で、鳥にもねずみにもリスにもバカにされっぱなしです。もう、しょうがないなあ。ペットとしてあったかい家の中で飼われときや〜!
のん@絵本童話専門
見たことのないこどものともに出会い、次男が好きそう!とビビビ。すらすら読めないため文字を読みたがらない次男。この本の文字はとりわけ小さいから読んでくれと言われるだろうと思ったら、一つ一つの文字を自力で読んでいて感動。たむらさんの絵が好きで、ロボットも好きで、漫画調なのも面白くて、読んでみたらすごくコミカルでケラケラ笑えるという、次男が自分で読んでみたいと思う要素がいっぱいあったよう。次男の変化に出会えた大事な本となった!
のん@絵本童話専門
あからわまで45篇、頭に同じひらがなのつく詩がずらり。その詩の内容はナンセンスで、それ、ほんとう?ってなるような愉快な状況が生まれている。言葉の語彙力が上がりそうだが、逆にいうと使われている単語が多いため、ひらがなが読める程度の子だと単語の意味がわからなくて状況が想像できないかもしれない。意味がわからなくとも音の響きを楽しむでもちろん良いのだけれど。小学生にぜひおすすめ。
のん@絵本童話専門
薄い砂糖水と濃い砂糖水、お湯で作ったさらにさらに濃い砂糖水、薄い塩水、濃い塩水と、お湯で作ったさらにさらに濃い塩水。飲んでみて確かめるちょっとした実験。息子も一人で作っておりました。海水ができた地球の歴史にも触れる。
のん@絵本童話専門
魚を捕まえ、魚を逃がす、ただそれだけの話のはずなのに。弾むような勢い、躍動感、暑さ、緊張、川と空の広さ、自由、のびやかさ、充足感、生き物のいのち、生命力、あらゆるキーワードがぎゅぎゅっと詰め込まれ五感に訴えかけてくる。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
子どもの権利と自由を謳った絵本。檻の中に押し込められ、大人から許される自由は本当の自由ではない。これを読んでいて今の時代の日本の子どもたちにぴったり当てはまると思った。虐待には敏感なのに、マナーやルールという名のもとに自由を奪い檻の中に閉じ込めていることには鈍感で。
のん@絵本童話専門
お医者さんが出てくる落語のおはなし。面白いオチのある話が落語だから、どうしたって出てくるのは自分なら診てもらいたくないほどのおまぬけでヤブなお医者たち。あまり好みではなかったが、落語らしい言葉遊びが面白い。
のん@絵本童話専門
粗忽者がテーマの落語5つ。シリーズのほかの本と比べるとあまりぴんとこなかったが、そこつ長屋の抱いてるのはいったいだれなんだろう?ってお間抜けさ、面白いなあ。
のん@絵本童話専門
女牧場マンのソフィーの作者さんか〜!納得!ソフィーほどハマらなかったけれど、作者の生き物に対するまなざしの熱さは感じ取れた。鳥が好きすぎて、動物園から珍しいダチョウの卵をこっそり持ってきて、自分のガチョウに孵化させたジャック。ガチョウの父さん母さんの息子への接し方には可笑しみが。本物のガチョウの子が生まれた後には種の違いによる亀裂が生じるが、うまくハッピーエンドへと繋がっていく。中学年〜
のん@絵本童話専門
面白い!!読みやすいしぜひ子どもに読んでもらいたい!よい作文で指導されるのが、擬音語擬態語を駆使した書き方。大人でも読んでみて、確かに言われてみれば!なるほど!がところどころに。擬音語擬態語は、その言語の使い手の文化、価値観を示している。虹が何色か?答えが国によって違うのと一緒。また擬音語擬態語を使うことで、少ない言葉で様子を表せるという指摘に納得した。これを読んで、言葉の感じに敏感になってほしいなと思う。中学年〜
のん@絵本童話専門
何度も観たディズニーの101、映画とは違う部分が多いがどちらも好きだ!原作ではクルエラは結婚していて、夫が毛皮商。(ディズニーの自立した女性像は好き。)またパディータという別の大人のダルメシアンが来て、ポンゴたちと人間さながらの男女関係のもやもやが描かれている。原作ではカーチェイスこそなかったが、クルエラの毛皮をめちゃめちゃにしてハラハラ。まさかのクルエラの白猫が強力な味方となり、まさかのクルエラの地獄屋敷に移り住む。続編は全く映画と違い、SFだというので読まないでおこう。中・高学年〜
