たまたま手に取ったのがデビュー作品。『スキップ』を舞台で観て、原作を読んで以来か。楽しく読むことができた。以前よく落語を聞きに行っていただけに、名探偵が噺家というのもまた楽しかった。シリーズ化されているということなので、また次の作品も読んでみよう。

歳を重ね50を過ぎると、親の介護や自分が生きる残り20年、30年のことを考えてしまう。そういう意味で、前半は読んでいて少し苦しかった。しかし後半からは若者の成長物語へ。学生の頃にどんなに怠惰に過ごしてきても、社会人になって大成する人もいれば、逆に勉強をしっかりやってきたから、その先うまくやれるかはわからない。人間諦めたらそこで終わり。何かひとつでもこれと信じて突き進めることがあると、意外とどうにでもなったりするのよね。

アニメを見て、登場人物の関係性がわからなくなったので、小説を読んでみた。うん、面白かった。ガンダムはファーストで止まっていて、それ以外は全く見ても読んでもなかったけれど、ギャンやゲルググが登場してきたことに、ニヤニヤしてしまった。SEEDは周りで映画を見ている人が多いのだが、その理由が分かった気がする。ただのロボットアニメではなく、もっと奥深く人間模様が複雑かつ切なかったりする。映画見たくなるな、これは。

たまたま手に取ったのがデビュー作品。『スキップ』を舞台で観て、原作を読んで以来か。楽しく読むことができた。以前よく落語を聞きに行っていただけに、名探偵が噺家というのもまた楽しかった。シリーズ化されているということなので、また次の作品も読んでみよう。