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2025年11月の読書メーターまとめ

大阪のきんちゃん2
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感想・レビュー
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2025年11月に読んだ本
9

2025年11月のお気に入られ登録
4

  • satoromance
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  • 竹本明
  • haru

2025年11月にナイスが最も多かった感想・レビュー

大阪のきんちゃん2
半世紀前の小説がひょんなことからリバイバルヒット! 予約多数に躍り出たので読んでみました♪ なるほど面白い!流石です。 連作短編集、しかも少しづつ繋がっているということで、なんとなく青山美智子「赤と青とエスキース」や馳星周「少年と犬」なんかを思い出してしまいました。 無名の陶芸家が造り出した作品の数奇な運命。手に渡った人々のそれぞれの人生。 老いの悲哀や人間の業(ごう)の深さを思い知るとともに、思わず失笑したり、ホロリと涙したり、名作はいつ読んでも良いもんだとあらためて思いました。おススメです。
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2025年11月にナイスが最も多かったつぶやき

大阪のきんちゃん2

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2025年11月の感想・レビュー一覧
9

大阪のきんちゃん2
半世紀前の小説がひょんなことからリバイバルヒット! 予約多数に躍り出たので読んでみました♪ なるほど面白い!流石です。 連作短編集、しかも少しづつ繋がっているということで、なんとなく青山美智子「赤と青とエスキース」や馳星周「少年と犬」なんかを思い出してしまいました。 無名の陶芸家が造り出した作品の数奇な運命。手に渡った人々のそれぞれの人生。 老いの悲哀や人間の業(ごう)の深さを思い知るとともに、思わず失笑したり、ホロリと涙したり、名作はいつ読んでも良いもんだとあらためて思いました。おススメです。
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大阪のきんちゃん2
村田サン、やりますね~! 思考実験とは良く言ったもの…すぐ隣にある妄想ディストピアの世界。気持ち悪さにどっぷり浸かって溺れ死んでしまいそうですw 同作家の「生命式」、村上春樹の某小説、オーウェル「一九八四年」などを読んだ時と同じ感覚を抱きました。 話が飛びますが、これからは「愛玩」という言葉を見ると、ピョコルンを思い出しそうでいったいどうしてくれるムラタさんw!! 格差社会・ワークライフバランス・人間関係・差別・性・男女の関係など架空世界の中で見せつけられる様々な事象は、人によっては身につまされるかも…
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大阪のきんちゃん2
久々にヘビーな読み応えの作品を読みました。 国家による想像を絶する弾圧に見舞われた人々の記録。1980年の光州事件。隣国の出来事ながら深刻さをあまり実感しておらず、日本の60年安保闘争みたいなのが20年遅れで起こったのかな?くらいの認識しか持っていませんでした。 よく考えてみれば南北分断の国情など置かれた国内環境が全く異なる訳で、非武装の市民(女性や未成年者も含む)までも虐殺された事実は語り継がねばならないことなのでしょう。 ただ、他の韓国作品でもそうですがカタカナの人名表記が紛らわしくて難渋しましたw
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大阪のきんちゃん2
文学賞の候補作をいくつか読んで思ったこと。 最近(いや、以前からなのか?)「なんじゃこりゃ文学」が流行っているんですか?? 死体と2ヶ月同居してても平気な人の物語…で合ってるw? 表題からすると、文鳥に何か象徴的な意味があるのかも知れない… 誰が語っているのか時折分かり難い処がありましたありましたが、不思議とスジはちゃんと辿ることができました。 まぶたは閉じてても開いてても、どっちでもいいじゃないんでしょうか、身も蓋もありませんがw これまた余計ですが、文学賞の選考委員も色んなモノ読まされて大変だなあと。
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大阪のきんちゃん2
