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2024年2月の読書メーターまとめ

菊地
読んだ本
80
読んだページ
23462ページ
感想・レビュー
80
ナイス
337ナイス

2024年2月に読んだ本
80

2024年2月にナイスが最も多かった感想・レビュー

菊地
相互不理解、自己正当化、正常化バイアス等様々な理由にとって生み出される「嚙みあわない」関係性を軸に描かれるディスコミュニケーション短編集。 端正な筆致で描かれる時間をかけて醸成された重い情念が胸に突き刺さる。 これらには一種ホラー的な怖さがあったけど、何より怖いのがこれらの恐怖を生み出している愚かしさ・歪み・怒り等の感情が決して特別なものじゃなくて、僕らのような平凡な人間も当然のように持ち得る普通過ぎる感情であるということだよな、と。 第三者視点だから娯楽として読めてるけど、当事者になりえる可能性の恐怖。
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2024年2月にナイスが最も多かったつぶやき

菊地

2023年の読書メーター 読んだ本の数:950冊 読んだページ数:282660ページ ナイス数:3185ナイス ★去年に読んだ本一覧はこちら→ https://bookmeter.com/users/6937/summary/yearly

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2024年2月の感想・レビュー一覧
80

菊地
宝石についての蘊蓄も多くなく、「宝石」という要素が上手く生かされてれるとは思えなかった。僕には合いませんでしたね。
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菊地
シチュエーション自体は割と絶望的な状況なんだけど、主人公がファンキーな性格しているおかげでテンポ感も良く、掛け合いも楽しく、まったく暗くならずに読める。 主人公のキャラ造形の大勝利。
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菊地
「スペックが高い主人公」ものが好きなので読んでみた。 能力の生え方がかなりご都合主義もいいところだけど、事態を快刀乱麻する主人公の活躍自体は非常に楽しい。 一方で「正体を明かせない」という状況のせいで、一部もどかしい部分もあり、個人的には好きな部分と好きじゃない部分の明暗がはっきりしていた印象。 まあ、総合的には楽しめました。
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菊地
一時的に過去の自分と人格・記憶が入れ替わる、疑似タイムリープもの。 実に綺麗にまとまっている一方で、真相や展開にはそこまでの驚きや意外性は無く、納得感がある一方で「長編」としてみると食い足りなさはある。 面白かったことは確かだけど、話のボリューム的には中編くらいにまとめてくれたら満足度が上がった気がしますね。
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菊地
前巻に引き続き姉妹話を引っ張るとは、良いか悪いかはさておき意表は突かれた。 しかし、「百合ゲー世界の中で不本意にハーレム状態になっていく百合豚主人公」という図式だけでいいのに、色んな設定を盛り込み過ぎた結果としてどんどん読みづらくなっている気はするかなぁ。
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菊地
ネタバレおやこに、なりました。
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菊地
「スキル」や「召喚」について、随所で設定の粗さは感じたけど、「モフモフがあれば許せる」という広い心で受け入れればそれなりに満足できた。
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菊地
「ゲーム世界のモブに転生」という導入自体はもう珍しいものじゃないだけにこの作品ならではのセールスポイントになりえていないし、「ゲーム世界」としてのゲームバランス・設定などもそこまで作り込んでいないディテールの甘さを感じる。 個人的な好みとズレているキャラクターにも魅力を感じれなかったので、正直全体的にイマイチでしたね。
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菊地
戦国時代としてもあまりメジャーじゃない時代・地方の話で、虐待されているため様々な情報も限定的で「知らない人物達の知らない話」が続く感じになっており、「聞いたことのある・知っている歴史上の人物出来事が出てくる」という戦国転生ものとしての「面白さの取っ掛かり」に欠けている。更に「虐待生活から生き延びようとする・どうにかしようとする」という暗い話が遅い展開のまま続くので、素直に楽しいと思える瞬間が少ない。 何だか全体的にピントが合わないまま話が進んでしまった印象だけど、次巻で描写される世界が広がることを期待。
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菊地
ネタバレ最終巻。 過去のトラウマ、トラウマの原因、「カワイイ」自分でいること、女装している自分、心寧との関係性、等々やり残したことが無いくらい一通りのことにしっかり決着をつけて終わっていて感心した。ここまで綺麗にまとめられると満足度が非常に高い。 いいシリーズでしたね。次回作も期待しています。
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菊地
