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2024年10月の読書メーターまとめ

マヌヌ2号
読んだ本
11
読んだページ
3140ページ
感想・レビュー
9
ナイス
80ナイス

2024年10月に読んだ本
11

2024年10月のお気に入り登録
1

  • 佐倉惣五郎

2024年10月のお気に入られ登録
1

  • 佐倉惣五郎

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

マヌヌ2号
「九月某日の誓い」のみ既読。元はといえば、この短篇への印象がよかったのでこの本を手に取ったところがある。設定の紹介と登場人物の意外な動機付けに終始している作品が多く(それだけのことができてるだけで充分すごいのだが……)もうすこしの味わい深さがあればいいなぁと、読みながら高望みしてしまうところが多少あった。とはいえ、「閻魔帳SEO」なんかは、作品世界への興味だけで頁を繰らせてくれる、牽引力に優れた設定をもつ逸品であると思う
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2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

マヌヌ2号

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2024年10月の感想・レビュー一覧
9

マヌヌ2号
想定よりも、シリーズ間の繋がりが強い。事件に伴って起きる、登場人物たちの人間的な変化や葛藤はなかったことにはならない。彼らは、一人ひとり、自身の生を生きている。だからこそ、ときにライフステージの変化が起こってもおかしくはない。ピーター卿にとって、無視しがたい魅力を持つ人として現れた、探偵小説家ハリエット・ヴェインは、きっと大きな“ライフステージの変化”を彼にもたらすだろう。そしてその変化は、これから先に描かれる物語を、これまでとひと味もふた味も違ったものにしてしまうだろう。その変化が、吉と出るといいなぁ
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マヌヌ2号
途中の、登場人物の証言を聞いていくうちに新たな人物が出てきて、それまでの話の前提が覆っていく様子に、逆転裁判をすこしだけ想起した。とはいえ、文体もあってのことか、物語の進行はやたらともっさりしていて(これは『誰の死体?』でもそう)、内容のわりに読むのに疲れるというのが正直なところ。もっと後期の作品だと洗練されてくるのかな。つぎは、3、4作目を飛ばして『毒を食らわば』へ。間のシリーズ作品も復刊してくれ~!
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マヌヌ2号
「代役」「ベイ・シティに死す」は再読。全体通して、あんた好きねぇ~と言いたくなるようなひねた構成のオンパレード。各短篇は一見バラエティに富んでいるけれど、どの短篇を見せても連城の作品だと当てられそう。作家性がつよい。あ、ぼかぁ「白い花」をベストと考えます。とんでもなさと静寂が、不思議に両立している
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マヌヌ2号
「九月某日の誓い」のみ既読。元はといえば、この短篇への印象がよかったのでこの本を手に取ったところがある。設定の紹介と登場人物の意外な動機付けに終始している作品が多く(それだけのことができてるだけで充分すごいのだが……)もうすこしの味わい深さがあればいいなぁと、読みながら高望みしてしまうところが多少あった。とはいえ、「閻魔帳SEO」なんかは、作品世界への興味だけで頁を繰らせてくれる、牽引力に優れた設定をもつ逸品であると思う
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マヌヌ2号
再読。“「(…)僕にとっては趣味だからね。何もかもいやになっていた時に、ものすごくわくわくできるんで始めたんだ。一番困るのは――あるところまでは――楽しめることさ。紙に書かれたものを読んでいるだけだったら、とことん楽しめるんだが。捜査が始まった時は大好きなんだ――関係者はみんな未知の人間だし、とにかく興奮して面白いだけだからね。ところが生身の人間を本気で追いつめて縛り首にさせる段になると――監獄行きにするだけでも同じだが――どんな言い訳があって僕なんぞが割りこむんだって気にさせられる。↓
マヌヌ2号
2024/10/16 20:26

↓これで食べているわけでもなし。ましてや面白がるなんてもってのほかだと思ってしまう。だのに面白いと思わずにはいられない」”

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マヌヌ2号
ポケミス版にて読了。依頼された小事件が地方マフィアの利権がらみの問題と繋がっていくところや、物語の中心にいるのが一筋縄でいかない若い女な点などはもはや紋切り型。あと、アーチャーさん毎回殴られて気絶してる気がするけど大丈夫そう? 本作の印象的なところは、アーチャーが自身の探偵行為に対するモチベーションじみたことを口にしたところかな。……と、この文章を書きながら、彼があくまで「寄り添う」スタンスをとるからこそ、事件で傷を負った人々は自力での快復を求められるのだと気づいた。ヒーローは人生の面倒を見てくれない
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マヌヌ2号
短篇で凝らせる技巧には限りがあって、その限りを越えようとすると人間はパズルのピースに近づいてしまうのではないか、と思う。本短篇集の巧いところは、テクニカルなストーリー展開を引き算して、あくまで人間の肖像を描くことに徹したところにあるのではないか。ここには、清濁併せ持つ、ままならない生活を続ける人間たちの肖像がある。収録されたいずれの作品も、味わい深さを感じるよい短篇でした。髙村薫さん、もっといっぱい短篇集を物してくれよ~!
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マヌヌ2号
ふだん読まない作家たちのふだん読まないジャンルの小説が並んでおり、脳内のふだん使わない箇所を総動員して読むことになった。とても疲れた。お気に入りは、大岡昇平「母」。私小説的な雰囲気の漂う話で、なんだか首尾一貫しない、しかしいとおしい、こまった人である“母”の姿が終始印象的な一篇。ほかにも、佐藤春夫「哀れ」は、時代がかっている部分もありつつ、ほんのりといい気分になる短篇で、これもしみじみよかったなぁと
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マヌヌ2号
恭助、みんな待っとる。はよう自分にかけた呪いを解くんや
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/11/24(3287日経過)
記録初日
2015/11/19(3292日経過)
読んだ本
1417冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
495271ページ(1日平均150ページ)
感想・レビュー
1159件(投稿率81.8%)
本棚
12棚
性別
外部サイト
自己紹介

STEINS;GATE
CHAOS;CHILD
ダンガンロンパ無印~V3
輪るピングドラム
新約 とある魔術の禁書目録9
異世界迷宮の最深部を目指そう
戻り川心中
姑獲鳥の夏
ディスコ探偵水曜日
八月の博物館
からくりサーカス
はねバド!

これらの作品がぼくの指針です

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