ネタバレ本場の「奇跡の人」を日本人に置き換えるというところは斬新でした。また、明治の私宅監置のような時代背景や、東北地方の風土等もしっかりと書かれており、興味深い作品でした。ただ、あくまでも個人の感想ですが、やはり本来の「奇跡の人」を知っているため、感情移入しづらかったかなぁ…。素敵なお話で、グッとくるところは流石原田マハさんだなぁと思っただけに、上手く言えませんが、なんだかモヤモヤ感が残る作品でした(この作品が好きな人にはごめんなさい)

ネタバレサバティカルという言葉を知らずに、手に取ってみました。冒頭でサバティカルの説明があったので、「大人の長期休暇の話なのかな？」と思って読み進めましたが、良い意味で裏切られました(もちろん長期休暇の話もありましたが)。【ここからはかなりネタバレ】主人公のアセクシャルとは少し意味合いが違うかもしれませんが、恋愛に憧れはあるものの人を好きになる感じがわからず、ずっと苦しんできたわたしにとって、とても救われるお話でした。中村航さん。書いてくださってありがとうございましたと伝えたい、大事な1冊になりました！

ネタバレ本場の「奇跡の人」を日本人に置き換えるというところは斬新でした。また、明治の私宅監置のような時代背景や、東北地方の風土等もしっかりと書かれており、興味深い作品でした。ただ、あくまでも個人の感想ですが、やはり本来の「奇跡の人」を知っているため、感情移入しづらかったかなぁ…。素敵なお話で、グッとくるところは流石原田マハさんだなぁと思っただけに、上手く言えませんが、なんだかモヤモヤ感が残る作品でした(この作品が好きな人にはごめんなさい)