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2025年12月の読書メーターまとめ

ナベチ
読んだ本
11
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2646ページ
感想・レビュー
7
ナイス
23ナイス
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2025年12月に読んだ本
11

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ナベチ
ネタバレ他人様に迷惑をかけないという自己責任論が国是のような世の中に、一石を投じる小説(272·解説)。北陸の名家出身の望登子は50代半ばのパート主婦。職場はデパートの宝飾店。夫は中堅企業に勤めており、息子·娘も独り立ちした。78歳の姑の死は突然で、郊外のEV無し·4階·3Kの部屋にはところ狭しとものが詰め込まれている。80点近い粗大ゴミの回収は7カ月かかる(家賃8万)。業者に頼むと96万、夫は捨てたがらないし、階段の往復は辛い。実体験?と思うほどリアル。迷惑をかけずに綺麗に死んだ母への寂しさにハッとさせられる。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
7

ナベチ
ネタバレ他人様に迷惑をかけないという自己責任論が国是のような世の中に、一石を投じる小説(272·解説)。北陸の名家出身の望登子は50代半ばのパート主婦。職場はデパートの宝飾店。夫は中堅企業に勤めており、息子·娘も独り立ちした。78歳の姑の死は突然で、郊外のEV無し·4階·3Kの部屋にはところ狭しとものが詰め込まれている。80点近い粗大ゴミの回収は7カ月かかる(家賃8万)。業者に頼むと96万、夫は捨てたがらないし、階段の往復は辛い。実体験?と思うほどリアル。迷惑をかけずに綺麗に死んだ母への寂しさにハッとさせられる。
が「ナイス!」と言っています。
ナベチ
ポップなタイトルやかわいい装画から楽しげなエッセイを想像したが、文月さんの息苦しさ、うまくできない自分に悶絶する姿は切実だ。解説での穂村弘さんの「社会の厳しさではなく、おかしさ」という指摘に脳を揺さぶられた◆自分の弱さを誰かに預けたいと願ってきた。互いの弱さでジャンケンをして、あいこになる関係が理想だった。だが、強い者同士だからこそ融通が利き、助け合え、関係が深まっていく。これこそが二人で生きる真髄ではないか(136)◆読むという行為そのものが何より刺激的で、圧倒されるような「儀式」であった(145)
ナベチ
柳宗悦は、自分にはない崇高さで美しいものに頭が下がり、礼拝し、身を任せ、感謝をささげ、日夜そういう対象を持っていることが幸福だと言っています。こうした祈りは、形のない心を型に表す儀式という表現をとります。それがデザインではないか。生活そのものが祈り。美しいものを見たり使ったりすることが、拝んでいることと同じなのです。(太田浩史·78)ひとは本来、誰もが自由に美しいものを見る、先入観のない視点「美仏性」を持っています。柳曰く個性は、美しいものに感動できる宗教的な心から生まれるものです(松井健·104)
ナベチ
◆列車や自動車が走る以前は、徒歩圏内ほどで採れる素材を見極めて使い、必要なものを作り、生活していた。身近にあるものを使うからこそ工夫が生まれてくる。その制約から生まれる工夫やものこそが、その土地らしさだった(中略)工夫の連続を続けてきた歴史の線上に自分がいるわけだから、ただ過去のものをトレースするだけではないし、短い期間のトレンドを売るわけでもない。ものづくりの背景、思想、環境や状況など、長い歴史の中で変化を遂げながら、先人たちが土地に刻んでいったものづくりを理解していくことが大切(146·高橋孝治)
ナベチ
松浦さんは新しいことや楽しいことに前向きで、その姿勢はとても誠実でおとなだ。◆基本とは当たり前で未知なるもの。アレンジや応用は基本でも新しくもない(13)◆新しい基本に出会うとたまらなくうれしい(14)◆言葉遣いは心遣い。話し方はおとなのアウトプットの基本(29)◆日々の出来事を面白く受け取って、宝物のように貯めていく行為自体が、なんとなくおとなっぽく、極上のサービス精神に(34)◆自分の持っている秘密を一つ明らかにする。それが文章の面白さ。秘密というのは、自分だけが知っているちょっといいこと(64)
が「ナイス!」と言っています。
ナベチ
ネタバレ完全無欠の自己イメージを脳科学の知見で解きほぐす、という視点が面白い。中野さんの回答におけるポジティブな人物描写が気持ちよく、悩んでいる人の心の澱をさっと洗い流すような解釈と再構築に、読んでるこちらの心も軽くなる。好きなシーンは、相談者に「数十万年に及ぶ人類史の勝者として、もっと自信を持ってください(175)」と背中を叩くような言葉をかけるところ。怖いな、と自戒を込めてよく覚えておこうと思ったのは内側前頭前野の働き。自分は正しく相手は間違っていると言う立場に立てたとき、脳は快感を感じる。(131)
が「ナイス!」と言っています。
ナベチ
女優さんも家事とかするんだなぁ、とか当たり前のことを思ったり。それでもやっぱり出てくるエピソードは上質で、ちょっとしたワードに教養があって、なにより描写がお茶目でプリティ。読んでる、というより聞いてる、お喋りしてるみたいな気持ちになってくる。とってもたのしい。好きなところ→◆自分の気持ちにもっと繊細になろうと思う。石を踏んだら痛いって感じたい。そしてその石を蹴飛ばすんじゃなく、何故痛いのか、よく見て考えたい。試しに磨いたらダイアモンドになっちゃうかもしれないしね。そうすることが、私の誠実だ。(96)

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/02/07(3622日経過)
記録初日
2016/02/04(3625日経過)
読んだ本
620冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
192346ページ(1日平均53ページ)
感想・レビュー
460件(投稿率74.2%)
本棚
0棚
職業
営業・企画系
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