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2024年3月の読書メーターまとめ

楽
読んだ本
3
読んだページ
912ページ
感想・レビュー
3
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230ナイス

2024年3月に読んだ本
3

2024年3月のお気に入り登録
1

  • takachan

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • takachan

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

楽
17年12月五版。慌ててマスクをするあたりはコロナを思わせるがコロナ前の作品。話題になってから年数も経ったので図書館で普通に借りられた。なお、読む前に巻末の主要参考文献を見てはいけない。冒頭には館の見取り図があり(電子よりは紙の本がよさそう)、序盤からヒントと思わせる小道具や場面が複数提示され、展開もいかにも推理小説の王道といった感じ。登場人物が増えてきたと思えば名前の覚え方を教えてくれる親切設計。本作品の肝である○○○も含めてエンタメとしては申し分ない。○○○はともかく、突っ込みどころは少なくないが(続
楽
2024/03/18 22:56

推理部分も例えば一つの事件に二つの要素があって、一つはAにはできるがBにはできない、もう一つはBにはできるがAにはできないというのは読者を悩ませるだろう。ミスリードを誘うような独白も読者を迷わせる。キャラは魅力的だがキャラ物に走るわけではなく、ミステリというよりはホラー寄りなのだが、謎解きもしっかり。19年の映画は酷評されているよう。ヒロイン役は「キミスイ」の浜辺美波ならわからないではないが(小柄なくせしてなんて凶悪なものを持っているんだ!かどうかは知らない)、いまなら誰がしっくり来るだろうか(表紙の女性

が「ナイス!」と言っています。

2024年3月にナイスが最も多かったつぶやき

楽

不毛な仕事を上の都合でやりたくはないなあ。仕事も家庭もいろいろあって睡眠不足。 2024年2月の読書メーター 読んだ本の数:5冊 読んだページ数:1652ページ ナイス数:262ナイス ★先月に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/627761/summary/monthly/2024/2

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2024年3月の感想・レビュー一覧
3

楽
24年。前作の最後で(登場人物が)同業に再就職したので続編が出ないか期待していた作品。随所に「あるある」が出てくる■女風よりもマッチングアプリで男拾った方が早くて安い?→「こんなに素晴らしいサービスはもっと広まるべき」■彼氏との行為は「中なんも気持ちよくねー早く終わんないかな」■セラピストの面接。「自分のテクニックに自信がある」→ガシマンかよ、「自信満々で女の人得意っス!とか言う奴ってすぐ辞める」
楽
2024/03/18 23:01

■実技講習にて「お客様はセラピストの一挙手一投足見てんのよ」「実技以前にコミュニケーションちゃんととりなさい」■妻「今日エッチできる?」夫「今週疲れたからゆっくり寝たいなー」■女風は新人(のセラピスト)が喜ばれる業界じゃないよ(たしかに。逆は新人や素人も売りになるのにね)■中盤以降も面白い〜

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楽
24年。藤井太洋『ワン・モア・ヌーク』の後にこれを読むのもどうかと思うのだが現実は無視できまい。第3章までは極東の冷戦史。かなり専門的。特に核や潜水艦については資料の制約が大きい中、時に西側の資料も使いながら要塞の実態に迫る。 白眉は第4章。衛星画像を駆使して潜水艦運用の状況を「偵察」した労作。数々の執筆やメディアへの出演をこなしながら、これだけの分析をなしたことには驚く。そしてこれらを踏まえて第5章では日本はどうあるべきかを考える。個人的には「あとがき あるいは書くという行為について」に親近感がわく。
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楽
17年12月五版。慌ててマスクをするあたりはコロナを思わせるがコロナ前の作品。話題になってから年数も経ったので図書館で普通に借りられた。なお、読む前に巻末の主要参考文献を見てはいけない。冒頭には館の見取り図があり(電子よりは紙の本がよさそう)、序盤からヒントと思わせる小道具や場面が複数提示され、展開もいかにも推理小説の王道といった感じ。登場人物が増えてきたと思えば名前の覚え方を教えてくれる親切設計。本作品の肝である○○○も含めてエンタメとしては申し分ない。○○○はともかく、突っ込みどころは少なくないが(続
楽
2024/03/18 22:56

推理部分も例えば一つの事件に二つの要素があって、一つはAにはできるがBにはできない、もう一つはBにはできるがAにはできないというのは読者を悩ませるだろう。ミスリードを誘うような独白も読者を迷わせる。キャラは魅力的だがキャラ物に走るわけではなく、ミステリというよりはホラー寄りなのだが、謎解きもしっかり。19年の映画は酷評されているよう。ヒロイン役は「キミスイ」の浜辺美波ならわからないではないが(小柄なくせしてなんて凶悪なものを持っているんだ!かどうかは知らない)、いまなら誰がしっくり来るだろうか(表紙の女性

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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/11/14(3086日経過)
記録初日
2010/07/13(5036日経過)
読んだ本
411冊(1日平均0.08冊)
読んだページ
109944ページ(1日平均21ページ)
感想・レビュー
411件(投稿率100.0%)
本棚
29棚
自己紹介

読書メーター登録日 2015年11月14日

これ以前、ブログに載せていた書評的なものも、再構成の上で登録しています。

いつもナイスありがとうございます。励みになります。追われて読みたくはないので、マイペースで無理はしません。

基本的に、フィクションよりもノンフィクション。小説よりも研究書。歴史やミステリ、SFのほか、スポーツ関係、政治や経済関係の書籍や雑誌、漫画も読みます。これらのジャンルに限らず、広く視野を持ち、多くの方々と交流できればと思っています。

小学生で教室の歴史漫画を読み、図書室の伝記を読み漁り、中高生で歴史小説に目覚め、三国志や戦国時代にどっぷりはまりました。司馬遼太郎や吉川英治、陳舜臣など、片っ端から読みましたが、ある時から小説と事実(大半は書かれたもの、史実に過ぎないのですが)の違いが気になり始め、新書などの研究書にシフトしていきます。謎を探るという意味では、歴史もミステリもSFも共通した部分があるのかもしれません。

江戸川乱歩の『化人幻戯』は既読ですが、手元にないので読みたい本に登録しました。『人間椅子』や『芋虫』が脚光を浴びるたびに再評価されている感のある乱歩ですが、人間の本質を見抜いて、時代の先を行っていたと思うことしきりです。また、子供の頃、テレビアニメシリーズの中で『赤い部屋』を見て、「加害者が罪に問われない殺し方」の話に衝撃を受けたことを覚えています。

アガサ・クリスティーはがんばって『カーテン』までたどりつきたいです。SFはたまにディックの短編が読みたくなる病にかかるようです。常に何かに追われているようなあの緊張感がたまりません。短編では『変種第二号』が一押し。わかっていても何度も読みたくなります。

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