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2024年10月の読書メーターまとめ

Sachiko
読んだ本
5
読んだページ
1393ページ
感想・レビュー
3
ナイス
20ナイス

2024年10月に読んだ本
5

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Sachiko
著者は北朝鮮の飢えている子どもたちを救いたいという志で栄養学を学んだ韓国人だ。2015年からの1年間、北朝鮮と韓国との協働事業であった開城(ケソン)工業団地で、働く人たちのための食事を用意する栄養士として働いた。その時の体験をつづったもの。1対1だと心を開いてくれるが複数になると態度が変わる北朝鮮の人たち。本心と違うことを言わざるを得ない人たち。おいしい食べ物は自分では食べずに子どものために持ち帰る女性たち。いろいろな姿が直接接した者として描かれていて興味深かった。工業団地は残念ながら閉じたままだ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
3

Sachiko
著者は北朝鮮の飢えている子どもたちを救いたいという志で栄養学を学んだ韓国人だ。2015年からの1年間、北朝鮮と韓国との協働事業であった開城(ケソン)工業団地で、働く人たちのための食事を用意する栄養士として働いた。その時の体験をつづったもの。1対1だと心を開いてくれるが複数になると態度が変わる北朝鮮の人たち。本心と違うことを言わざるを得ない人たち。おいしい食べ物は自分では食べずに子どものために持ち帰る女性たち。いろいろな姿が直接接した者として描かれていて興味深かった。工業団地は残念ながら閉じたままだ。
が「ナイス!」と言っています。
Sachiko
思っていた以上に良かった。韓国の新聞に連載した122名へのインタビューの中から12名が紹介されている。読むと韓国の社会が垣間見えてくる。日本とは違うなあと思う。みんな苦しんで悩んで、それで成功した、ということが描かれているのではない。特に印象に残ったのは、知的障がいのある妹を18年ぶりに施設から引き取っていっしょに暮らし始めた女性の話とベトナム戦争で韓国がしたことを掘り起こして国民に伝えてきた女性の話。それぞれのインタビューのあとに訳者の伊東順子さんの解説があり、それがとてもわかりやすくてよい。
が「ナイス!」と言っています。
Sachiko
短編集。途中まで読んで、「これは『つまらない住宅地のすべての家』の作家の小説だ」と気づいた。それくらい漠然とした共通点が感じられる。家の配置の説明がやたらと細かいところとか。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/11/22(3289日経過)
記録初日
2011/12/04(4738日経過)
読んだ本
575冊(1日平均0.12冊)
読んだページ
183342ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
280件(投稿率48.7%)
本棚
4棚
性別
血液型
O型
職業
自営業
現住所
神奈川県
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