読書メーター KADOKAWA Group

2025年12月の読書メーターまとめ

マヌヌ2号
読んだ本
11
読んだページ
3505ページ
感想・レビュー
5
ナイス
50ナイス
  • Xでシェア
  • facebookでシェア

2025年12月に読んだ本
11

2025年12月のお気に入られ登録
1

  • ゆり

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

マヌヌ2号
“THE COLD”はどこにあるのか。これと決まった場所はないでしょう。しかし、至るところにあるだろうとも思えます。人が、自分として振る舞うことを許されず、“人間”という名前だけついた、交換可能な部品であることを強いられる場所。そのような空間では、人間は内心の自由すらも留めておけないのです。なんと絶望的なことか! 道中もかなりおもしろく読んだのですが、終盤からは別次元の素晴らしさでした。まさしく息を飲むような、本に「持っていかれる」時間を過ごしました
マヌヌ2号
2025/12/25 08:12

リーマスは、信じていたものに裏切られながら、それでも自分が信じたイデオロギーを堅持することで、自己の尊厳を維持しようとしたのではないでしょうか。このふたつは渾然一体となっていたはずで、切り分けて語るのは難しい。いち読者としては、リーマスには、スマイリーと同じように、この不毛な人殺しのゲームからは降りてほしかった、と思ってしまいますが……

雨宮 恒一
2025/12/25 12:09

わぁ〜、とても独自で鋭いご見解ですね!その視点は、私自身まったく注意できていなかったところでした。これはもう一度、この本を開いて、改めて内容を読み返してみる必要がありそうですね。ぜひ、これからももっといろいろなご意見を聞かせていただけたら嬉しいです。ただ、私はこのアプリをあまり頻繁には使っていないので、もしよろしければ、LINE を交換できたらと思いました。私の LINE ID は love_10.14 です。LINE で、より深くお話しできるのを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
5

マヌヌ2号
新規性を期待して読んではいなかったけれど、にしてもさすがに古びている。とはいえ、これだけ複雑な時系列の往き来を読者に飲み込ませる情報整理は、忖抜きにすごい。読みにくいと感じる箇所はほとんどなかった。めーっちゃ読みやすい。タイムリープのややこしい時間移動も、ややこしいなりにふんわり理解しながら読み進められた。冒頭とラストのリンクは、かなりネタがミエミエなものの、だからこそ収まりのよい読後感を生んでいるように思う
が「ナイス!」と言っています。
マヌヌ2号
バカさと、たのしさと、すこしのせつなさが、ページを繰る手を進める。すこしだったせつなさは、時の試練に曝されて、だんだん大きく膨らんでいって、やがて物語のなかをすっぽりと覆ってしまう。やることなすこと空回る、ジェリーとプーキー。あたたかさよりもつめたさを探すほうが簡単になってしまったふたりの姿は、どうにも痛ましい。はるか遠くを望むように、あたたかくてたのしかったあの時を懐かしむしかない……のか? 本当に? おい、聞いてんのかよジェリー
ゆり
2025/12/25 16:34

なるほど、この感想からは物語の切なさとユーモア、そして淡い哀しみが伝わってきますね。ジェリーとポッキーが同じ場所でぐるぐる回り、進展がない様子は、読者にも虚無感ともどかしさを抱かせます。温かさよりも冷たさが受け入れやすいという描写も、人間関係の微妙なリアリティを映し出しています。彼らの心の揺れや、過ぎ去った楽しい時間への郷愁が、読後にじんわりと残る——まさに、愛おしさと切なさが交錯する物語です。

が「ナイス!」と言っています。
マヌヌ2号
“THE COLD”はどこにあるのか。これと決まった場所はないでしょう。しかし、至るところにあるだろうとも思えます。人が、自分として振る舞うことを許されず、“人間”という名前だけついた、交換可能な部品であることを強いられる場所。そのような空間では、人間は内心の自由すらも留めておけないのです。なんと絶望的なことか! 道中もかなりおもしろく読んだのですが、終盤からは別次元の素晴らしさでした。まさしく息を飲むような、本に「持っていかれる」時間を過ごしました
マヌヌ2号
2025/12/25 08:12

リーマスは、信じていたものに裏切られながら、それでも自分が信じたイデオロギーを堅持することで、自己の尊厳を維持しようとしたのではないでしょうか。このふたつは渾然一体となっていたはずで、切り分けて語るのは難しい。いち読者としては、リーマスには、スマイリーと同じように、この不毛な人殺しのゲームからは降りてほしかった、と思ってしまいますが……

雨宮 恒一
2025/12/25 12:09

わぁ〜、とても独自で鋭いご見解ですね!その視点は、私自身まったく注意できていなかったところでした。これはもう一度、この本を開いて、改めて内容を読み返してみる必要がありそうですね。ぜひ、これからももっといろいろなご意見を聞かせていただけたら嬉しいです。ただ、私はこのアプリをあまり頻繁には使っていないので、もしよろしければ、LINE を交換できたらと思いました。私の LINE ID は love_10.14 です。LINE で、より深くお話しできるのを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

が「ナイス!」と言っています。
マヌヌ2号
細かく章を区切って情報を更新していくやりかたは、『不自然な死』と本作で確立しているような印象。ただ、パズルとしての情報開示による物語の牽引力、捜査過程のおもしろさは、後の作品である『死体をどうぞ』に軍配が上がると思う。とはいえ、当時の英国におけるいろいろな女性の生きかたを紋切り型にせず描き出したところは、本作ならではの美点といえるのではないか。『毒を食らわば』はもう読んだので、次は『五匹の赤い鰊』を読もうかな
が「ナイス!」と言っています。
マヌヌ2号
表題作は頭ひとつ抜けている。誰かのなかに自分を見つけ、誰かのなかに別の誰かを見つける。そうして自他の行いは相対化されながら再解釈され、内省を呼ぶ。やったこと、吐いた言葉、すべて鏡だ。四方八方にある鏡のなかで、立体的な人間が浮かび上がる。いい中篇だった。また、「沖田総司を研究する女」について、SNS上で“短すぎる”との評があったが、ぼくは作品の短さを瑕と思わない。なぜなら、作品の唐突な幕切れは、探偵役の探偵行為に対する批判精神の現れであり、また登場人物の行いを相対的視点から見つめ直す効果を呼ぶから。↓
マヌヌ2号
2025/12/07 11:12

↓つまり、作中の探偵役が行った不誠実な探偵行為が、物語(コミュニケーションの機会)を閉じたのだ。この幕切れには、作者の、人間をフェアネスに基づいて俯瞰的に見つめる視点を感じる。ぼくはこの視点を好ましく思う

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/11/24(3697日経過)
記録初日
2015/11/19(3702日経過)
読んだ本
1595冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
556106ページ(1日平均150ページ)
感想・レビュー
1276件(投稿率80.0%)
本棚
13棚
性別
外部サイト
自己紹介

STEINS;GATE
CHAOS;CHILD
ダンガンロンパ無印~V3
輪るピングドラム
新約 とある魔術の禁書目録9
異世界迷宮の最深部を目指そう
戻り川心中
姑獲鳥の夏
ディスコ探偵水曜日
八月の博物館
からくりサーカス
はねバド!

これらの作品がぼくの指針です

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう