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2024年5月の読書メーターまとめ

ときわ
読んだ本
11
読んだページ
3090ページ
感想・レビュー
11
ナイス
568ナイス

2024年5月に読んだ本
11

2024年5月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ときわ
面白かった。父親を殺されたばかりの中三の男子がこれほど平静に日常生活を送れるものだろうか、という疑問が頭の片隅で引っかかりながらも、話の面白さにぐんぐんページが進む。表紙の英語のラプラスを見て、おや?と思ったが、羽原円華は過去作にも登場していたのだな。超人間的知性。神業の連続。 自動運転の車が登場するなど、近未来だけど、中学生は汗をかいて自転車をこぐ。友情と青春も自分で掴み取らないといけない、自分で考えることが大事なんだ、そんな若い人へのメッセージも込められていたのかな。
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2024年5月にナイスが最も多かったつぶやき

ときわ

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2024年5月の感想・レビュー一覧
11

ときわ
この本は凪良さんの小説ではなかった。それでも図書館で借りたからには、と読んだら興味深いセンテンスに触れられた。『創作者の意図しないところで救われることがある』『それでも繋がりたいという思い』『その理性が一番吹っ飛んじゃうのが、恋愛感情だと思うんです』そして編集者さんの座談会が興味深かった。担当編集者のカラーが作品に出ると凪良さんはよくインタビューで答えられているとか。作家と編集者とはどんな関係なんだろうという疑問を持っていたのだが、何となく雰囲気が伝わってきた。世界を生み出す作家さんって、やっぱりすごい。
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ときわ
読んでる間中ずっとノアの方舟の話が頭の片隅に居座っていた。私ならどうする?と。祖父が地震予知をしてみんなを救った話を聞かされて育ち、人の役に立つ男になりたいと思う柳原飛馬。戦争中に教え子を死に追いやったと悔やむ無気力な母に育てられ、自身は信じた食生活で子育てをした望月不三子。二人は子ども食堂で出会う。何がただしくて何がまちがっているか、何を信じるか。神さまじゃない、人間だからその時自分で考えて決めていくしかない。私は人を救えるとは思っていないので、その点は考えないことにする。
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ときわ
面白かった。父親を殺されたばかりの中三の男子がこれほど平静に日常生活を送れるものだろうか、という疑問が頭の片隅で引っかかりながらも、話の面白さにぐんぐんページが進む。表紙の英語のラプラスを見て、おや?と思ったが、羽原円華は過去作にも登場していたのだな。超人間的知性。神業の連続。 自動運転の車が登場するなど、近未来だけど、中学生は汗をかいて自転車をこぐ。友情と青春も自分で掴み取らないといけない、自分で考えることが大事なんだ、そんな若い人へのメッセージも込められていたのかな。
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ときわ
ネタバレ《下巻は編集者スーザン・ライランドがアラン・コンウェイ作カササギ殺人事件の結末部分がない原稿を読んで謎解きを始めるシーンから始まる。そして現実ではアランが死亡して、こちらも事故?自殺?他殺?の謎解きが始まる。》ふぅー。緻密な構成と張り巡らされたトラップ、目眩し、ヒントに頭がクラクラする。ミステリの王道を行きながら、新しい感覚に、なるほどこれは話題になるな、と感心した。痛くて怖い思いをしたスーザンが新しい人生を生きている様子にほっこりしたのだけれど、思わせぶりな様子に気が抜けない終わり方。
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ときわ
読友さんの読まれた本で、度々目にして気になっていた本書。 んん?仕掛けがあるようだ。 アラン・コンウェイなる作家が書いたカササギ殺人事件が作中作になっている。 1955年のイギリス、 何人もが思わせぶりな行動をしていたとか、古典ミステリーの雰囲気を感じる。 そしてお決まりの名探偵の登場と謎解き。 上巻の最後で犯人が分かったらしいのだが…。下巻へ続く。
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ときわ
《「熊切敏心中事件」で生き残った女性へのインタビューに成功して書き上げられたルポタージユ「カミュの刺客」は掲載禁止となった。いったい、なぜ?しかし間違いなく真実が記されたルポだと確信した作者は出版に向け動くことにした》 現実と真実と虚構が混ざっているような一冊。「視覚の死角」という言葉も文中に出てくるが、確かに真実でありながら捉え方によって誤認識する表現もされている。本当のことは何だったのか。心の中はわからないまま。不思議な本だった。
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ときわ
元気もらえたー!最初に出てきた犬のペイペイがギャンギャン吠える、凶暴に走り回る、噛み付く、などとうてい許しがたいと思うのに、『私』はそれがいいという感覚が理解出来なかった。 しかし、夫の赴任先の中国に来て、コロナをものともせず名所を巡り、ショッピングに外食にと、自分がやりたいことを躊躇なくするキャラに惹かれだした。 精神勝利法を極めようとする『私』を応援したい気になっていた。 それにしても、ネットの『誹謗中傷をする人は正常でなく、明確な殺意がある』って、なるほどそうだったのか。
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ときわ
コロナ前の2016年から2019年に書かれた機内誌『翼の王国』掲載エッセイ。2024年現在コロナは無くなったわけじゃないけれど、人の流れも旅行も各種イベントなども復活してきた。まだまだマスクの人もいるし、マスク無しでの咳や大声にはギョッとする。もうコロナ前と同じにはならないという事実を受け入れて、これからを上手く生きていかないとね!コロナとは関係ないけれど、吉田さんは愛車に名前をつけておられたそうで、その名も「桃子」我が家(娘と私)も名前をつける派なので嬉しくなった。(うちのは、はなことえっちゃん←車)
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ときわ
目を惹くタイトルだ。好奇心を唆られる。著者はどうも物理的に夫のモノは入らなくて他の男性のモノなら入り、夫は他の女性になら入れられる、から余計悩みが深まったのだな。インターネット創成期、26歳、との記述から推察すると、結婚、出産などに関する当時の価値観にもプレッシャーを感じられたのだろう。 体調も崩されかなり大変でそれでも夫婦でいるところが夫婦の不思議だと思うけど、お二人からは互いが理解しあってこられたことが伝わってきて納得できた。そして状況や考え方も変わってきて、少し楽に過ごされてる様子なのは良かった。
mike
2024/05/09 18:17

