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2024年4月の読書メーターまとめ

bluets8
読んだ本
5
読んだページ
1742ページ
感想・レビュー
5
ナイス
100ナイス

2024年4月に読んだ本
5

2024年4月にナイスが最も多かった感想・レビュー

bluets8
今回の話の中心は天文学。「月を狩る熊」ってそういうことか。人ならざる者たちの中での話だったので、もっと神話的なものだと思い込んでいた。スケールの大きいロマンとワクワク感を強く感じる物語で面白かった。一方で、毎度驚きと関心を与えてくれる逆転の一手が魅力の、狼と香辛料シリーズにしては珍しくオチに説得力がない。大昔あった道を復旧させれば利益が出るのは分かるけど、どうやって元に戻すのかの方法論が一切論じられていない。相手はなんでこれで納得したんだろう。あと虎の威を借る狐状態の主人公は単純に格好悪い。
が「ナイス!」と言っています。

2024年4月の感想・レビュー一覧
5

bluets8
呪具を探索する逸脱者夫婦の物語はまた別の大陸へ。虚無大陸は無人島が舞台のAVG風。二人の能力あってこそだが、普通に楽しそう。檻中大陸は70~80年代アメリカ風。古ぼけた青いバンでバカ話しながら長閑な田舎町をドライブ…いいね。世界情勢と選んだ職の所為で平和とは程遠いけど。そして呪具の探索が順調だったばかりに、見えてきてしまった旅の終わり。オスカーでもこんなになるんだな、と。弱ったオスカーの姿に、愛の深さと逸脱者の生の過酷さが感じられて胸が締め付けられる。特に今回は二人でいる穏やかな時間が多かったので余計に。
が「ナイス!」と言っています。
bluets8
他人以上家族未満の一つ屋根の下ラブストーリー。……ラブ? メイン二人が亡き兄(婚約者)を理由に一生懸命自分に言い訳している様で、もどかしさや痛々しさは感じても甘酸っぱさは感じなかった。好きになってはいけない相手を好きになる物語って、ままならない自分の感情に振り回されるのが醍醐味だと思うのだけど、主人公に驚くほど感情の起伏がない。兄が亡くなったばかりで仕方がない面もあるかもしれないが。シチュエーションとキャラクターの性格が噛み合ってない印象。この先ちゃんと“ラブ”ストーリーになれば噛み合ってくるのかな。
が「ナイス!」と言っています。
bluets8
今回の話の中心は天文学。「月を狩る熊」ってそういうことか。人ならざる者たちの中での話だったので、もっと神話的なものだと思い込んでいた。スケールの大きいロマンとワクワク感を強く感じる物語で面白かった。一方で、毎度驚きと関心を与えてくれる逆転の一手が魅力の、狼と香辛料シリーズにしては珍しくオチに説得力がない。大昔あった道を復旧させれば利益が出るのは分かるけど、どうやって元に戻すのかの方法論が一切論じられていない。相手はなんでこれで納得したんだろう。あと虎の威を借る狐状態の主人公は単純に格好悪い。
が「ナイス!」と言っています。
bluets8
一巻から間が空いたのでもう出ないのかと。無事に出て良かった。この物語、読んでいると主人公がハイスペックダークエルフなことを頻繁に忘れる。中身が自己肯定感が薄い善良な小市民という実に日本人らしいメンタルの持ち主で、彼(彼女?)の悩みを丁寧に描いく作品なので。おかげで共感できる場面が多い。所謂なろう系は日頃の鬱憤を晴らす自己顕示欲の塊みたいな物語ばかりの中、外側のチートスペックを楽しい旅の煩わしい障害を取り除くためだけに贅沢に使って、純粋に旅と第二の人生を楽しんでいる感じがとても心地いい。
が「ナイス!」と言っています。
bluets8
ストーリーはザガンとマルコシアスによるフリーの魔王や魔王候補の引き入れ合戦と、現魔王が一堂に会する魔王会議開催のお知らせ。と、いったところだが、もう誰もそんなところ気にしてないよねw 誰も彼もがあっちこっちでイチャイチャの通常営業。魔王の勧誘合戦がラブコメ渦に堕ちるか殺されるかの二択って。ダメだこの世界。ゴメリ婆様に毒され過ぎたんた。バルバロスとシャスティルによる意趣返しでザガンとネフィの濃いイチャイチャが読めたのが嬉しい。仕掛け人二人もネフィのヤキモチを引き出した新顔魔王もGJ!
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/06(5774日経過)
記録初日
2008/09/01(5809日経過)
読んだ本
3564冊(1日平均0.61冊)
読んだページ
1094034ページ(1日平均188ページ)
感想・レビュー
3372件(投稿率94.6%)
本棚
0棚
性別
URL/ブログ
https://bluets8.hatenadiary.jp/
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