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2024年10月の読書メーターまとめ

Jack Amano
読んだ本
12
読んだページ
4395ページ
感想・レビュー
12
ナイス
146ナイス

2024年10月に読んだ本
12

2024年10月のお気に入られ登録
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  • WATA

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

Jack Amano
イギリスの原題ミステリーのトップランナーと言われるアンソニー・ホロビッツのミステリー。アガサ・クリスティのストーリー仕立てに似たところを感じる。上巻の途中から、事件解決の核心に迫るような感じなのだが、まだ同じくらいの分量の下巻もある。この後どのような展開が待っているのかワクワクする。なかなか面白い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
12

Jack Amano
下巻に入って、驚いた。そういうこと?一粒で二度おいしい的な構成。結末は、若干、私の趣向とは異なるもので、若干不満が無いわけではないが、それでもずっと惹きつけられ、止められなくなります。期待通りというか期待以上でした。
が「ナイス!」と言っています。
Jack Amano
タイトルと、舞台の一部(プリンストン大学)と、翻訳者が村上春樹氏であること、そして著者がジョン・グリシャムであることで、読んだ本です、。それぞれに思い入れのあるもの・人がこんなにまとまって詰まっている本が面白くないはずがない。ジョン・グリシャムは、The Firm(法律事務所)からのファン。展開が面白く、惹きつけられる。そして映画化が多数されているが、映画より原作の方がやはり面白い。村上春樹氏の翻訳も翻訳臭さを感じさせず、とても良い。そういう結末か、と他のミステリーなどとも異なる終わり方で更に面白い。
が「ナイス!」と言っています。
Jack Amano
たまたま編著者を個人的に知っていることから、読んでみた。経済学の国際収支の教科書と言って良いような感じです。そういう意味ではあまり面白い本とは言えないが、世の中の(メディア上での)為替の議論には、誤解の多い説明などが多いのがよく分かる。国際収支関連の統計と為替の動きなどの解説はなるほどと思えるものが多く参考になります。この本を読んで理解してくると、為替の短期の動きは、誤解した人通しの思惑の動きを予想して戦って、勢力の強い方が勝つような動きでしかないようです。インパクトはあるので、モニターは必要です。
が「ナイス!」と言っています。
Jack Amano
イギリスの原題ミステリーのトップランナーと言われるアンソニー・ホロビッツのミステリー。アガサ・クリスティのストーリー仕立てに似たところを感じる。上巻の途中から、事件解決の核心に迫るような感じなのだが、まだ同じくらいの分量の下巻もある。この後どのような展開が待っているのかワクワクする。なかなか面白い。
が「ナイス!」と言っています。
Jack Amano
映画にもなった表題の「トータル・リコール」や「マイノリティ・レポート」などフィリップ・K・ディックのSF短編集。どれも、面白い。映画になった二つの作品が面白いのは当然のこととして、個人的には「地球防衛軍」も大好きです。SFという形態をとりながら、人間の特性をよく表した秀逸な作品集だと思います。お勧めです。
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Jack Amano
このテーマは、平野氏の小説を読んでいると各所で出てくるものなので、読み始めた時に、あれ、この本読んだことあったかなと錯覚しました。そもそものこの書物が書かれた経緯が、小説で書かれていることを、まとめて解説するというところにあったようなので、さもありなんでした。個人はさまざまな分人を持っており、相手やコミュニティによって使い分けていたりする。生きていく上で重要なのは、その複数持つ分人の、自分の中での構成割合。自分にあてはめてみても、とても納得感がある。自分を見つめ直してみる際に、この視点を持つことをお勧め。
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Jack Amano
2019年の一橋大学大学院経営管理研究科の春夏講義を書籍化したもの。既に5年前のものなので、急速に進んでいるプライベートアセットの世界では陳腐化しているかもしれませんが、幅広くまとまった書籍がないなかでは、全体観を知る上では悪くないかと。講演者の自慢話っぽいところが気になるところがないわけではないが、基本を知る上では悪くないかなと。そのうえで実務で必要な情報を実務で得ていくしかないかなと。
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Jack Amano
村上春樹氏の小説に出てくる主人公の男性は何となく似ている。賢くて、人並み以上のハンサムであり、女性にモテるが本気で人を愛していなかったりする、ふわっとした感じの男性。確かに、氏の世代や少し下の私の世代にもそういう人は居たような気がする。そうした人の視点でいろいろ物事が進んでいく。そして、その解釈の中に、古典の知識なども要求される部分がある(解説付きなので問題ない)し、音楽(クラシックとジャズが中心)もちりばめられていて、感性的にはとてもとてもしっくり感のある小説が多い。上手いです。
が「ナイス!」と言っています。
Jack Amano
窯変源氏物語では、光源氏が一人のどこにでもいるような(実際にはいないと思うが)男として描かれ、自分では好き勝手なことをしながら、同様なことをされると嫉妬深く、ご都合主義的に自己を正当化しつつ、女に対して非常に冷たくあしらったりする人間として描かれているように思う。理想化された光源氏ではない現実的な光源氏がいて、面白い。
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Jack Amano
村上春樹が翻訳すると、それまであまり面白いとは思わなかった翻訳小説がとても面白く感じられるのは、流石です。村上氏は、この小説の原文の文章の素晴らしさを絶賛している。大学の英語の授業で原文が題材になったが、それを楽しむ余裕はなかった。原文を読んでみようかなという気にさえなった。氏が巡り合った重要な3冊が「グレート・ギャツビー」「カラマーゾフの兄弟」「ロング・グッドバイ」とのこと。これについては、強く同感します。村上氏翻訳の「ロング・グッドバイ」もとても面白い。「カラマーゾフの兄弟」の村上春樹訳を読みたい。
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Jack Amano
口伝の民間伝承を民俗学者の柳田國男がまとめたもの。民俗学の必読書。似たような言い伝えは、日本の各地に会ったのだろうと思われるものも多い(子どものころに似たような話を年寄りから聞いた、というものもあった)。日本の田舎の習俗や、昔の民衆の生活ぶりなども分かるので、なかなか面白い。
が「ナイス!」と言っています。
Jack Amano
ミルの思想の根幹には、「人間は完全ではない」という認識があり、これが異なる意見やライフスタイルの許容につながっている。人間の知識や判断は不完全であり、絶対的な真理を独占することはできず、多様な意見や信念が自由に表現され、議論されることが重要だとし、それを通じて社会全体が進歩し、真理に近づく可能性が高まると主張しています。他者に危害を与えない限り、個人は自分の意見を持ち、行動する自由を持つべきだとされています。この自由は、社会の進歩や人々の幸福に寄与するものであるという主張です。分断の世の中の必読書。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/05/01(3130日経過)
記録初日
2016/04/25(3136日経過)
読んだ本
945冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
293609ページ(1日平均93ページ)
感想・レビュー
938件(投稿率99.3%)
本棚
0棚
性別
年齢
64歳
血液型
A型
職業
役員・管理職
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