文庫で再読したので改めて感想を書く。本格ミステリって非現実的という点では相当なファンタジーだと思うし、そういうところが好きなのだけれども、裏染天馬の存在はかなりのファンタジーだよね笑。事件が発生し、謎が深まり、探偵役が論理的な推理で解決する。王道の展開に華を添えてくれる天馬のキャラクター性が大好き。柚乃と香織も良いキャラしている！あと何度でも書くが青崎有吾さんの台詞回しが好き。このシリーズ全8巻予定と聞いているのだけれど、続きなかなか出ないね

文庫で再読したので改めて感想を書く。本格ミステリって非現実的という点では相当なファンタジーだと思うし、そういうところが好きなのだけれども、裏染天馬の存在はかなりのファンタジーだよね笑。事件が発生し、謎が深まり、探偵役が論理的な推理で解決する。王道の展開に華を添えてくれる天馬のキャラクター性が大好き。柚乃と香織も良いキャラしている！あと何度でも書くが青崎有吾さんの台詞回しが好き。このシリーズ全8巻予定と聞いているのだけれど、続きなかなか出ないね

私が持っているのより表紙がお洒落になっている……。本作か『ダリの繭』が初めて読んだ作家アリスシリーズだった記憶があるので、思い入れのある一作。ビデオとウイスキーの件りはそんな上手くいくか！？とは思ったが、私はこのシリーズの旅情と繊細な心の機微が好きなので深く追及しないことにする。奥付の発行年月日が私の生まれた10日後だった。しかも第5版！ロングセラーだね

6年前(！)に「作家アリスシリーズで1番好きだと思っていたけれど今はこれより好きな作品が何個かある」と書いていたが、再読したところやはり本作が作家アリスシリーズで1番好き。こんなに美しくて悲しいミステリがあっただろうか。雪のペンションの寒さと登場人物たちの暖かさのギャップが良い。こともあろうに灼熱の夏に読んでしまった。今度は是非、バレンタインの季節に再読したい

実は再読。値段やっっす！！と思ったら12年前の本だった。やっぱり古野まほろさんの作品面白いんだよなあ。SNSの扱い方とか衒学が過ぎるとか色々言われていたけれどフィクションであることを最大限利用した新本格ミステリのロジックが最高なんだよなあ。登場人物たちも魅力的だし。この濃ゆーい感じが良い！！もう続きが読めないの悲しいな