
読んでいるうちに、いきなり田舎に移住すると言い出すお父さんとその家族の、ものすごくリアルな物語に読めてきてしまいました。 家族のためといいつ、自分の存在価値を求めて周囲を振り回すパパ。天然と優しさでそのパパをサポートしながらも、次第に病んでいくようにみえるママ。新しい場所を楽しもうとしながらもなかなかうまく自分の居場所をみつけられないムーミン。 ミィの役目は彼らを突き放して見る視点でしょうか。 最後に分かる灯台守の正体も含蓄ありそう。
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