事件の真相自体は想定の範囲内で驚きはなかったけど、イヤミスのようなビターな後口は好き嫌いはさておき印象には残る。 「オカルトもの」であるおかげで自然にループ展開などの変化球を投げられるあたり、この作品の強みだと思いますね。 結末の後味はさておき、やはりこのシリーズ好きです。
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菊地
現代ダンジョン配信もの。 スキルの性能とかドロップ率とかで設定の粗さを感じるところはあったけど、キャラクター造形などがかなりコメディタッチに描かれているのでディテールの粗さをそこまで気にしないで読める。 ヒロインキャラが色物でコメディ的には楽しいし、ブラックスライムのマスコット感は好き。 細かいことを気にせず勢いで読む分にはそれなりに好きかもしれませんね。
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菊地
タイトルとあらすじから予想される内容からまるでズレることなく、予想・想像・期待通りの内容のものが読めたので満足感はある。 ただまあ、「堕ちた」後の展開については破滅や托卵とかで好みがあるのは確かなので、そこに特定のこだわりがある人以外は納得するんじゃないですかね。
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菊地
3巻を読んでからずいぶん長い間積んでしまっていて、導入部分から上手く思い出せなかったから前の巻をサラッと目を通して何とか読み進めることが出来た。 シリーズ通しての感想として、面白いかどうか好きかどうかで言えば僕個人には刺さらなかったそんなに刺さらなかったけど、完結まで描いてるところは素直に評価できる。 その一方でタイトルや1巻導入から予想できないところに着地してしまった感があるので、その辺についての評価が難しいかな、とは思いました。 まさしくタイトルのように「なんか思ってたのと違う」作品でしたね。
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菊地
幼馴染男君、やってることはハーレム系ラブコメ主人公にありがちな鈍感・無神経・意地張りムーブではあるんだけど、NTR男が現れることによってそれらの嫌なところが可視化されて心から寝取られていく流れは一種痛快ではあるし、背徳感のあるエロさがとても良い。 幼馴染姉妹によって許されて甘えてきた幼稚さの報い。
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菊地
本人の与り知らぬところでのザマァ展開。
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菊地
最序盤のハードモードや人間不信やスパイ満載展開はどこにいったかというレベルのハートフルな話になってきた。
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菊地
「家族契約」周り設定の強引さは感じるし、主人公が受け入れるまでの流れに分かり易い明確な切っ掛けが描かれないせいでご都合主義を感じてしまう。 ただまあ、イラストは好きです。
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菊地
転生後の不遇な環境から脱却しようと知識チートでアレコレする話。 オリジナリティはさておき、「そういう系統の作品」として手堅い面白さはあった。
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菊地
NPCキャラの魅力が高い。
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菊地
保護者な同行者ができました。
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菊地
設定は全体的な流れは嫌いじゃないけど、やはり主人公のキャラクターには好きに成り切れないところがあるし、展開の遅さを感じる。
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菊地
表題通りのキャラとイチャイチャする糖度高目ラブコメ。 小動物っぽくて懐いてくるヒロインが可愛かった。満足。
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菊地
「長い間新作が作られなかった原作付きアニメの新作が作られることになったけど声優は一新」という現実でもあり得る事例を扱いつつ、恋愛関係、相方に仕事を奪われるという印象的なエピソードを入れ込みつつ上手く捌いている。 「付き合う」ことは悩みつつも、「女同士」であること自体にはさほど重く考えていない辺りは「そういう世界・キャラクター」だからなのか「そういう時代性だから」なのか、ちょっと気になるポイントでしたね。 まあ、何だかんだ面白かったです。続きも楽しみ。
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菊地
話の筋自体はさほど珍しいものじゃない一方で、設定や展開のディテールに気になるところが多い。 うーん、こういう感じになるならもうちょっとコメディ寄りに振ってくれた方が良かった気はしますね。
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菊地
かなり駆け足気味に「婚約破棄されると思ってその後の準備を進めていたのですが、父親の断罪後も溺愛されています(濡れ場もあるよ!)」という内容が描かれている。本当に前述した以上の内容も無いし、ページ数が少ないこともあって薄味で、あまり語るほどのものはないかな。
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菊地