のん@絵本童話専門
全4巻。愉快で面白い落語が数話と、落語で描かれている江戸時代の町民の暮らしを解説している。とても読みやすくて楽しい。落語絵本など読んできたので、知っている話がちらほら。有名なお話が多い。②では、そば清、時そば、芋俵、ねぎまの殿様、まんじゅうこわい。ねぎまの殿様はめぐろのさんまみたいだな。九里四里うまい十三里と名付けた焼き芋屋、恥ずかしさ医者に鰹の値が知れるの川柳など、江戸っ子は言葉遊びが洒落ていて面白いなあ。中学年〜
のん@絵本童話専門
全4巻。愉快で面白い落語が数話と、落語で描かれている江戸時代の町民の暮らしを解説している。とても読みやすくて楽しい。江戸明治時代は今より離婚が多かったとは知らなかった。落語絵本など読んできたので、知っている話がちらほら。有名なお話が多い。①お化けのはなしでは、化け物つかい、三年目、ろくろ首、お化け長屋、皿屋敷。中学年〜
のん@絵本童話専門
幼児用の絵本のようで、ちゃんと物理!なにこれ!面白すぎる!!てこの原理、慣性の法則、浮力圧力合力など、物理の考え方を愉快な絵本と少しの解説ページで説明。親子で読むなら低学年でも良いかもしれない。
のん@絵本童話専門
税の歴史や目的、内容が説明されていた1巻2巻。この3巻ではより私たちの暮らし側から捉えた税。より派生した話で税の使われ方について。家計から出ていく税額、政治で使われる税、特別会計、社会保障、国防費、国債、オンブズマン制度など
のん@絵本童話専門
第二巻は国や自治体に収める税の今を教えてくれる一冊。予算、税収、税の種類と各税の説明
のん@絵本童話専門
税金に興味のある子は多いと思う!税の目的、種類、日本の税の歴史を知ることができる科学本。
のん@絵本童話専門
野の草なまえノートと比較すると、より身近で人間の生活で使われている植物が載っている。わらび、ふき、つくし、ヨモギ、たんぽぽ、すみれ、春の七草、レンゲ、カタバミ、イタドリ、スイバ、ドクダミ、オオバコ、くず、アイ、セイタカアワダチソウ、そば、あし、すすき、ガマ、ヤマノイモ、アザミ、オナモミ、センダングサ、カラスウリ、ヒガンバナ…豆知識多く、自然遊びや食べ方など情報もりだくさん!
のん@絵本童話専門
豆知識が多く情報量の多さと面白さがピカイチなこのシリーズ。野の草ノートと比較すると、載っている植物は被っておらず、野の草ノートの方がより身近かつ人間がよく利用する植物が載っている。とはいえこちらも、オオイヌノフグリやホトケノザ、あやめ、ヘビイチゴ、ツユクサ、ヨウシュヤマゴボウ、ヘクソカズラ、ハハコグサ、コウゾリナ、ハマヒルガオ、オニユリ、菊芋、メヒシバ…などなど十分身近な野の草花が載っている。
のん@絵本童話専門
可愛らしい女の子が語りかけてくるストーリー仕立ての自然絵本。季節は実りの秋!秋の木の実がいっぱい紹介されている。食べたら✖︎な毒の実、ジャムやパンケーキ作り、どんぐりやつるを使った工作遊びの紹介。美味しそう!拾いたい!がいっぱい。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
可愛らしい女の子が語りかけてくるストーリー仕立ての自然絵本。季節は春!身近で出会う野の草花、河原の植物と生き物、野山探検の注意、春の山菜と調理、草花遊びの紹介。春って身近な自然がとりわけ楽しい!
のん@絵本童話専門
かわいい!とにかくキュートすぎる草花遊びの本。なかなか都会暮らしさんには身近で手に入りにくい草花もはいっているけれど、きっと作ってみたい!が見つかるはず。
のん@絵本童話専門
子どもに向けて書かれており、ルビも振られているが、書かれている内容は大人が読んでも十分なほど。内戦地で国連職員として活動する作者の、シビアで綺麗事だけで済まない緊迫したやりとりが綴られている。ボリューム多く、国際情勢の知識がないと、中学生が読んで理解するのは大変かもしれない。子どもたちの未来へエールを送っているが、その内容は自身の経験からもとてもシビア。大学合格する、国連に採用される、それが目的ではなくその先を見据えた信念がなければならない。戦地では理想論は通用しない。→
のん@絵本童話専門
2024/06/03 16:46

