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2024年2月の読書メーターまとめ

にしかさ
読んだ本
6
読んだページ
2034ページ
感想・レビュー
6
ナイス
99ナイス

2024年2月に読んだ本
6

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

にしかさ
ずっと謎だった惣次がどうやって江戸に来たのか?が分かってよかった。悪意はなく反省している様子があるし性格が丸くなっている。ただ、奥さんが不幸すぎて気の毒、もっとうまく描いてやればいいのに。他の三編はそれぞれの思いが詰まって、ちょっと甘すぎて恥ずかしくなってしまう。さて、本編の感想で何度も書いているが、江戸の町人文化がよくわかることがうれしいが、幸の心情が深く綴られないのがそっけなく感じる。優等生の衣をまとった絶対的な主人公であり、看板店主だから仕方ないのか?ひょっとして独り身だから?下巻も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。

2024年2月の感想・レビュー一覧
6

にしかさ
上品な時代物、内容もそこそこ、感動するほどでない。情景描写が静かな感じで落ち着くが、本筋に入るのが遅くてじれったい。祖父の左太夫と孫の総次郎とで章毎に視点が変わるのに最初は決め手が掴めずちょっと苦労する。。言葉少なめなのも静謐に一役買っている。でもそれが話の筋道をぼかしてしまう。このシリーズでは江戸時代の家系を守る男達の生き様、次男三男の哀れ、嫁取り婿入り、とにかく世襲の辛さが印象的。いきなりチャンバラになる危うさは似つかわしくない。前の二作はもとより、今回のストーリーは平凡、なんとなく終わった感じ。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
よかった。知らない世界の悩みを共有させてもらえた。皆が知らない世界だから紹介したと作者の弁。少女の悩みに上手く絡ませて読ませる藤岡さんに拍手!!馬の出産でグロテスクな表現には驚いたが得るものは多い。こういう作品が本屋大賞になればいいと思う。北海道を舞台に自然と生き物を題材に時たま花言葉を使いつつ感動と涙を誘う。でも、不可解なこともある。父親が何で聡里の最近の写真を持っているのかの種明かしがない。終盤の父親とのやり取りにしてもひどい男と再確認するだけ?最後に唯から見た聡姉さんのか評があると思ったけど。。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
インタビュー集、すでに5年以上前の本。残念ながら目新しさはない。相変わらずのたけし節だった。人を笑わせるのが好きでサービス精神旺盛で頭が良くて芸術の才能もある。人より一歩先、人より少し深く考えているのだろう。漫才を目指したわけでなくやってみただけという。漫才ブームに乗ってネタ作りを怠った奴は沈んで行ったなど少し批判的な話もあり、何事にも真面目に取り組む姿勢がよく分か った。とは言え、真面目な顔を見せるのが最も恥ずかしいといい、馬鹿な振りして常に権威に逆らう姿勢を美徳としている。とにかくすごい人だなと思う。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
今さら感があるが、ドラマを見ていなかったので再認識。向田作品はほぼ読んでいるのでおおよその雰囲気は同じ、特に貫太郎の性格は作者の父上のモチーフと分かる。そんな体格だったかは知らないが職業は全く違う。配役に反対だったのはイメージの相違だったと想像する。TVで取っ組み合いシーンが流れるように頻繁な暴力騒ぎには昭和を感じる。浪人生の周平やお手伝いさんのミヨ子なども昭和40年代。下町の生活は都市の核家族世帯とは全く違うので全部昭和で括れない事も覚えておきたい。小説というより脚本のニオイがしてちょっと味気ない。
にしかさ
2024/02/17 17:20

小学生の同級生はいつも話題にしていたけれど、ウチでは8時以降のTVは大人にチャンネル権があり、一度も見れず。何か良い裏番組があったのかな?

が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
太陰太陽暦を意識して暮らせば物事がよく分かる。立春などの二十四節気、中国の観光客が動き出す旧正月などなど、特に日本の季節、文化への理解が深まる。下巻に入ってようやくやる気と目標が明確になり、えんの推しもあって、算術家の関との対面も果たし、碁打ちらしく根回しを欠かさず布石を打っていく。果たして改暦と相成るが現代の意識では実感が薄い。調べるとこの後100年以内で何度か改暦され明治の初めに太陽暦になる。要するにカレンダー作りのイメージか。和製に意味があったようだ。今日も仕事帰りに月を見ると時の流れが実感出来る。
が「ナイス!」と言っています。
にしかさ
ずっと謎だった惣次がどうやって江戸に来たのか?が分かってよかった。悪意はなく反省している様子があるし性格が丸くなっている。ただ、奥さんが不幸すぎて気の毒、もっとうまく描いてやればいいのに。他の三編はそれぞれの思いが詰まって、ちょっと甘すぎて恥ずかしくなってしまう。さて、本編の感想で何度も書いているが、江戸の町人文化がよくわかることがうれしいが、幸の心情が深く綴られないのがそっけなく感じる。優等生の衣をまとった絶対的な主人公であり、看板店主だから仕方ないのか?ひょっとして独り身だから?下巻も楽しみ。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/02/26(3222日経過)
記録初日
2012/03/01(4679日経過)
読んだ本
875冊(1日平均0.19冊)
読んだページ
309653ページ(1日平均66ページ)
感想・レビュー
822件(投稿率93.9%)
本棚
1棚
性別
血液型
AB型
職業
営業・企画系
現住所
埼玉県
自己紹介

2024年は目標を持たずのんびり読書がしたい。
昨年は図書館予約追いかけられ、内容はそこそこに納期を決めて読み切る思いが強く、ストーリーを噛みしめる暇がなかった。

感想ではストーリー紹介はせず、気づいた事を正直に書きますので、少々辛口です。読み方が浅いこともありますが気ままな感想が多いです。共感してもらえる人がいれば嬉しいです。字数は目一杯を心がけています。
勝手ながら返礼ナイスはしませんが、お気に入りにしてくれている人やナイスを下さる方には本当に感謝しています。

今後ともよろしくお付き合いくださいませ。

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