相変わらず不遇生活ではあるけど、弟妹との関係は良化しているので、その辺の空気感は良くなって読み易くはなっている。
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菊地
邪険にしてくるようになっていた美しい幼馴染を母娘共々寝取る話。 最初の「幼馴染」の当たりが強かったため「復讐」に至るまでには一定の納得感があるし、非処女キャラなので「不条理な理由で初めてを奪われる」という訳でもないので、全体的には良くも悪くも罪悪感弱めで読める。 ただ、あれだけ嫌悪すらしている主人公に簡単に薬を盛られたり、媚薬の反応から自分がドMだと勘違いするところなど、母娘が揃ってチョロすぎるので背徳感や堕としていく達成感は弱め。 んー、まあ、正直そこまで好みなところはないかな、という印象です。
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菊地
異世界転移料理ものだと、「日本の〇〇と同じ味がする食品が偶然存在する」「過去の転移者が持ち込んだ〇〇が普及している」「現代日本の食品は何らかの方法で補給される」みたいな処理をしがちなだけに、本作のような「異世界らしい食材があり、試行錯誤して食べられるようにする」というアプローチは「異世界」の解像度を上げることに繋がるので実に良かった。 家族ドラマ的な描写もとても良い作品でした。続きも出て欲しいですね。
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菊地
最初から好感度マックスなライトさ、ベタなヒロイン造形、こういう作品だと割り切って読む分には、まあ。 ただ個人的な好みとして、イラストがあまり好きに成れなかったのでその分印象としては減点かな。
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菊地
ん-、主人公の目的・やりたいことがイマイチ曖昧で、どうしてその行動・判断をしているのかしっくりこないところが随所である。 タイトルに象徴される設定周りを、主人公の魅力や行動原理に上手く落とし込めていない印象。
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菊地
天真爛漫ヤンデレ系人間凶器ヒロインと猛獣使い系主人公のキャラクター性が強い。 随所で大味な部分はあるんですが、展開の早さと勢いで押し切れてしまっている気がする。 出来の良し悪しはさておき、好きか嫌いかで言えば割と好きでした。
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菊地
前巻から引き続き設定や展開などは大味。 ただ「進化して出来ることが増えていく楽しさ」もあるので、1巻が好きだった人なら悪くないんじゃないですかね。 逆に言えば1巻が合わなかった人は継続する必要が無い内容。
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菊地
Web版既読。仔猫様とタバサ先輩がイラスト化されただけで満足してしまったところはある。 タバサ先輩が予想以上に好みのビジュアルで嬉しい誤算。
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菊地
おじさん主人公が力を失った異世界帰り女子高生大聖女の都合のいい人になって重い女に隠れ溺愛される話。
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菊地
幸福が訪れるのを待つのではなく、自分から積極的に幸せを掴みにいくアグレッシブな主人公のキャラクターがとても良い。 更に家族に恵まれずに不遇な生活を送っていたヒーローが、主人公とその家族に愛を与えられて救われていく展開は温かい。 ゲーム世界転生要素や婚約破棄ものとしての元婚約者へのザマァなど、ベタな展開は多かったけど、全体的に手堅くまとまっていて面白かったです。
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菊地
声優・歌手である水樹奈々さんの自伝。 水樹さんが「芸能人御用達の堀越学園出身」であることは知っていたので「情けない皆勤賞だった」という書き出しが印象的。たった一行で状況と想いを簡潔に伝えられる印象的な名文。 内容は演歌歌手を目指した幼少期から上京しての学生時代から下積み時代の話が大半を占めており、特殊で複雑な環境の中での自身の想いが切々と綴られているのでしみじみと伝わってくる。 一方で声優・歌手として成功していく時期の描写が乏しく「声優の物語」としては解像度が低く、自叙伝として描かれる時期の濃淡が激しい。
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菊地
んー、結局は空回りする主人公に婚約者君が振り回されただけって感じでしたね。空回りするところを可愛く感じる瞬間が無いとは言わないまでも、過ぎたるは及ばざるが如し。
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菊地
1巻でもそんなにしっくりした感じではなかったけど、突っかかって来るだけで有能さがあまり見えてこない側近キャラなどを含めてキャラクターへの好感度が上がらず、謀略劇的な面白さもイマイチで、「異能」的な要素も作品の魅力を押し上げるものにはなっていない印象。少女向けレーベルの作品に比べると良い意味での軽快さに欠けるし、恋愛描写やキャラクター描写でも気になるところが出てきた印象はあるかなぁ。 全体的に1巻よりも更に好みと合わないものになってしまった感じで読み切るまでが重かった。こうなると続巻を読むか悩ましい。
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菊地