ウエェwwwまた訳の解らん小説読んでもうた… 文学賞候補作ということで手にしましたが、何かのメタファーに溢れたそれを想像するのもおぞましく、大体当方主人公の性別を最後まで取り違えていたようでもあるし、どこが光の足し算やねん!続人間宣言って何がやねん!と叫びたくなる読後感。 関係ありませんが途中が「薗」を「菌」、「ハグ」を「ハゲ」と頭の中で読んでしまい、ホンマにかないませんでしたw 唐突に、川上弘美「蛇を踏む」(のあとがき)で小説は『うそばなし』と言っていたのを思い出して、それで納得することにします、ハイ。
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大阪のきんちゃん2
第172回芥川賞受賞作。ゲーテの作品をまともに読んだことのない人間としては、膨大な知識量を以て言葉の遊びを成し遂げた傑作(私にとっては真贋も分からないw)?! 読み終えてみれば高学歴な(ゲーテ学者)一家の幸福な名言探しの旅…みたいな。 はじめは活字の字体も古めかしく感じ戦前の物語かと錯覚してましたが、済補(スマホ)御饒舌(おしゃべり)の表記にひっくり返りそうになりましたwww 「愛はすべてを混淆せず、渾然となす」これイイです!気に入りました。
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大阪のきんちゃん2
図書館のいわゆる「人権」コーナーにあった小本。 街歩きの参考になるかと読みましたが、他とは違う切り口で大変興味深い本でした。 昭和初期、関東大震災後の東京を凌ぐ「大大阪」と称される巨大都市が形成される一方で、被差別民や貧民層が都市の縁辺部に組み入れられていく様を道頓堀・千日前・釜ヶ崎・新世界など市内名所?を通じて古地図を参照しながら歴史の隠れた部分を解説していくもの。 普通のガイドフックでは決して語られない内容は、街歩きをしていても別の視点を持たせてくれるものでしたが、肝腎の古地図の掲載が無いのは意図的?
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大阪のきんちゃん2
予約しても中々回ってこないので、図書館で検索していたら雑誌(文藝春秋)のバックナンバーがヒット、本作のみ読みました。 舞台は名古屋→大阪。英会話学校のアメリカ人講師の心象風景。淡々と読めますが、生徒や講師との日常の交流を綴った日記を読んだ感覚になりました。 アポロ11号の搭乗記録が出てきて、ああ、月面着陸のシーンはテレビで観たなあと懐かしく、当時のアメリカのイメージで覚えているのはあとジャネット・リンの札幌オリンピックでの尻もち(3年位開いてるケド♪)ぐらいかなあ… 以上文学賞候補作の読み漁りでした。
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大阪のきんちゃん2
河合優実目当てで映画を観て読む気になりました。伊東蒼のセリフが凄かったのですが原作では7頁に及ぶ壮絶なものであらためて感動してしまいましたw! ただ結末が映画鑑賞後の理解と真逆だったので、ちゃんと観ていなかったことがショックでした… ※以下イイなと思った言葉 ・毎日「今日の空が一番好き」と思う ・背中が素敵な男になりなさい ・「ありがとう」と「どういたしまして」二つで一つの言葉 ・嫌いな人が困っている時「私に助けられて、ざまあみろ」と思う ・些細なことは些細やない ・一生消えない悲しみは、一生の励みになる
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2016/10/29(3333日経過)
記録初日
2016/10/20(3342日経過)
読んだ本
1314冊(1日平均0.39冊)
読んだページ
425787ページ(1日平均127ページ)
感想・レビュー
1096件(投稿率83.4%)
本棚
19棚
性別
現住所
大阪府
自己紹介

若い頃はあまり本を読みませんでした。
平成の半ば、単身赴任を機に、図書館通いを始める。
はじめは好きな時代小説から・・・それから範囲を拡げ、本屋大賞ほか名だたる受賞作、候補作など話題の本を中心に読んでます。
登録の動機:ある本を読み始めて終盤近くになるまで、一度読んだ小説だったことに気がつかなかったことに衝撃!?を受ける。
そんな時、読書メーターを知り備忘録としてせっせと登録を始めました。

※登録1000冊到達記念
2016年初登録から7年、2023年9月にやっと1000冊に。
月に10冊前後、年120~150冊程度、ペースとしてはまあこんなものかなあと・・・
読んだ本を登録した後、皆さんのコメントを読むのも楽しみで、同感するもの・全く違う感想も含めて自分の記憶を更に強固にするために大いに参考にさせていただいています。
そうしていたらいつの間にかお気に入られが200人突破!に驚き((((゜д゜;))))
当方からはきちんとフォローできる自信が全くないので何もせず本当に申し訳ありませんw
これからも人気本話題本を中心にせっせと読んでいこうと思います。
よろしくお願いします。(20230916)

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