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2025年12月の読書メーターまとめ

ヨコケイ
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8
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感想・レビュー
8
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2025年12月に読んだ本
8

2025年12月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ヨコケイ
芥川賞作家のスリラー。2000年頃が舞台?陸上自衛官の青年が主人公。初対面の曹長が訪ねてきて、事故死した主人公の兄について殺人と断言する。彼は兄と一緒に殺された女性の関係者だった。真相を探るべく二人は動き始める。バディによる調査行×アクションの謀略物といった枠組み。都合良く行きすぎな箇所があったり、折々の回想でストーリーが断たれりとツッコミ所はあろう。が、J・リーチャーばりに腕が立つ曹長が敵を撃破するのを楽しみ、戦後の裏面史にため息をつけばよいのかも。稲葉事件や裏金の例で丸切り空想的でもないのが恐ろしい。
が「ナイス!」と言っています。

2025年12月の感想・レビュー一覧
8

ヨコケイ
呻木叫子の2。怪異&謎解き&民俗学的考察のシリーズ…なのだが、本作では、民俗学の項にしれっとクトゥルフ神話(を基に創作した民間信仰)を混ぜてて面白い。怪談作家の一人称、取材原稿、村の少女の三人称、文献資料など複数の語りで構成されるのもゴシック小説的。作家が取材で訪れた愛媛県の山村では、日常的に怪異が跋扈し、連続殺人が発生する。事件は雪密室など不可能状況だったり、不可解な現場だったり色々。村を再訪した作家は、後輩の力を借りて謎に向き合う羽目に。howやwhy、見立てが〈怪談の法則性〉をテコに解き明かされる。
ヨコケイ
2025/12/20 21:11

神話作品にはあまり詳しくないが、オーソドクスな怪奇小説タイプ、『タイタス・クロウ』や『魔界水滸伝』みたく独自に膨らませたタイプ、ラノベなどでネタとして(ガジェットやミームとして)消費してるタイプなどが浮かぶ。ミステリとの絡みは、殊能将之が某作品で飛び道具的に使用した事例くらいしか知らない。本邦初の神話作品は高木彬光の短編らしいのだが読めてない。本作は今風に表現すると因習村に入るだろうが、たとえば「インスマス」に寄せるとかして、いかにもな感じにできそうなのにしてない。数多の神格が総出演してるのがユニーク。

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ヨコケイ
呻木叫子の1。怪談作家が遭遇する事件簿。怪異&謎解き&民俗学的考察で構成。「影踏亭」取材原稿と姉を襲った祟り?の原因を探る作家の弟の一人称がカットバック。旅館の離れに潜むモノとは。目張り密室。○が不幸すぎ。「朧トンネル」学生男女が心霊スポット探訪をした顛末と原稿。不可能状況の首なし死体。怪異を使うポイントに感心。「ドロドロ坂」作家自身の一人称と原稿。親友の息子の神隠しと死体が出現する密室。不気味。「冷凍メロン」作家の友人の警官の一人称と原稿。冷凍メロンが人を襲う都市伝説風な事件と雪密室。設定がもう面白い。
が「ナイス!」と言っています。
ヨコケイ
呻木叫子の1。怪談作家が遭遇する事件簿。怪異&謎解き&民俗学的考察で構成。「影踏亭」取材原稿と姉を襲った祟り?の原因を探る作家の弟の一人称がカットバック。旅館の離れに潜むモノとは。目張り密室。○が不幸すぎ。「朧トンネル」学生男女が心霊スポット探訪をした顛末と原稿。不可能状況の首なし死体。怪異を使うポイントに感心。「ドロドロ坂」作家自身の一人称と原稿。親友の息子の神隠しと死体が出現する密室。不気味。「冷凍メロン」作家の友人の警官の一人称と原稿。冷凍メロンが人を襲う都市伝説風な事件と雪密室。設定がもう面白い。
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ヨコケイ
R・ギャレット《ダーシー卿》物の設定をシェアワールド的に流用。科学ではなく魔術が発達した並行世界の現代日本(令和ならぬ零和)が舞台。菊の御用邸内の四阿で、正体不明の死体が雪に埋もれて発見される。誰が、どんな手段で、誰を殺したのか。捜査官が権刑部卿(探偵役、非魔術師)と陰陽師(助手、魔術師)のコンビな所や、防諜機関が絡むスパイ物風な展開など細部まで本歌取りしてて凝ってる。howやwhyの検討に《魔術を使ったならば》がちゃんと含まれる。うるさ型の謎解き勢に訴求するかは判らんが、楽しい読み物。
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ヨコケイ
EQ外典の2。リチャード・デミングの代作。大規模停電のNY。ビルの21階で拳銃自殺が発生する。隻眼の警部&私立探偵のバディが駆り出されるが殺人と判明し…。大都会の真ん中なのに停電で現場はclosed circleめいた状況になっており容疑者は両手の指ほどに限定。無駄にロマンスやアクションが挟まりいかにもペーパーバック的だが手馴れた語り口で読んでしまう。解決はあっさり。トリックそのものは有りがちかもだが解説通りフェアプレイな感じがクイーンっぽく面白い。尤もEQⅢクラスのマニアじゃないのでそこまで細かくは…。
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ヨコケイ
芥川賞作家のスリラー。2000年頃が舞台?陸上自衛官の青年が主人公。初対面の曹長が訪ねてきて、事故死した主人公の兄について殺人と断言する。彼は兄と一緒に殺された女性の関係者だった。真相を探るべく二人は動き始める。バディによる調査行×アクションの謀略物といった枠組み。都合良く行きすぎな箇所があったり、折々の回想でストーリーが断たれりとツッコミ所はあろう。が、J・リーチャーばりに腕が立つ曹長が敵を撃破するのを楽しみ、戦後の裏面史にため息をつけばよいのかも。稲葉事件や裏金の例で丸切り空想的でもないのが恐ろしい。
が「ナイス!」と言っています。
ヨコケイ
労働党の下院議員とその妻が焦点人物。快活で魅力的だが独善的でもある夫に向ける妻の独白が芯を食ってて面白い。妻と別行動となった休暇期間、議員は先祖伝来の原野にある洞窟を描いた古地図を見つける。彼はケイビング経験者の青年を誘い洞窟探検をするが事故が。冒険譚で始まり、証拠隠滅をはかる犯罪小説(もしくは倒叙物)風に転調、それがさらに…。秘密を抱える夫、異変を察する妻。緊張を孕む二人の間に旅先で出会った米国人男性が闖入する。やがて破局が。真相はやや強引かもだがold-fashionedなサスペンス&ロマンスが善き。
が「ナイス!」と言っています。
ヨコケイ
小余綾俊輔の2(1はSkip)。歴史作家との打合せで京都を訪れた女性編集者は、春日大社の末社・采女神社の例祭に際会し奈良に赴く。興味を覚えた彼女は、采女について独自に調べ始める。母校の民俗学助教授・小余綾が語る采女の怨霊、春日大社の真実とは。やや『時の娘』型に寄せ〈歴史の推理〉一本に絞っている。〈現代の事件〉を絡めていない分、毎度陥りがちなプロットの無理やり感は少し減ずる。反面、物語的な興趣も薄れるのは必定で、バランスが悩ましい。井沢チルドレンはみんな怨霊大好きだな。
ヨコケイ
2025/12/01 20:14

修正

が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/07/03(3495日経過)
記録初日
2016/07/02(3496日経過)
読んだ本
845冊(1日平均0.24冊)
読んだページ
324142ページ(1日平均92ページ)
感想・レビュー
757件(投稿率89.6%)
本棚
0棚
性別
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