これ図書館で借りるのに結構勇気がいりました。でも中身はかなり深刻な事情ですよね。その後、こだまさんのエッセイを数冊読みましたが、そちらもオススメですよ。

ときわ
2024/05/09 18:22

mikeさん、私など図書館のどこにあるか見つけられず、エイヤッと開き直って司書の方に探して貰いました💦お互い気まずい雰囲気に…笑。こだまさんのエッセイ、読んでみます!オススメありがとうございます😊

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ときわ
スルスル進んで半日で一気読み。花房観音さんが心不全でシニカケられた顚末を綴った日記。入院中の様子や感じ方には、ほぼ100パーセント共感した。私も手術入院した経験があるけれど、看護師さんが優しく体調などの様子を聞いて気にかけてくれるし、ご飯が毎食用意されていて普通に充分美味しいし、全館空調で快適!退院後の体力が落ちてる感じも、そうだったなぁと思い出して頷いた。後半は、死ぬこと生きることへの思いがガンガン迫ってきて、受け止めきれないまま読了。誰もが必ず死ぬのだけど、やっぱり自分が死ぬって考えたくないのかも。
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ときわ
西日本各県の戦国武将のエピソード集。今まで読んだことのある今村翔吾さんの本に登場した人物をより身近に感じられたのがとても良かった。秀吉がそこ此処に登場して、人たらしのエピソードがいくつも語られる。牛蒡の話には涙が滲んだ。 「毛利元就の三本の矢」から始まり、徳島県・蜂須賀家政、ラストは福岡県・立花宗茂にじんわりしみじみさせられ、充実した読後感。歴史上の人物に興味が深まった。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/03(2814日経過)
記録初日
2016/09/05(2842日経過)
読んだ本
854冊(1日平均0.30冊)
読んだページ
265201ページ(1日平均93ページ)
感想・レビュー
848件(投稿率99.3%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
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