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2024年10月の読書メーターまとめ

mayukipi
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感想・レビュー
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155ナイス

2024年10月に読んだ本
15

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

mayukipi
ネタバレシリーズ2作目。1作目、ヘクトルの興した「北方七州の乱」から約100年、レーエンデの自由のために戦うテッサの傍には、愛する彼女を守れる人でなりたいルーチェがいた。「あたしの良心、あたしを人の道に踏みとどませてくれる命綱」お互いを思い、お互いが心の拠所だった二人。アルトベリ城をみごとに攻略した時が一番読んでて幸せだった気がする。優しかったルーチェが「残虐王」と呼ばれるようになるとは…哀しい。彼の狂気、原因は兄にあり、時代にあり、テッサを失ったことにあり…。ルーチェも置いていかれず海に還れたと思いたい。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
15

mayukipi
高校2年の図書委員、堀川次郎。委員会の当番で同級生の松倉志門を知り、友人になり、おかしなことに関わる機会が増える。6つの短編は、私が予想した方には向かわず、え〜と思ったあと、そっかと納得して終わる。ヒロインかと思った浦上先輩の顛末には驚いた。普通そうなのに松倉が力説するくらい「いいやつ」の堀川、「嘘の根底にはなにか真っ当なものがあると信じている」とは、うまく言う。堀川のプール事件の正しさのあり方もなるほどだった。さて、最後、待っていた友が来たのかが気になるところ。続編も読まなきゃだな。
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ネタバレ「『幸せ』を少しでも早く伝えたくて、『好き』を少しでも時間をかけて伝えたい」『私に助けられて、ざまあみろ』「人を好きになった時の繊細さは、臆病な自分を誤魔化すためのただの言い訳ねん!」ところどころに、きらきらと心に残る言葉が。さっちゃんが小西に気持ちを伝えてしまったがために、えんえんと続けた言葉が、とても愛しかったです。まさかのその後の展開で…しんどかったなぁ。お父さんからの娘への手紙…湯葉の落ちも同じ…両肩を震わせながら聞いた新郎新婦の表情は?「今日の空が一番好き」と思う日々を過ごせるよう毎日を大切に。
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ネタバレシリーズ14冊目。置手紙探偵事務所ニューヨーク支局設立のニューヨーク編。忍法帖とあるように忍術がらみの事件が3本。「初めまして。探偵の掟上今日子です」のきめ台詞も英語なんだろうなぁ。「無害であっても有害だったら。無罪であっても有罪です」はなんか響いた。守さんは名前も出ませんが、厄介さんは今回も登場。キングとか!五つの州から死刑求刑って?!大丈夫?今日子さんのうっかりの多い今回でしたが、包帯うっかりは気づかないとか意外!おかげで置手紙探偵事務所デリー支局に異動はしばらくなさそう。キャステイズ警部補がんばれ。
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ネタバレシリーズ13冊目。24弾まであるなら折り返し?忘却探偵である今日子さんが忘却せず、探偵でもなくなってしまって…。2作続けて語り部は厄介さんは嬉しい。が、置手紙探偵事務所が破壊されたのに唯一の従業員の守さん出てこないし、今日子さんのそばにもいないし…まぁ、いいか。今回は今日子さんの過去が部分判明して、事務所の地下にシェルt-書庫があることも判明。影武者の白馬は記憶喪失になったけれど、「お前は今日から、掟上今日子。探偵として生きていく。」とかいたFBI捜査官はまだご健在。戦争の話がでてきて考えること多し。