あとがきで「ラノベにも濡れ場をガッツリ書いてたらエロくて嬉しいやん?」「面白い作品に更にエロがあったら嬉しいやん?」的なことを書いてある通り、性交シーンの細部が描写されてるタイプの作品。 僕はそういうエロを読みたい時にはジュブナイルポルノを読んでいるためラノベレーベルにそういうものを求めておらず、本作のようにエロ描写にページ数を食われた結果「追放された異世界転移者の物語」として中途半端になっている作品には否定的な印象にはなる。 ラノベで軽々に「ラノベを超えたエロ描写」を入れるのは短慮だと思うんですけどね。
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菊地
相互不理解、自己正当化、正常化バイアス等様々な理由にとって生み出される「嚙みあわない」関係性を軸に描かれるディスコミュニケーション短編集。 端正な筆致で描かれる時間をかけて醸成された重い情念が胸に突き刺さる。 これらには一種ホラー的な怖さがあったけど、何より怖いのがこれらの恐怖を生み出している愚かしさ・歪み・怒り等の感情が決して特別なものじゃなくて、僕らのような平凡な人間も当然のように持ち得る普通過ぎる感情であるということだよな、と。 第三者視点だから娯楽として読めてるけど、当事者になりえる可能性の恐怖。
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菊地
カリグラフィーに焦がれた主人公が異世界転移した主人公が文字魔法に目覚めて、という導入までは悪くないんだけど、それ以降の展開がイマイチ。 異世界で困難に直面した主人公が文字魔法を使って乗り換えるという展開だけならいいんだけど、文字魔法で解決するのが難しい問題にぶつかった時に「文字魔法を工夫してどうにかする」という展開にならずにその困難に対応した「〇〇魔法」みたいなのが雑に生えてきて解決する展開が繰り返されて正直ゲンナリする。 そういう短絡的な解決するのは工夫が足りない印象を受けますね。2巻読むかは、うーん。
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菊地
1巻以上にラブマシマシ。強烈な面白さがある訳でもないけど、居心地のいい展開が続くのがとても良かった。
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菊地
駆け足で物語に小粒な区切りをつけた感じ。 仮にこれで完結であるなら、あまり満足のいく終わり方ではなかったかな。 総合的には「レニにおまかせあれ!」という愛嬌ある主人公のキャラクター性とイラストデザインだけは好きで読み続けたシリーズでしたね。
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菊地
「有名画家の生涯」と言うと奇矯なエピソードや世間に認められない苦難・挫折、悲運の人生などがありがちなだけに、「生前に画家としての高い評価を得て、社会的な地位も名誉も得て、転落することなく輝かしい人生を生き抜いた」というベラスケスの人生は逆に目新しい新鮮味すら感じる。 「肖像画が有名な画家である」という事実だけでも、西洋絵画が物語画・宗教画がメインだった時代から肖像画・風俗画・静物画などが認められていくことになる「バロック時代」に移り変わっていく端境期を象徴する画家の一人なんだろうな、と感じさせます。
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菊地
武豊が何頭かの思い出深い馬について語る話。 騎手本人から語られる想いや考えなどには一定の面白さが無い訳じゃないけど、文字が大きめで、文章が良くも悪くも平易で、情報量としてはさほど多くないので良くも悪くもインスタント的。 まあ、本業じゃない人が書いた本として考えるとそう悪い本ではないけど、人に勧めたり・手元に置いていきたい本かと言うとそうでもない、という印象かな。
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菊地
最終巻。 魅力あるヒロインが多かっただけにハーレム肯定派の僕としてはこの落としどころはとても好きでしたし、主人公が「異世界転移」することになった経緯・目的について、最後の最後でちゃんと合理的な理由が説明されたことには感心しました。 シリーズ全体で見ると細かいところで気になるところは無くもなかったけど、最後の終わり方がとてもよく、終わり良ければ総て良し的な満足感がありましたね。 お疲れさまでした。次回作も期待しています。
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菊地
具体的な性交シーンを描かないラインでのエロチキンレース。
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菊地
んー、一つ一つの展開自体はそれなりに読めるんだけど、平気でそれまでの積み重ねをリセットするような展開を繰り返されるので、何だか読み終わった後の徒労感がある。 この手の「ループが上手くいって積み重ねることが出来てたけど残念!また最初っからやり直し!」ってやり口は1度くらいならパンチになるけど、何度も繰り返して「結局前に進めているかわからない」状況に留まってしまうのはあまり上手くないよね……
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菊地
んー、「竜がやってきて懐かれる」「高貴な身分の種族に仕えていた鬼族が使用人になる」みたいな某作品がチラつくような要素・展開が頻発してくる点には苦笑いしてしまうところはある。 まあ、そういう点を除けば珍獣キャラポジションの中二闇使いちゃんは面白いキャラクターしているし、テンポ感よく発展していく流れ自体は嫌いじゃない。 ラブコメ的な描き方がやや中途半端に感じるところはあるにせよ、好きか嫌いかで言えばそれなりに好きなだけに、偶然にせよ意図的にせよ某作品がチラつくような展開が減ることを祈ります。
