面白かったです。

プリンツ『はらわたが煮えくりかえる』をベースにキャロル『ホラーの哲学』を批判しながら、「恐怖」を中心に情動の哲学を論じるという内容。美学っぽいことはあんまりしないので、作品よりの分析が読みたい場合はキャロルの『ホラーの哲学』に当たった方がいいのかもしれない。

自己（選好のパラメータの塊）が変容してしまうような経験をするか否かの意思決定を合理的に、真正に自ら引き受けてするのはどのようにして可能かということを考える本で面白かったです。

住居は景気を刺激するための道具じゃね〜という怒りでいっぱいです。

面白かったです。