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ネタバレシリーズ12冊目。『學藝員9010』が、ウェブ上に駐車場の爆破映像と同時にとある美術館の爆破予告を投稿。事件の容疑者で久々登場の隠館厄介。当然のごとく忘却探偵・掟上今日子を召還。爆破までの猶予は9時間。火薬探知犬と盲導犬を左右に司る爆弾処理班のエース扉井あざなも捜査を進め…。前作のダークな雰囲気まるでなし。この厄介さんが好き!そして今日子さんとのコンビ好き!まさかのあざなが犯人で。今日子さんと彼女の会話の軽快さ、好みだからちょっと残念。今日子さんの思惑通り?死亡者0で事件は解決。二匹の未来が光を呼んだな。
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mayukipi
ネタバレシリーズ11作目。6年ぶりに読んだら4冊も未読がたまってた…。今回もパートナーは親切。個人的には、冤罪体質の青年こと厄介が恋しい。最後の親切、厄介の対面は久々のご褒美場面でしたが、厄介、こんな怪しさ満載だったかな?イメージ違うのは、対、親切だから?今回、旅行中でも事件に遭遇しまくりの今日子さん。さくさくっと解決するので、さらっと読了。「お客様の中に、探偵はいらっしゃいませんか!」ってないだろ、と思いつつ今日子さんいたらあるかもと思ってしまう。厄介にまで情報が届いて、営業活動成功か?次回は五線譜。
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ネタバレシリーズ2冊目。はじめの女が、後の事件の鍵となる鵲妃。ここに冰月の師つながりの宵月が絡むとは。しかも宵月=烏漣娘娘の恐れる梟=烏の兄で幽宮の葬者部。烏漣娘娘は偶像ではなく、今なお存在し、新月の晩に烏漣娘娘は暴走し、宿主である寿雪に激しい苦痛をもたらしているとは。宵月の登場で一気に増える情報。梟が憎み咎人とまで言う香薔の禁忌が、寿雪の自由と関わることになるんでしょうか。孤独であれと言われた烏妃・寿雪の周りに彼女を慕い守るものが増え、彼女もそれを離しがたくなってきました。祈るのは寿雪の笑顔と幸せ。あ!高峻も。
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mayukipi
ネタバレシリーズ1冊目。後宮の奥「夜明宮」には夜伽をしない「烏妃」と呼ばれる妃がいる。不思議な術で呪殺から失せ物探しまで引き受ける烏妃。皇帝・高峻は、ある依頼のため烏妃・寿雪と出会い、この出会いで隠され続けた歴史を知ることになる。夏の王と冬の王、お互いに不可欠なのに、何て悲しい関係になってしまっていたのか。九九や紅翹と関わり、孤独だった心を緩めていく寿雪がとても可愛らしい。見張だろう星星はそんな彼女をどう見ているのか。強敵だと思った冰月が実は恋人を思い続ける愛情深い人とは。寿雪が素顔になれる日が来ると嬉しいなぁ。
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ex2冊目。スピンオフ好き。あの時とこう繋がるのかとかわかると再読したくなる。まず難波の彼女の愛美ちゃん、可愛いわ。本編にはあまり登場しないので嬉しい。二人、仲良しで、難波が絶好調だと深町にもいい影響ありそうね。遠山さんと猫たち、彼の好感度アップでしたね。深町の訪問の様子もよかった。難波、深町のつながり。難波がいてくれてよかったよなぁ。佐々倉、高槻の関係に負けず劣らず信頼が強くなってきました。難波はゼミ繋がりで高槻とも関係が深くなりそうだし…巻き込まれないよう、でも縁が切れないよう祈ってしまうな。
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ネタバレシリーズ3冊目。時代が戻ります。孝蔵、一子夫婦の続いきも見たい。でも、今のはじめ食堂も素敵で和みます。1冊目から、かなり成長した万里の活躍と葛藤?が見れます。言うべきことは言うで匙加減は難しいけど、褒めて伸ばすはやっぱり大事。万里のこの先が楽しみです。食中毒事件はヤキモキしましたが、無事乗り切れて一安心。「どんな深手を負っても、一矢報いることができれば、人間は回復する」なるほど。推しの多いはじめ食堂。新しい常連さんも増えました。家のように寛いで、家のようなご飯の食べれる食堂。なが〜く続いてほしいなぁ。
