１作目より断トツ面白かったんだが、ラストが良くわからず(こちらの体調の問題？)若干消化不良のまま読了。最初からMI5やMI6が絡む話とわかっているから、簡単に人が死ぬ展開にも嫌悪感は薄れるが、老人たちとの関わりには違和感が残ってしまう。第３作も続けて読みます。

セルヴァス警部(この作品集では警部補に降格中)シリーズ６作目。殺害は陰惨だが、比較的動きの少ない展開。しかしながら実行犯を含む犯人像には暗澹たる思いが募る。フランスの世相に対する思いがストレートに表現されて、何だかいつもと違う人みたい。ラストもいつもの不安を駆り立てるエピローグと違い何だか戸惑う。まああとあじは悪かないが、却って今後に不安が不安😖💧

「弱さ」からの発想。今だからこそ大事では。それにしてもセイゴーさんの死は大きな損失だ。

小泉孝太郎と松下由紀が主演のTVドラマの原作だが、人物設定などは少し違う。冬彦のキャラは意外と奥深いかも。続編も読んでみよう。

ブラックユーモアミステリーとして読めば良いのだろう。老人カルテット以外のキャラも立ちすぎる位でその書きぶりは上手い。ただし、ラストのなんだかわからないもやもや(私だけ？)も含めて、読後スッキリ感は３作通じて薄い。久しぶりの図書館本の２作でした。

１作目より断トツ面白かったんだが、ラストが良くわからず(こちらの体調の問題？)若干消化不良のまま読了。最初からMI5やMI6が絡む話とわかっているから、簡単に人が死ぬ展開にも嫌悪感は薄れるが、老人たちとの関わりには違和感が残ってしまう。第３作も続けて読みます。