経営なんて私には関係なさそうと思っていましたが、会社事業だけをさすわけじゃないんですね。奪い合うのでなく様々な協力者と分かち合うことが大切なのだそう。まさに「隣人を自分のように愛せ」だな〜と感じました

中世ヨーロッパと開拓時代のアメリカを魚を鍵に見ていく一冊。カトリックが肉食を禁じる時期(当時は年に半分ほどあったそう)の食料として大きな影響力を持ったニシン、そして大航海時代を生き抜くために保存食として有用かつインドの奴隷たちの食料だったタラ。教科書で学べない視点の欧州史でした。当時のレシピも興味深い！

女性に大人気の聖テレーズ、私は名前だけ知ってる程度だったのですがこんな方だったとは……！！

経営なんて私には関係なさそうと思っていましたが、会社事業だけをさすわけじゃないんですね。奪い合うのでなく様々な協力者と分かち合うことが大切なのだそう。まさに「隣人を自分のように愛せ」だな〜と感じました

Brexitに揺れる英国を生きる労働者階級おっさんたちの生態。人生のベテランになっても恋をしたりタトゥーを入れたり(あるいは消したり)ヨガをしたりとすごい…人はみんな生きているんだ。そしてこの方の文体読みやすくてとても好きです

敬虔な住民が多かったこと、お城と同様に寒さに弱そうな住居が多かったこと、ツンフトという組合があったこと、そしてユダヤ人の扱いなど、中世ドイツが眼前に広がる名著でした

精神医療の最前線情報的な本でした。精神医療にはバイオマーカーがない、なんでもかんでも統合失調症にされた時期がある、薬山盛りだったこともあるなど、これまで知らなかった様々なことを知ることができて有益でした。ただ著者のクセというか思想というかが強いので読む人を選ぶかも…？

歴史事実をベースにしながら著者の考えや思いも書かれている一冊。第二バチカン公会議がどういうものであったか、また日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルがどのような人であったかなど、史実に基づきながら熱のこもったテキストを読むことができて大変よきでした