必要最低限でも必ず躊躇なく行使する武力がなければならない、絶妙なバランス力。国連での仕事は、コミュニケーション能力がモノを言う。中満さんは言います。伝えるべき内容があってもそれを伝えられる語学力がなければ話にならない。国連職員ならさらに英語以外の第三、第四言語も駆使しなければならない、と。子どもの英語教育についても考えさせられたし、そもそも自分自身に対して、このまま大して社会貢献せず人生終われないと強く感じた一冊。

のん@絵本童話専門
植物の図鑑と違って、全て写真なので目で見て判別しやすく嬉しい!植物の科目ごとに並べられ、一輪の花を大きく載せています。隣には小さめの写真で、葉や実、種の姿も。ところどころにコラムが差し込まれ、豆知識、草花遊び、お料理、観察実験など、やってみたい!面白い!がいっぱい。花だけで図鑑が作れるなんて、観点が植物の図鑑とまた違って面白いです。
のん@絵本童話専門
学研の図鑑と比較した。生えている場所別に分けられ、その項目の中でも花の季節ごとに並べられている。写真もふんだんに使っているが、基本は絵で描かれている。学研との大きな違いは、コラムが随所に差し込まれており、面白い豆知識や草花を使った遊びなど読む楽しさがある。あと、砂漠の植物など日本以外の植物も紹介されている。ちなみにNEOには花という図鑑もあり。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
大西さんの写しとる写真は本当に静謐で味わい深くて、きっと自分の目で見るより美しさが増している。お蚕さんの本も良かったが、こちらはその先。自分たちで染料となる植物を育てて、絹糸を染め上げる職人さん。季節ごとに採れる染料は違い、また同じ染料であっても決して同じ色にはならない。植物だけでこれほど豊かな色彩が出ることに驚き、またその美しさにため息。黒ってハンノキの乾燥葉で出るんだ〜
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
花壇、街、田畑、里山…と、場所別に植物を紹介。各項目も春夏秋冬と順に載せられている。この図鑑の特徴としては、シダ、コケ、海藻、キノコ、食物が別途載せられていること。花壇の植物とシダ以降は写真が使われ、大半の植物は絵で紹介されている。そして、最後に植物の情報館と称して、植物の体、分類、増え方など植物の科学的知識がのせられており、草花遊びも紹介されている。
のん@絵本童話専門
どんな草でも紙になることを、色んな植物で実際に確かめてみたそう。その手間を思い、驚かされる。意外にも硬い繊維質なものは紙にしにくいらしい。かといって、柔らかすぎても溶けて少量しか残らないようで。せっけんを使わなくても水でくっつくという発見。すいかの透明な紙が綺麗。草食動物のうんこまで使ったとは驚き!やり方も書いてあるので、やってみる楽しみがある。
のん@絵本童話専門
考えることそのものを教える、なかなか難しいテーマにチャレンジした本だ!自分の力で考えることを訓練するための、ゲームのように楽しい練習問題たち。そして何より、解決方法が見つからないことや答えが一つではないなんて、現実世界では当たり前のこと。自分は絶対間違っていないと分かることはそう簡単なことではない、と。考えることそのものが考える力を育むと、大切なことを教えてくれている。
のん@絵本童話専門
草木染めの優しい色合い♡色のバリエーションの豊かさに驚く。やり方も書かれているので、自分で染める楽しみも。染色技術の歴史、そしてかたぞめ。これ!あと少し早く知っておきたかったーーー!!高田郁の大人気小説、あきない世傳に書かれていたことがようやくわかった!昔は、和紙づくり、型抜き、染め師と分業されていてそれぞれにプロがいた。今見てもとても美しい!!
のん@絵本童話専門
『黒つちがもえた』やかこさとしさんの『大地のめぐみ土の力大作戦』あたりと同じ内容。土は生きている。たくさんの微生物、細菌、昆虫がおり、木の遠くなるほどの年月をかけてできたもの。私たちを雨風から守り、実りをもたらしてくれる土。生きるのに欠かせない土、ひいてはすべての生き物、自然を大切に思う心を育む絵本。
のん@絵本童話専門
作者が集めた色んな土の色。絶妙に違う色合いで美しい。作者が採取しているシーンの写真がかならずついているのがなんとも不思議なのだが。同じ作者の『土のコレクション』がおすすめ。
のん@絵本童話専門
土の観察、実験、工作遊びを紹介。粘土を取り出して自分で焼き物を作るなんてすごい。熱帯は有機物がすぐ分解されるため少なくて、赤っぽい土になるそう。それが東南アジアのあの寺院の色になるのかなと思った。土で染め物をしたり、色水をきれいにする効果を確かめたり、いろんなことができるんだなあ。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
筆者が長年かけて集めた土のコレクション。色の濃淡で並べられた土は標本のように美しい。全国の土の色を地図上で紹介。そこには地域ごとの特色がある。なぜ東京で外遊びをするとひどく汚れるのか、この土に違いがあるのではと発見した。土の採集の仕方、土遊びを紹介。絵の具やパステルも作れるのか。すごいなあ。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
浜辺にある石ころは、どこから来たのだろう。山の岩が崩れて、川を流れ、海にたどり着き、海底に沈み地層となり、また山に、マグマになって、一巡りするまでを追った1冊。
のん@絵本童話専門
再読。海の底で長年かけて出来上がったドラゴンの卵。火山が噴火した溶岩の中で生まれたサンダーエッグ。どちらも割ると、唯一無二の美しい模様を秘めている。宝石を構成しているのは、貝などの石灰成分、溶岩の中のガス。小松市の川でサンダーエッグを拾っている写真もあり、自分も拾ってみたいととてもワクワクした。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
大人なので大抵のことはわかる上、子どもに読ませるにはちょっと古い。が、梅毒の広まった歴史、エイズウイルスのほかとは違う増殖の仕組みが知れてよかった!
のん@絵本童話専門
最近シャクルトンのエンデュアランス号や、ナンセン→アムンゼンの極地探検の本など読んできた。なのである程度わかっている状態で読んだものの、情報がごちゃっとしているように感じた。地図も全体像がよく見えず。スコット、アムンゼン、シャクルトンの関わりについてはこの本で読めてよかったが、この本の想定する読み手が中学年〜の子供だと考えると、とても理解しにくいように思う。佐々木マキさんも好きだけれど、ここにこんな風に挟まっているのはちょっと分からなかった。
が「ナイス!」と言っています。
のん@絵本童話専門
血友病の輸血でエイズに罹患してしまった少年ライアン。病と闘いながら、学校に通ってみんなと同じ生活がしたいと訴えて社会とも闘い抜いたその記録。コロナが流行り出した頃が思い起こされて、結局社会は全然変わっていない、とも思う。しかし、ライアンは粘り強く、誤解だと自分の正当な権利を主張した。トップスターや大統領にまで会っているのがすごい。香山リカさんも言う、いじめは似ているけれどちょっとだけ違う相手に起こるという主張に、自分で考えついているライアン。大人でも気付けない心理をこの年齢で理解している。高学年〜

