今年のM-1見る前にM-1章まで読めてたんだけど、おかげでよりM-1楽しめすぎた。本人も「過剰」と言ってるぐらいなので確かに飛躍してるところもあると思うけど、ベースはずっと納得させられる。順番の妙がありすぎるのよな。そう思うと順番が偏りすぎた昨年と比べて、今年が神回と言われる所以にも納得。「次にこの人来たら盛り上がるだろうな」がその通りに組まれていった感じ。寄席の章では、東西南北芸人の属性分類が面白すぎた！ そして粗品との対談でも改めて思うけど、この人言語化力があまりに上手すぎるわ…

今年のM-1見る前にM-1章まで読めてたんだけど、おかげでよりM-1楽しめすぎた。本人も「過剰」と言ってるぐらいなので確かに飛躍してるところもあると思うけど、ベースはずっと納得させられる。順番の妙がありすぎるのよな。そう思うと順番が偏りすぎた昨年と比べて、今年が神回と言われる所以にも納得。「次にこの人来たら盛り上がるだろうな」がその通りに組まれていった感じ。寄席の章では、東西南北芸人の属性分類が面白すぎた！ そして粗品との対談でも改めて思うけど、この人言語化力があまりに上手すぎるわ…

ここ数年、年に50本はネタを書いているという凄まじい職人・石田さんの漫才に関する考察答え合わせ。 個人的にはノンスタの歴史についてが面白かった。イキリ漫才を捨てて、太ももを叩くネタが生まれた経緯。優勝翌年のM-1敗者復活からの決勝進出は、納得行ってないネタで進出したことに葛藤があったこと。井上事件直前、本気で解散を決めていたこと。事件直後、井上への見方が変わり（可愛くや可哀想に映るように）ネタの幅が広がったこと。 「今のNON STYLEが一番面白いと思う」ってめちゃくちゃ素敵やしめちゃくちゃかっこいい

大好きなM-1グランプリが出来るまでのドキュメント本。漫才ブーム低迷期、テレビで漫才を見れる機会なんててんでなく、漫才が劇場や営業先でのみ観られる団体やお年寄りのものになっていた時期。そこから「漫才プロジェクト」が動き出す。紳助さんの助言、放送局＆スポンサー探し、審査員のブッキングなどなど…全然順風満帆とは言えない中、ブレずに信じて理想の漫才グランプリを信じて遂行していった谷さん達。おかげで今なお毎年M-1に大熱狂させて頂いております。 初回から毎年リアルタイムで楽しんでいるM-1が、より大好きになる本！