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菊地
現代ダンジョン世界において、スキルによってスぺオペ世界と交易するという発想がまず面白い。 そういったカオスな世界設定に加えて、未来猫要素とか、悲惨な境遇のヤンデレヒロインとかの強めのキャラ要素も盛り盛り。 これだけ雑多な濃い要素を色々盛り込むとストーリーテリングで取っ散らかりそうなものだけど、この巻については何とか御しきってまとまっている気がするのでちょっと感心しましたね。 どこにフォーカスするのか、設定を放置しないかで今後の舵取りも難しいとは思いますが、今巻については満足です。次巻も買います。
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菊地
タイトル通り、競馬にまつわるお金・経済の話をトピックごとに簡潔にまとめられた一冊。 一つ一つの項目が読み易く書かれているけど、体系付けられた知識を身に付けるようなものではなく、個々の雑学を読んでいく感じ。 具体的な固有名詞が出てこない訳じゃないけど、特定の組織・人物・競走馬について深く語るような感じにはなっていないので、そういう点を過剰に期待すると少し物足りないかもしれない。 「経済・お金」というテーマについて広く浅く読みたいというに取っては読み易いし、それなりに良い本だとは思います。
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菊地
近年じりじりと増えているダンジョン配信ものだけど、こういうテンプレ感のある作品が書籍化し始めるとジャンルとして定着しつつあることを感じる。
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菊地
エロ同人とかでよく見る、男女比が極端に差が生まれて男が希少になった世界線に迷い込んだ主人公♂の話。 元世界の一般的な価値観・対応が傲慢な男が多いこの世界だと女性を惑わす凶器になるというアイディア自体はこの手の作品では珍しいものではないものの、そこに「重い女」を配置することで「無自覚に地雷を埋め続ける主人公が地雷原でダンスをしている」みたいな危なっかしいスリル感を生み出している。とても楽しい。 地雷女になりつつある女たちがどのようなムーブを見せるのか次巻が楽しみですね。
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菊地
西洋画から浮世絵に手を広げている最中で、もう一歩興味を広げようと日本の画家として名前を知っている画家である尾形光琳の入門書として手に取ってみた。 やはり水墨画や大和絵などの基本的な素養が足りていないので、技巧や魅力についてはすんなりと入ってこないところが多かった。不勉強。一方で尾形光琳が再評価されたのは後世になってからだった、みたいな話は興味深く読めました。 改めて「要勉強」ということを再確認できたことを収穫だと思うしかないですね。ゆくゆくはこういった作品群を楽しめるようになりたい。
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菊地
異世界に飛ばされて、辺境で村づくり・物づくりをしながらスローライフというタイプの作品。 んー、「神様から貰った万能アイテム」「凶悪な魔物が住んでいるので開拓できない森」「強度が強すぎて貴重な木材」「強力な魔獣が仲間になって村の開発に貢献してくれる」「エルフなどの村に住む協力者が増える」「転生させてくれた神様を敬っていて神像を作ったりする」みたいな様々な要素がアニメ化もした某作品を思い出させる。 短絡的に「パクリ」とまではいわないまでも、もう少しやりようがあったんじゃないかなぁ、とは思ってしまいますね。
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菊地
スキル至上主義の世界で、世間で評価されていないスキルを手に入れた転生主人公が、前世知識からそのスキルを上手く使って成り上がっていくタイプの話。 本来は怠けてしまう気質の主人公が何とか頑張ろうとする姿はそれなりによかった。
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菊地
良くも悪くも手堅い。
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菊地
一途でベタぼれな皇女が追加。個人的な好みにピンズドなキャラクターで満足度が高かったですね。やはりお嬢様・お姫様属性が好きすぎる。
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菊地
妹のような、子供のような、相棒のような、マイルドツンデレドラゴン・シロノちゃんのキャラクターがとても良かった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
年下クール系と計算高い小悪魔系がハーレムに追加。それぞれに魅力とエロさがあって無難に良い。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
導入やガワは婚約破棄もののメタ作品と言った感じだけど、読み味は「主婦の家事を軽く見る夫や息子に家事の大変さを体験させて反省させてスッキリ」的な家庭板まとめに近いかな。 コメディ的に描いていることと全てが良い形に納まっている点に救われているところはあるけど、「女は男の苦労を理解しているのに、男は女の苦労を理解していない」という図式になっており、「淑女(女)は大変」という部分が強調されているので、その非対称性が鼻につくところは無くもない。 まあ「女性の大変さ」が理解されないケースが多いのは分かるんですが。
