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2025年11月の読書メーターまとめ

クプクプ
読んだ本
5
読んだページ
1529ページ
感想・レビュー
5
ナイス
762ナイス
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2025年11月に読んだ本
5

2025年11月のお気に入られ登録
2

  • 轟直人
  • 夏音

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

クプクプ
直木賞受賞作。短編集で、表題作も、もちろんよかったですが、私には「じゃこじゃこのビスケット」が一番、似合った作品でした。主人公の17才の不機嫌な女性と、精肉店の息子の河村寛人の物語。主人公が、ぶうちゃん、と呼ばれている点や、その他の内容が、私の高校時代と重なって、懐かしい読書になりました。そういえば、当時の高校生の価値観は、このような感じだったなあ、と思い出しました。他の短編も甲乙つけがたく、時代を築いていた頃の江國香織さんを堪能できました。本との相性はともかく、スラスラと読める一冊です。
が「ナイス!」と言っています。

2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

クプクプ

午後は久しぶりに、自分の部屋の片づけをしました。本屋さんで本を買うとき同時に購入するレジ袋が、溜まっていました。捨てたのは、よかったですが、レジ袋が一枚、必要なことに気づき、ゴミ袋の底から指をつっこみ、一枚、取り出し、通勤バッグにしまいました。また、本を買うときに使うので。

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2025年11月の感想・レビュー一覧
5

クプクプ
ネタバレ科学は、かつてはショウジョウバエやマウスを実験動物に使用した小型な分野でしたが、DNA研究が進んで生命科学になり医学と結びついてから、予算も大規模になり、本来のサイエンスとは、かけ離れた分野になったそうです。中村桂子さんは、ミヒャエル・エンデの科学を敵対視する作品に苦手意識を持っているそうです。そんな中、日本の作家で、宮沢賢治と南方熊楠は、作品も生きざまも、科学を普及させることに成功したそうです。中村桂子さんの生命誌の中で、最初のモデルになったのが手塚治虫で有名な、翅が退化し飛べない昆虫のオサムシ(つづく
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クプクプ
オランウータン、ゴリラ、チンパンジーと同じように、ホモサピエンス(人間)の祖先も果物を食べていました。ホモサピエンスは、犬歯の発達が弱く、喧嘩に弱いため、アフリカの森林が減ったときに、オスが果物を両手に抱えて、メスに渡したのが二足歩行の始まりという考え方があるそうです。狩猟時代が終わり、農耕の時代になると、食料の生産が増え、人口が増えていきます。分配の面では、イモより小麦、トウモロコシ、米が適していたそうです。年賀状を出すのが150人が限界というのは、人間という、生きものを、示しているそうです。
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クプクプ
ネタバレタイトルが大げさですが、肩ひじ張らずに読める一冊。少ない単語を的確に選び、見事に日本の農業の本質をとらえています。日本の小麦は90パーセントを輸入に頼っている現状だそうです。ラーメンやパン食もいいですが、国産のお米を食べるべきでしょうか。北見のタマネギや、ジャガイモなど、北海道は、廃線になった鉄道で、いまだに農産物を輸送しているそうです。トラックより環境にやさしいそうです。園芸用の野菜や、鑑賞用の花のタネも90パーセント、輸入されているそうです。著者の中村桂子さんは89才になられたそうです。名随筆でした。
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クプクプ
私が読了した本の中では、モリエールの『人間ぎらい』の紹介がよかったです。10年くらい前に、この本を読んだときは、戯曲というジャンルもわからなかったですが、今回の読書で、アルセストという主人公は、私に似ているな、と感じました。読んだことのない本では、ゴーゴリの『外套・鼻』の紹介が面白く、今後、ぜひ読んでみたくなりました。私も50代の独身男性で、仕事用のコートは、数十年前に父が着ていたもののお下がりなので、外套の主人公がコートを新調するシーンを羨ましく感じました。賛否両論ですが、私のレベルには合った本でした。
が「ナイス!」と言っています。
クプクプ
直木賞受賞作。短編集で、表題作も、もちろんよかったですが、私には「じゃこじゃこのビスケット」が一番、似合った作品でした。主人公の17才の不機嫌な女性と、精肉店の息子の河村寛人の物語。主人公が、ぶうちゃん、と呼ばれている点や、その他の内容が、私の高校時代と重なって、懐かしい読書になりました。そういえば、当時の高校生の価値観は、このような感じだったなあ、と思い出しました。他の短編も甲乙つけがたく、時代を築いていた頃の江國香織さんを堪能できました。本との相性はともかく、スラスラと読める一冊です。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/05/04(3505日経過)
記録初日
2014/04/02(4268日経過)
読んだ本
735冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
191473ページ(1日平均44ページ)
感想・レビュー
713件(投稿率97.0%)
本棚
0棚
性別
血液型
A型
職業
事務系
現住所
東京都
外部サイト
自己紹介

2004年に北杜夫の「どくとるマンボウ航海記」を読んで「読書ってこんなに面白いんだ~」と読書に目覚めました。文豪の文庫本を沢山読み、流行りのハードカバーも少し読みましたが、まだ小説を楽しめるほどの読書力はありません。自然観察が得意で、歴史や経済は苦手です。読書を通して人間の幅を広げていきたいです。一番好きな作家は北杜夫です。よろしくお願いします。

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