「お探し物は図書室まで」然り「赤と青とエスキース」然り、青山先生の連作短編集は絶対である事を確信。

「ミシンと金魚」で永井みみさんの作風を再度検証したし。

東野圭吾・内田康夫作品に並び安心感を持って読了できる中山七里作品。同作品も御多分に漏れないものの、ややパンチ力に欠けるか、、、。

大きなうねりや起伏がある作品ではない。でも安定のストーリー展開に、読了後じんわりと胸に迫る主人公達のそれぞれの人生。今や世界的作家となった川上先生の物書きとしての技量のなせる技か。

いかにも昭和的なショート・ショート集。博識高い著者だけに、非常に深みのあるアイロリーと畏怖に溢れた作品群で読み応えあり。

夏目漱石前期三部作の1冊。宗助夫婦の生活に根ざした何でもない会話のキャッチボールが秀逸。

「お探し物は図書室まで」然り「赤と青とエスキース」然り、青山先生の連作短編集は絶対である事を確信。

年間100冊以上も読む本から、まなちゃんのオススメ作品を100冊程度紹介する。紹介された作品もさることながら、ただでさえ人格的に優れたまなちゃんがなお一層拍素敵であると痛感させられる1冊。

ジェンダーイシューをベースに爆弾魔の謎を解き明かす警察小説。個人的にオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件を現地で体感しており、その際「ユナボマー」に関してキャンパス内で喧々諤々話しあった事を思い出す。「北緯43度のコールドケース」も是非読んでみたく。