原恵一の映画を見て原作を購入。映画ですでに全体の流れを知っていながら読んだわけであったが、子供の気持ちをうまく表現できている。「子供はこの場合多分こう感じるんだろうな」と同じ年頃の子供を持つものとしては心の中に何か訴えられたような気がした。映画と活字はその辺の感じ方がかなり違う。ポプラ文庫ということもあり、小説の字の大きさもやや大きめで非常に読みやすい。私は子供の頃は女っ気が全くない生活をしていたため、ウレシノの気持ち、行動は非常によくわかる。女子と関わることに価値がある。がんばれウレシノハルカ。

図書館へふらっと立ち寄った際、「今日返却された本」のコーナーにあり、本の見た目で借りてしまった。ブックディレクターはもちろん、幅さんのこともよく知らずに手に取った。物事のつながりを考えることがとても得意な人であると感じた。病院、オフィス入り口のブックコーナー、化粧品店での本の陳列方法はあまり私にイメージがないもので、いい意味で「自由」ということを教わった気がする。Brooklyn Parlorか・・・。外観も中身も非常に洒落ており、私のような地味なおじさんが立ち入るには少し勇気がいりそうだ。

以前にフィンランドを題材にした同様の本があったが、何か内容が異なるのか気なり購入。この手の話は、如何にも日本は労働時間が長くヨーロッパは短いかを主張し、日本＜ヨーロッパ各国を謳うものが本当に多く多少イラつくこともあるのだが、決してそんなことはなく、単に働き方が違うだけで、時間的はものは日本も変わらないと感じた。私自体が、本書に書かれたような働き方を就業規則ギリギリを攻めて実施できているため、この働き方は間違っていないと再確認できた。「批判を個人的に受け止めてはいけない」いい言葉だ。涙が出そうになった。

原恵一の映画を見て原作を購入。映画ですでに全体の流れを知っていながら読んだわけであったが、子供の気持ちをうまく表現できている。「子供はこの場合多分こう感じるんだろうな」と同じ年頃の子供を持つものとしては心の中に何か訴えられたような気がした。映画と活字はその辺の感じ方がかなり違う。ポプラ文庫ということもあり、小説の字の大きさもやや大きめで非常に読みやすい。私は子供の頃は女っ気が全くない生活をしていたため、ウレシノの気持ち、行動は非常によくわかる。女子と関わることに価値がある。がんばれウレシノハルカ。