ネタバレ『バッタを倒しにアフリカへ』の前野ウルド浩太郎さんの新作。自分には恋愛や結婚についての願望がないので、共感する部分は薄かったが、それでも恋愛の数多の失敗から反省している姿は惹きつけられるものがある。子どもがほしいなどの願望があるなら結婚もした方がいいと思うけれど、できなくてもいいんじゃないかなーとも思う。前野さんが結婚したいなら、それはそれで尊重すべきことだが。

ネタバレプラトンを読んだことがないので、わからない部分もあったが、ストーリー中毒といっていい自分にとっても興味深い内容だった。ドナルド・トランプを名前ではなく「でかメガホン」と呼んでいるのが印象的。

ネタバレテーマは好きだし、シャビエルを連れ帰ったヤジロウを主役にするという面では非常におもしろかった。期待していたほどは濃い味ではなかったが、サッと読むにはちょうどいい熱量だった。ヤジロウについてどこまでが本当なのかは調べていないため分からないが、人を殺めて鹿児島から出るくだりは、よく考えられている。しかし自分としては、もっとヤジロウとシャビエルの心の交流・行き違いが見たかったなぁとも思う。

ネタバレ『バッタを倒しにアフリカへ』の前野ウルド浩太郎さんの新作。自分には恋愛や結婚についての願望がないので、共感する部分は薄かったが、それでも恋愛の数多の失敗から反省している姿は惹きつけられるものがある。子どもがほしいなどの願望があるなら結婚もした方がいいと思うけれど、できなくてもいいんじゃないかなーとも思う。前野さんが結婚したいなら、それはそれで尊重すべきことだが。

ネタバレなんとなく大モンゴルの歴史の人物や時代の雰囲気はつかめた気がする。本文やコラムで、「大航海時代」という言葉が日本人による造語であることが、たびたび主張されていたのがポイントかもしれない。

ネタバレ大学の探険部がコンゴでムベンベという謎の巨大生物を追った体験談。ムベンベよりマラリアの存在感が強くて、恐ろしい気持ちにもなる。マラリアは本当に恐ろしい。本の最後で、今後へ行った探検部のメンバーの近況が書かれているところは、実話をもとにした映画で実際の人物が今どうしているかという映像のエンディングをみているかのような感動があった。