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2024年5月の読書メーターまとめ

okapon
読んだ本
13
読んだページ
4399ページ
感想・レビュー
13
ナイス
87ナイス

2024年5月に読んだ本
13

2024年5月のお気に入り登録
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2024年5月のお気に入られ登録
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2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

okapon
単純にあほ過ぎて面白かった。法律を用いたトリックの小説は結構あるけど、正直そういうものはあまり面白くない印象がある。だけどここまでアホな使い方をされるともはや気持ちよかった。ばらばらだった情報が最後にかっちりはまったり、不要なはずのエロ要素が回収される感じも最高だった。早坂小説は文章自体がすごいチープな印象があるけれど、それが逆に功を奏していた。☆4.5
が「ナイス!」と言っています。

2024年5月の感想・レビュー一覧
13

okapon
前作「誰彼」と違い、動機的な面が前面に出されていた。ありがちと言えばそうかもしれない犯人だったが、そこにたどり着くワクワク感が凄かった。手記を最初に読まされることで、自分も登場人物たちの立場に立てた気がする。手記の違和感をあそこまで確証として使っていいのかという気持ちはあったが、そんなもの気にならないくらい面白かったからよし。ここから始まる悲劇3部作が楽しみ。☆4.5
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okapon
あほ過ぎる。大ネタ一発という感じは否めないけど、衝撃的な犯人ではあった。あれだけ思わせぶりな手がかりをばらまいておきながら、犯人があれではもはや何でもいいのではないかと思った。「そういうものだからね」ですべてが通る。トリックなんてなかった。☆4.0
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okapon
一巻よりかは物足りなさを感じた。IAの逆襲がAIの行動を逆手に取ったものであることは予想ついたし衝撃を受けなかった。長編でなくてよい。トロッコ問題を取り入れているのは面白い。☆3.0
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okapon
世界が自分の知らぬところで進行していくことの不安さを意識させられた。だけど、自分は分からないことに対する不安感をとっくに捨ててしまったので弱い人間である。病院坂がよく喋るし好きなキャラだったけど、西尾作品はぽんぽんキャラが死ぬらしいから心配。☆3.5
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okapon
最初の方を読んでいると、「今回はらいちシリーズ的要素は控えめなのかな?」と思ったが、最後の最後にそんな気持ちを吹っ飛ばしてくれた。予想もつかない犯人の新たな選択肢に驚愕した。今回、藍川の過去が描かれて本筋にちょっと進みがあったと思われたが、あとがきで次回作は何事もなかったかのようになっているらしくてちょっと残念。☆4.5
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okapon
SFミステリー?という感じのいかれたトリックが多く詰まった短編集だった。帆村を脇役として、誰にも知られずに起こってしまった猟奇的事件を描いた「俘囚」がかなり好きだった。「振動魔」のトリックは当時何を思って書かれたのかが気になる。当時からバカトリックだったのか?真面目に成立すると思われていたのか?作品ごとにかなり面白さにばらつきがあった。☆3.5
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okapon
ネタバレ塚田こそが一番怖い人間だなと終盤に近付くにつれ思った。正直、変に現実のシーンを挟むよりゲームの駒として謎の存在に戦わされ続ける不条理を描き続けてほしかった。最後に塚田がダークゾーンで永遠に戦い続けることを匂わせられていてなかなかぞくっとした。☆3.5
が「ナイス!」と言っています。
okapon
唐突に戦いが始まる感じが、読者に登場人物たちの気持ちを感じさせているなと思った。作者の、将棋に対しての造詣の深さを感じる描写が多かった。将棋同様7番勝負にしたのはよいと思ったけど、同じような戦闘シーンが続くばかりで少し退屈だった。☆3.5
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okapon
密室蒐集家が情報を聞きいきなり犯人を指摘するのが回りくどくなく、短編としてこの本のあるべき姿だなと感じた。「少年と少女の密室」や「佳也子の屋根に雪ふりつむ」は犯人の意外性もさることながら犯人指摘の論理もきれいだと感じた。しかし、計画性のない殺人が多かったことがすこし微妙に感じた点かもしれない。でも全作品素朴な味わいで、いい意味で渋かった。☆4.0
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okapon
AIというテーマを上手く扱った短編集だった。ロジックというものはないが、実際のAIで起こりうる問題を現実の事件に映し出すという手法が面白かった。だけど実際、らいちシリーズなどと比べると見劣りする。続編も読んでいきたい。☆3.5
が「ナイス!」と言っています。
okapon
驚きがある小説かと言われるとそうでもないかもしれないけど、首切りの理由をずっとこねこねする様子がとてもよかった。あらすじ的に密室トリックをもう少し引き延ばすものと思っていたから割とすっと解かれて拍子抜けした。「ある」ことを隠すことは「ない」ことを隠すことと同義であることに気付かされた。綸太郎が探偵にしては推理に失敗もするし、俗な部分も持っているのが好き。最後まで死体がだれか分からないこの作品に、「誰彼」という題名はふさわしいと思った。☆4.5
が「ナイス!」と言っています。
okapon
単純にあほ過ぎて面白かった。法律を用いたトリックの小説は結構あるけど、正直そういうものはあまり面白くない印象がある。だけどここまでアホな使い方をされるともはや気持ちよかった。ばらばらだった情報が最後にかっちりはまったり、不要なはずのエロ要素が回収される感じも最高だった。早坂小説は文章自体がすごいチープな印象があるけれど、それが逆に功を奏していた。☆4.5
が「ナイス!」と言っています。
okapon
96個の缶ビールや13個のジョッキ、1つのベッドから状況を推理するというあらすじが魅力的な作品。でもそこから生み出される推理がいまいちだった。それらの数字にもっと意味を持たせてほしかった。序盤に伏線が張られていたのはよかったけど、少し期待外れだった。☆3.0
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/01/10(3094日経過)
記録初日
2015/12/03(3132日経過)
読んだ本
1349冊(1日平均0.43冊)
読んだページ
446326ページ(1日平均142ページ)
感想・レビュー
654件(投稿率48.5%)
本棚
16棚
性別
自己紹介

大学生になりました。これからも一定のペースで本を読みたいです。よろしくお願いします。

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