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菊地
フィギュアスケートファンの僕もにっこりなリアリティラインで書かれた本格的なフィギュアスケート小説。 「現実のようにロシア選手が不参加にならなかったらこういう世界線がありえただろうな」と思わせる絶妙な解像度で描かれており、「優等生」じゃない選手への風当たりの強さ、アマチュア競技故の難しさと金銭的なハードル、国内リンク事情の厳しさ、等のフィギュアに興味ある人ならどこかで聞いたことのある話を上手く物語に落とし込まれている。更に群像的としてドラマを作り出す筆致も見事。 素晴らしいスポーツ小説でした。面白かった。
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菊地
戦争も終わってヒロインレースが最終盤。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
特殊な能力・事情につき周りから低く評価されてる実は優秀な主人公がエリートお嬢様部隊の指揮官になって、メンバーを救う際に受けた呪いのせいで何だかんだでメンバーのお嬢様達とエロいことする話。アダルトものでありがちで分かり易い展開。 今巻は正統派献身お嬢様とツンデレお嬢様がお相手だけど、個人的にお嬢様キャラ属性が大好きなので満足感があった。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
うーん、個人的に読みたいものからズレていっている印象はあるけど、下巻まで様子見。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
んー、懐いてくるキャラに対する邪険な態度をするまでならともかく、内心で切り捨てようとすら思っている辺り、個人的な好みからはズレてきてるんだよな……
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「眠り病」によって種付けや托卵が社会的に許容されてる、という設定はややもすると背徳感を損ないかねないとも思えるけど、今巻でも無責任に種付け・托卵していく流れはしっかりと背徳感のあるエロスを感じる。いいですね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
ハードSFガジェットの発明を配信する、みたいな物語。 配信の語り口は面白かったけど、SF要素についてはもう少し嚙み砕いて身近な題材に落とし込んでくれた方が好みではあったかなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
虐待ヒロインを救う話。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
獲物をしとめるハンターの遺伝子。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
義妹の悪役令嬢さん、表紙イラストはめっちゃ好きなんだけど、婚約者や父親への態度・スタンスが優柔不断気味でそこは少し好みと違ったかな。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「物語に一切関係ないタイプの強キャラに転生」してひっそりと生きることにした結果、「ゲーム世界のストーリー」から離れたところで本作のストーリーが展開される訳だけど、そのことが物語としての面白さに繋がっていない。 本質的に「目立とうとしないひっそりと生きる社畜生活」って物語としての面白みには欠けるし、何だかんだで「異能力」世界の話に巻き込まれるのであれば、ゲームストーリーに基づいたものであった方がストーリーラインの芯がハッキリしていて読み易いとは思う。 面白さに繋がらない構造になっているのが勿体ないですね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「地味で目立たずほどほどに手を抜く」のが信条なのはいいと思うんだけど、「能力を隠す」具体的な動機が弱い気がするし、有能設定の割には侯爵に弱みを握られるところとか隙が多い。 もうちょっと上昇志向というか、自分の能力を生かせる仕事は好き、みたいなわかりやすい構図だった方が好みだった気がする。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
1巻に未収録だったWeb掲載の話と1巻でダイジェストだったエピソードの掘り下げを書き下ろして何とかでっちあげたという感じの2巻。 単品としては評価しづらい部分が多かったけど、1巻の内容を補完するという意味では出てくれたこと自体は歓迎したい。 コミカライズがヒットしたから急遽刊行することにしたんだろう、と強く感じさせる内容でしたね。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
「1994ー2014」の署名通り、その時代の名馬について戦績・略歴・コラムを併記していくというよく見る構成。この構成だと各コラムの面白さが全てであり良いコラムニストに当たった名馬はラッキーだね、という印象。 発売日が2014年5月ということでジェンティルドンナやゴールドシップ等はキャリア途中での記載で、時代を遡っていく構成のため「キャリア途中の名馬が序盤に載っている」「最初に中途半端が来る」形になっているのは少し勿体ない。 ボリューム感はあるし、内容はそれなりだけど高過ぎる本の値段に見合うかは悩ましい。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
作中でロングヘアとして書かれている妹が表紙絵と口絵のイラストではショートボブになっている。幾ら本文イラストが無いレーベルとはいえイラスト指定が雑すぎる。
えすてい
2024/02/08 17:37