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ネタバレシリーズ2冊目。1冊目よりも時代がさかのぼり、はじめ食堂が洋食屋だった昭和初期の話。一子さんと二三さんに負けず劣らず、一子さんと孝蔵さんの相性のいいこと。年は6つも違うのに、孝蔵さんと話す一子さんの思慮深さにほれ込みます。言うことは言い、時が来るまで見守る。なかなかできない。『熱いときも、冷めたときも、ずっと二人で助け合って』きたんでしょう。見掛け倒しでない二人、ホントにお似合い。そして亮介!嫉妬や不公平を感じながらも曲がらず真っ直ぐ。行く末が気になったけれど目指すものを見つけられて寂しいけどよかったな。
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ネタバレシリーズ1冊目。こんな食堂があったら、常連になりたい!メインはもちろんだけど、小鉢のメニューの豊富さが素敵。スーパーでつい「しらたき」を手にしてしまった人、絶対いると思う。最後のレシピも嬉しい。一子さんと二三さんの嫁姑ペア、なんていい距離感。血が繋がっていても相性が悪いことはあるし、それはなかなか悲惨。この二人は、血縁はなくても相性がすこぶるいい。幸せだろうし、羨ましい。日常がさらさら流れておしつけがましくなくて、時々クスッとしながら穏やかに読み終えた。娘の恋をドンと構えて見守ってたのもよかったなぁ。
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ネタバレシリーズ4作目。違和感のあったルーチェの真意が判明。『夜明け前』と題された4巻は、法皇帝の異母兄妹であるレオナルドとルクレツィアの物語。シャイア城を離れ、やっと穏やかになったルクレツィアの暮らし。フィリシア逝去前のイザベラとの3人の会話が、微笑ましくて幸せで…。けれど、夜明け前はひたすら暗くて、辛くて。自分の幸せだけ願えばいいのに。地獄を始める覚悟なんて持たなくていいのに。ルクレツィアにただ幸せになって欲しいと思いながらの読了。ただひとつの願いをかなえることのできた彼女。せめて穏やかに海に還って…。
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mayukipi
ネタバレシリーズ3作目。市民の差別化?ルーチェだったルチアーノの政治は違和感ばかり。彼の心に残ったテッサの思いは?法皇帝となった彼の傍らに、彼を思う誰かはいてくれたんだろうか?約100年後、苦難の日々を送るレーエンデ人の中に、俳優アーロウと、双子の兄・天才脚本家リーアンがいた。特権階級の演出家からの戯曲執筆依頼。選んだ題材は、隠されたレーエンデの英雄テッサ。刹那の人生を駆け抜けた二人の英雄とはテッサとリーアン?レーエンデに自由を!。双子の2人が蒔いた革命の種。暗闇に灯った希望の光は次代にどう繋がるんだろう?
が「ナイス!」と言っています。
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ネタバレシリーズ2作目。1作目、ヘクトルの興した「北方七州の乱」から約100年、レーエンデの自由のために戦うテッサの傍には、愛する彼女を守れる人でなりたいルーチェがいた。「あたしの良心、あたしを人の道に踏みとどませてくれる命綱」お互いを思い、お互いが心の拠所だった二人。アルトベリ城をみごとに攻略した時が一番読んでて幸せだった気がする。優しかったルーチェが「残虐王」と呼ばれるようになるとは…哀しい。彼の狂気、原因は兄にあり、時代にあり、テッサを失ったことにあり…。ルーチェも置いていかれず海に還れたと思いたい。
が「ナイス!」と言っています。

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/09/03(3004日経過)
記録初日
2016/05/03(3127日経過)
読んだ本
985冊(1日平均0.31冊)
読んだページ
288064ページ(1日平均92ページ)
感想・レビュー
963件(投稿率97.8%)
本棚
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性別
血液型
A型
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