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/11/06(3187日経過)
記録初日
2015/11/14(3179日経過)
読んだ本
12313冊(1日平均3.87冊)
読んだページ
708429ページ(1日平均222ページ)
感想・レビュー
5632件(投稿率45.7%)
本棚
110棚
性別
自己紹介

歯応えのある本を子どもたちに届けたい!そのために必死で読んで学んでいます。小学生くらいの年齢層の本がメインです。

メモ✍️今後の読み進め方向
ことばの科学本、書物の歴史
韓国8月
怪談8月
虫、宗教哲学神話

✏︎memo✏︎
【2024年】
・昔話→アフリカ、南北アメリカ、オセアニア、フランス
・科学本→人体、地震、犬猫、動物園にいる動物、探検の歴史、文明の歴史、宇宙・天文学、飛行機、植物、公害、自然環境、土・石、憲法政治、社会学全般、伝統工芸・道具、感染症・病気、障害、オリンピック、算数

【2023年】
・昔話→イギリス、アイルランド、マザーグース、グリム、モンゴル、アフリカ
・トルストイ、アンデルセン
・かがくのとも、おはなしのろうそく、歳時記

【2022年】
・ちびくろサンボ絶版
・わらい話、古事記
・チャールズ・キーピング、村山籌子

【2021年】
・馬場のぼる、中谷千代子、ディック・ブルーナ、ピーター・シス、脇明子
・昔話、紙芝居、外遊び、アドラー

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