支離滅裂ですな。やはり編集方針・編集者がズボラなんですね。美少女文庫末期から呆れるほどの低レベルに成り下がって、編集者はあらゆる仕事が杜撰なんでしょうか。会社としては何も手を下さずに放置なんでしょうか。

菊地
2024/02/08 19:22

もう多少の誤字脱字などには言及することも減りましたが、さすがに「長く綺麗な黒髪は腰まで伸びていて」となっているキャラのイラストが表紙のようだと編集に失望してしまうところはありますね。 編集者の能力の問題なのか労力の問題なのかはわかりませんが、ちゃんとした校閲入れれば回避できる問題だと思うだけに脱力感はあります。

が「ナイス!」と言っています。
菊地
やり直し物としての手堅さはあるけど、賢者である弟自身には「前世」の記憶がないため手探り感があって、良くも悪くも展開は遅め。個人的にはもう少し展開が早い方が好きかなぁ。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
例によって全体的に雑なところは多いけど、変にラブ寄せすることなく、コメディとして勢いで押し切った点だけは評価したい。
が「ナイス!」と言っています。
菊地
タイトルに「M奴隷」とあるものの、ハードさや鬼畜さは強くなく、基本的には妄想好きギャルがMっ気に目覚めていく流れ。 作者さんが美少女文庫で書いている作家というだけに、美少女文庫的なマイルドな1対1エロといった感じに仕上がっている。 ただ一方でこのレーベルで出しているせいで、本文イラストがなく、ページ数も極端に少ないので単なる美少女文庫の劣化版になってしまってる印象にはなってしまってるかな。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/05(5688日経過)
記録初日
2008/10/01(5692日経過)
読んだ本
11946冊(1日平均2.10冊)
読んだページ
3443884ページ(1日平均605ページ)
感想・レビュー
11830件(投稿率99.0%)
本棚
252棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
http://snowillusion.hatenablog.com/
自己紹介

登録しているのはラノベ、ミステリ、一般文芸、ジュブナイルポルノ、雑学本など。
漫画は登録していません。

・Twitter
http://twitter.com/snowillusion

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