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2024年3月の読書メーターまとめ

KA
読んだ本
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感想・レビュー
6
ナイス
27ナイス

2024年3月に読んだ本
6

2024年3月のお気に入られ登録
1

  • サカナ

2024年3月にナイスが最も多かった感想・レビュー

KA
第一章のフレドリック・ジェイムソン「 "新しさ" の終焉とそれ以降の新しい文学」(細谷等訳)のみの感想であるが、もう本当にブリリアント。問いは本質的で、論旨はクリアで、構成はアクロバティックで、高い理論性ながらも文章はパンチラインの連続。やっぱジェイムソンがナンバーワンだよ。デヴィッド・フォスター・ウォレス『インフィニット・ジェスト』への言及が二箇所あり、全く一切作品論には使えないだろう言及だが、だからがゆえにめちゃくちゃ本質。こういうのを俺も書きたいよ
が「ナイス!」と言っています。

2024年3月の感想・レビュー一覧
6

KA
ベンヤミンのパサージュ論の訳者による更なる再編集がよい。いわく「私たちの世代の経験──資本主義が自然死することはないだろう」。そして「芸術の自律は労働を隠すことに由来している」
が「ナイス!」と言っています。
KA
第一章のみ。かの有名な「消滅する媒介者」論考。いかにこの概念が一部だけ切り取られていたかがわかった。ジェイムソンは決して『プロ倫』だけを取り扱っていたわけではなく、ウェーバーの著作全体を貫く一つの傾向としてそれを位置付け、かつ、精神分析をつかってウェーバーの親子関係とそれが彼に与えた人格形成にも「消滅する媒介者」を見出す。こうなるとちょっとあまりにもマジックワードだな、と思わざるをえないんだけど、果たしてこの概念って海外でも今まだ使われているのかしら? 日本の批評界だけ?
が「ナイス!」と言っています。
KA
堀真理子「〈帝国〉の時代を生きる―アントニオ・ネグリと「マルチチュード」の演劇」のみ読んだ。ネグリが戯曲を書いていたとは、それも三部作だとは知らなかった。勉強になりました。
が「ナイス!」と言っています。
KA
三浦玲一「グローバル・ポピュラー・ハリウッドとディザスター映画の流行」。何度目かの再読。『インデペンデンス・デイ』論。何度読んでも面白すぎる。いや、面白さは当時からわかっていたけど、歳を取ってこの上手さと凄さがわかってきた。何年経っても遠すぎる。近づける気がまったくしねえ
が「ナイス!」と言っています。
KA
デリダとネグリとジェイムソンのみ。ジェイムソン「マルクスの盗まれた手紙 "Marx's Purloined Letter "」 が実に鮮やかで、「俺は全然読めてなかったんだな...」と二重にため息が出る。ネグリについては今書いてるやつのなかで触れる予定。
が「ナイス!」と言っています。
KA
第一章のフレドリック・ジェイムソン「 "新しさ" の終焉とそれ以降の新しい文学」(細谷等訳)のみの感想であるが、もう本当にブリリアント。問いは本質的で、論旨はクリアで、構成はアクロバティックで、高い理論性ながらも文章はパンチラインの連続。やっぱジェイムソンがナンバーワンだよ。デヴィッド・フォスター・ウォレス『インフィニット・ジェスト』への言及が二箇所あり、全く一切作品論には使えないだろう言及だが、だからがゆえにめちゃくちゃ本質。こういうのを俺も書きたいよ
が「ナイス!」と言っています。

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読書データ

プロフィール

登録日
2016/09/14(2782日経過)
記録初日
2016/09/24(2772日経過)
読んだ本
580冊(1日平均0.21冊)
読んだページ
167236ページ(1日平均60ページ)
感想・レビュー
472件(投稿率81.4%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

2016年9月からの読書記録です。

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